学校ブログ

高3学年通信(66期生)

見方を変えれば

2022/06/08

修学旅行2日目、今日も朝早くの起床でしたが、きちんと起きて朝食会場に集まってくれました。

体調記録表を提出して朝食をとります。朝からしっかり食べられたようです。その後荷物を積み込み、午前の体験に移動しました。午前は一貫・文理の入れ替わりで、有珠山と洞爺湖に向かいました。


文理コースの人たちは洞爺湖ビジターセンターの学習からスタートです。遺構として残されたものの説明を聞き、センターの中で火山についての映像を見ました。

その後少し移動し、クラス写真を撮りました。撮影後はロープウェイに乗り込みます。

結構な高さのゴンドラで、揺れるたびに「おぉー」とか「きゃー」という声が上がっていました。

山頂では有珠山や洞爺湖を背景に写真を撮っていました。本当に綺麗な景色ですね。圧巻です。この入れ替わりで、一貫コースが動いていました。

こちらも楽しんでくれていたようです。なかなかこんなに高いところに登る機会もそうないので、良い経験になりましたね。その後は昼食会場に移動しました。

今日の昼食は石狩鍋でした。みんな口を揃えて「美味しい!」と言ってくれていました。郷土料理を食べられるというのも、旅行の醍醐味ですよね。この味も、旅の思い出として持って帰ってほしいものです。

そして午後からは、選択コース別にバスに乗り込み、体験学習に向かいました。SDGsをテーマに、ニセコ町に向かいます。

こちらのグループは資源ごみのリサイクルについて学んでいるようです。一口にリサイクルと言っても、実際どのように行われているのかを見ることはあまりありませんよね。こんなふうに行われているのか、と知ってもらえる良い機会になったのではないでしょうか。

牧場体験のグループです。酪農家さんにお邪魔し、牛の餌やりや乳搾りの体験をさせていただきました。いろんなお話も聞かせていただき、意外なこともたくさん知られました。

これは農業体験のグループです。説明を聞き、自分たちで種を蒔き、農具を使って雑草の処理や苗床の整理を行いました。こういう作業も、普段ならなかなかやらないことですよね。良い汗をかけたのではないでしょうか。

こちらは人気だったダチョウ牧場のコースです。ダチョウについての説明を聞き、いざダチョウとご対面。目の前にすると、結構大きくて迫力がありますね。ちょっと怖気付いてしまいます…。各々餌やりの体験をさせてもらいました。手から餌をとる勢いがすごくて、これまたちょっと怖かったですね。

こちらは倉庫・道の駅グループ。農業の歴史をもとに、直売所に入って農作物の流通のお話などを聞きました。道の駅に行けば買い物のことばかり考えてしまいますが、その仕組みや事情を知ると、ちょっと見方が変わったりしますね。

森林学習のグループです。森林の役割とは何かということを学び、エッセンシャルオイルの蒸溜過程についても学びました。木々に囲まれたなかで森について学ぶと、何だか本当に森の中に生きているような感覚になりますね。少し神秘的な感覚になれたのではないでしょうか。

そして最後は温泉のグループ。ニセコに湧き出る温泉の歴史やその利用について学びました。どんな温泉だって浸かれば気持ちの良いものですが、いろいろと知識があったりすると、より楽しめるものですね。それぞれ、体験は楽しみながら、いろんなことを学んでくれたようです。その後はホテルに戻り夕食となりました。

今日は昨日と違い、分散しての食事となりました。感染対策上、仕方ありませんね。その後各部屋に散ってもらい就寝となりました。2日目も、大きな問題なく終えられて何よりです。明日は最も大きなアクティビティがあります。しっかり体を休めておいてほしいと思います。それでは、2日目もお疲れ様でした。本日の日めくりカレンダーはこちら。

皆さんは晴れの日が好きですか?それとも雨の日が好きでしょうか。お出かけをするならやっぱり晴れている方がいいし、体調が優れなかったりするから雨は嫌いだという人は多いかもしれませんね。

しかし、雨が降らなければ見えないものや困ってしまうものもあります。雨が降らねば、葉の上に光る雫は見られないし、植物は枯れてしまうし、虹だって見られません。地が固まることもありません。私たち人間の都合の中に雨は歓迎されないこともあるでしょうが、自然や私たちの風流というものには、雨はとても重要な役割を担っています。

ある見方や都合からすると不都合なことでも、別の立場からは不可欠なことはあるものです。今あなたが快く感じていない何かがあるとして、もしかしたら別の立場の人にはそれが必要なことなのかもしれません。何事も、見方を変えるだけで全く違った面が出てくるものなのです。

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