学校ブログ

高3学年通信(66期生)

忘れても大丈夫

2020/12/01

今日から12月、いよいよ2020年も残り一月ですね。考査も終盤、今日の科目は公民・代数でした。覚えることの多い科目と、理解・練習の多い科目が重なり、これまた大変な1日だったようです。流石に、疲れた顔をしていました。残す科目は明日の国乙のみ。最後まで頑張ってください。

その明日ですが、試験科目は1つだけですが、2限目には学年集会があります。進路について大事な話がありますので、よく聞いてくださいね。そして、各クラスでのグループ写真の撮影もあります。晴れるといいですね。

さて、廊下を歩いていると、書道教室の前に66期生の作品を見つけました。なかなか風流な飾られ方です。

書道教室にある本の中から、季節に合わせて字を選んだそうです。かっこいい字ですね。李益という中国の詩人の作品の中に出てくる表現を思い起こさせます。「月の光が霜のように冷たく輝いている」とは何とも風流で、かつ存分に季節を感じる表現ですね。寂しささえ感じられます。霜月は終わってしまいましたが、月の光が霜のように輝くのは、まさにこれからの時期かもしれません。夜、月の光を眺めてみてはいかがでしょうか。

では、風流に浸ったところで、本日の日めくりカレンダーです。

前の記事には、書くことで忘れないように、という内容を書きましたが、これは真逆ですね。しかし、それもまた真理でしょう。メモがあれば忘れてしまっても大丈夫。忘れてもいいようにメモをとる。備えあれば憂いなしということです。ただ、それが大丈夫であるためには、メモを見るとかメモをとるという習慣があるということが条件になります。そして、「これが大事だ」と思って書き留める気持ちも。メモをとるだけとって、見直さなければ意味がありません。さて、授業は、どうですか?ノートや教科書にメモをとって、きちんと見直せているでしょうか。何かを吸収しようと思って授業に臨めているでしょうか。「忘れても大丈夫」な状態にできるように、今一度意識してください。

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