高3学年通信(66期生)
皺を敬う
2021/04/08
いよいよ、新しい学年がスタートしました。66期の皆さん、改めて、ご入学おめでとうございます。これから始まる高校生活をどのように捉えているでしょうか。皆さんの日々の活躍を期待しています。
まず、昨日は入学式が行われました。
無事全員が出席し、滞りなく式が終了しました。入学生代表の言葉もしっかり読み上げてくれ、これからの日々への期待と決意を感じられました。頑張ってほしいと思います。
そして一夜明け、今日は始業式です。
今回も、ZOOMを用いて式が行われました。いろいろとお話がありましたが、校長先生からの「気持ちを大事にしよう」というお話が印象的でしたね。自分の気持ちも、相手の気持ちも大切にする一年にしてほしいと思います。
式の後は、教科書配布がありました。
毎年のことですが、なかなかの量ですね。新しい教科書には、一度目を通しておいてください。
今日の最後は、校内探検です。
一貫コースの皆さんが班に分かれ文理コースの皆さんを迎えに行き、学校の教室や施設を案内してくれました。文理コースの皆さんにとっては、まだまだ学校は迷路みたいなものでしょう。最初は苦労するかもしれませんが、いろいろ歩き回って、覚えてください。一貫コースの皆さん、手助けしてあげてくださいね!
さて、明日はスタディーサポートが行われます。これはいわゆる模試で、高校一発目の試験ということになります。休み明けで、感覚は鈍ってるかもしれませんが、健闘を期待します。頑張ってください。午後にも活動がありますので、明日は昼食が必要です。お忘れなく。提出になっている書類もたくさんあります。気をつけてください。
さあでは、これ以降どうなるかはわかりませんが、差し当たって今年度も参ります。まずは、昨日の日めくりカレンダーから。
思っていることを心の中で抱えているだけでは、理解はしていても認識していません。つまり、覚えているようで、都合の良い時は頭に浮かびますが、平生は忘れてしまっています。言葉を発したり文字に起こしたり、「形」として表すと、その言葉は途端に強い力を持ちます。ペンによって起こされた文字は、時に剣よりも強いこともあります。何か心に思っているなら、目標としたいことや気をつけたいことがあるなら、誰かにその思いを話したり、書き起こしてみてください。きっと、それまで以上に強く、意識に刻まれるはずです。
そしてもう一つ、本日の日めくりカレンダーです。
手や顔に皺がたくさん寄っている人を想像してみてください。その人は若い人ですか?それとも年老いた人ですか?場合によっては年若い人かもしれませんが、基本的に年老いた人でしょう。その皺は、人生の経験値です。良いことも苦しいこともたくさん経験してきた証です。「年よりは敬え」なんて言いますが、その敬意の一部は、それまで積み重ねられた経験に対してなのかもしれませんね。決しておごらず、静かに、その皺に対して敬意を表してもらえる存在になってほしいものです。
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