高3学年通信(66期生)
時は厳しく優しい
2021/10/21
日に日に寒くなっている気がします。一気に季節が進んだせいか、体調に響いている人もいるみたいです。来週には校外学習もあります。感染症対策含め、しっかりケアしてくださいね。
さて、考査の空気も少し落ち着き、平常授業のリズムに戻ってきました。主要教科にもしっかり取り組んでくれていますが、副教科にも熱心に取り組んでくれています。
こちらは音楽の授業。向かいの人とは随分離れた形で、声を出していました。A Whole New Worldの練習をしているようです。まだまだ未完成なのでしょうが、声が重なると美しいですね。ぜひ、美しいハーモニーを聞かせてほしいものです。
こちらは書道の授業です。今日もお手本を側に置き、静かに筆を動かしています。いつ見ても思いますが、やはり書を書く時というのは、空気も心も静かですね。この静謐な集中の中で、心を研ぎ澄ましてください。
そしてこちらは美術の授業。今は油絵を描いているようです。こちらもいつ見ても思いますが、皆さん本当に上手ですね。出来上がった絵は、どこかに飾りたいくらい。完成が楽しみです。
さて、今週も終盤です。昨日話し合いをしたところですが、校外学習の行動予定表は土曜日が締め切り。しかし、土曜日に話し合っている時間はあまりないでしょうから、実質明日がゆっくり時間の取れる日となります。慌ただしくて申し訳ないですが、話し合いを進めておいてくださいね。
では、本日の日めくりカレンダーです。
どんなことがあっても、時は流れていきます。楽しいことがあっても、その楽しさに終わりを告げるし、悲しいことがあっても、その傷を少しずつ薄め癒やしていきます。そういう意味では、時とは一方で残酷であり、一方で優しくもあります。私たちはそんな時の流れの中で生きている。その厳しさにも優しさにも、逆らうことはできません。だから、文句を言っても仕方が無く、流れに身をゆだねるしかないのです。大事なのは、その流れに逆らうことではなく、従いながらその中でどれだけのことができるか、です。どれだけ楽しくても終わりは来る、だからその間は精一杯楽しみましょう。どんなにつらくともいずれは傷は癒えてゆく、だから悲しむときは思いっきり悲しめばいいし、悲しみを紛らわそうと無理なことをする必要もない。時が与えてくれるものを、甘んじて受け入れて生きていくしかないのですね。
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