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高3学年通信(66期生)
1分の1の存在
2021/06/07
6月2週目のスタートです。天気も悪くなく、気温も上がりましたね。一気に夏を感じる暑さになりました。
そんな中、体育の授業が行われましたが、皆さん大丈夫だったでしょうか。
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女子は体育館にいました。マットのグループとラジオ体操のテストのグループがあったようです。マット組は主に前転を練習していました。今日は開脚前転も行っていました。テスト組は、少し緊張した面持ちでしたが、各グループ合格をもらっていました。日ざしもなく比較的マシな暑さでしたが、それでも暑いですよね。はて、男子はどこにいるのでしょう…。
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晴天の下、ハードルの練習をしていました。上手に飛んでいる人もいましたが、やはり引っかかってしまう人もいましたね。「ハードルを飛ぶ」と意識していても、走っているとその障害物感というのはなかなかの壁になるようで、直前になると失速してしまったり、リズムが合わなかったりするようでした。上手く飛べるようになるといいですね。
さて、今週は土曜日がお休みですので少し短い一週間です。その分密度を濃く頑張りましょう。中間考査の点数結果をお渡ししています。間違いがないかよく確認してください。これで、一つ目の考査もひと段落。次の考査に向けて気持ちを切り替えてくださいね。
では、今週もスタートです。まずは昨日の日めくりカレンダーから。
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家に一人でいるときに、「ただいま」と聞こえる暖かさと安心といったらないですね。「無事に帰ってきましたよ」という意味と同時に、「帰ってきたからあなたはもう一人じゃないよ」という意味でもあります。何気なく、当たり前のように言っている一言が、大きな安心を与えてくれます。家族や深いつながりのある人だからこそ伝え合える言葉です。同じように、「必ず帰ってくるから待っててね」という「行ってきます」と、「元気にやってらっしゃい。そして、無事に帰ってきてね」という「行ってらっしゃい」も、大切にしてください。
そしてもう一枚。本日の日めくりカレンダーです。
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私たち教員は、基本的に集団を相手にしています。クラスでも学年でもクラブでも、そこにあるのは集団です。しかし、集団というのは個によって成り立っています。「一は全、全は一」とか、"All for one, one for all"なんて言われますが、その関係性は皆さんもよく分かっているでしょう。つまり、「私たちは集団を相手にしている」という言い方の中には、「個人を相手にしている」という意味が含まれているわけです。とある先生が言っていました。「クラスとか学年とかクラブという集団の枠を捉えて整えることは必要だけれど、それはあくまで形を整えるということであって、実際向き合っているのは一人の生徒。その集団が40人なら、一対一×40をするってことなんだよね。」と。皆さんからすれば、自分は集団の中の一人、40人のうちの一人か、290人のうちの一人、つまり40分の1か290分の1です。先生たちからすればその逆。1×40で40人、1×290で290人です。いつだって皆さんは1分の1の存在。かけがえのない個としての存在です。先生たちは、”みんな”を見ています。
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