高3学年通信(66期生)
自分と誰かの世話
2021/09/09
通常授業に戻って4日目、先週とのギャップで少し疲れが出てきている頃でしょうか。授業に集中できていますか?
芸術の授業を覗いてみました。実技なだけあって、集中していますね。音楽では、三味線を引いていました。そうそうたくさん触れる楽器でもないし、難しそうに苦戦していました。美術の授業では、デッサンをしているようです。今は鉛筆で輪郭を描いていました。
こちらは書道の授業。お手本を参考に筆を動かしていました。しーんと静まり返っていて、心が静かになっているのがわかりました。ふと後ろを見てみると、高1の作品が並んでいました。夏の課題でしょうか、団扇に夏を思わせる言葉が書かれていました。風流でいいですね。来年の夏は、この団扇で涼を取りましょう。
さて、今週も終盤です。久しぶりの一週間フル授業で疲れてきているでしょう。何とか、最後まで頑張ってください。今週末は模試会場にあたっているので、整理整頓もよろしくお願いします。では、本日の日めくりカレンダーです。
誰かの世話をしたことはありますか?兄弟姉妹なら、下の子の面倒を見たりとか、先輩なら、後輩の指導をしたりとか、多少なりとも経験はあるでしょう。そんな時、どんなことを感じたでしょうか。楽しいと感じたでしょうか、それとも大変だと感じたでしょうか。そしてその時、自分のことはできていましたか?誰かの世話をするとき、その人のことだけを考えていればよいのではありません。自分のことに加えて人のことを気に掛けなければならないのです。あなたがしっかりしていなければ、誰かの世話などできないわけですからね。逆に言うと、誰かの世話をするというのは、より多くのことを処理する良い練習にもなるということです。いずれ大人になったとき、その力がきっと問われるでしょう。自分のことに一生懸命になることはもちろん大切ですが、できればそこに、誰かの世話をする余裕を持てるようになるといいですね。
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