学校ブログ

高3学年通信(66期生)

言葉ころころ

2022/06/28

今日も1日暑かったですね。体育の授業もあって、皆さん汗だくでした。体力的にもかなり厳しいようです。無理はしないように、しかし、力を振り絞って授業に臨んでください。

さて、考査に向けての授業や準備がもちろん大事なのですが、同時進行でやってもらわなければならないことがあります。文化祭です。各クラス何となくの方向性は決まってきているようですが、具体的な脚本や練習など、まだまだ詰めていかなければいけないことがたくさんあります。期末考査が終わってしまうと、クラスとして集まる日も限られてきますので、できれば早めに動き出しておきたいところです。忙しいことも百も千も承知ですが、みんなで協力してお願いします。では、本日の日めくりカレンダーはこちら。

一度発した言葉は捕まえることはできません。発言であれ文面であれ、誰かに伝わったものを完全に消し去ることはできません。メールやSNSで、言葉を良く吟味しましょうと世間でさけばれて久しいですが、これが一つの要因であることは間違いありません。

そして厄介なのは、私たちの言葉というものは、案外心のまま発せられているとは限らないということです。心の中で抱いていた感覚をいざ口にしてみると、どうも違うなあ、と感じたことはないでしょうか。あるいは、はっきりとした言葉として表現できず、もどかしい思いをしたことはないでしょうか。その状態で相手に伝わった言葉は、もはやあなたの意図した通りに伝わったとは言えません。そしてその言葉は、もう消し去ることはできないのです。

そう言うと、何だか言葉を発することが怖くなってきますが、それでは物事が進みません。ならば、大切なのはせいぜい言葉を磨くこと。たくさん言葉を知り、言葉選びの感覚を磨くことで、せめて自分の意に近い言葉を発し、言葉が転がっていっても大丈夫なレベルにしたいものですね。


〜今日の配布物〜

・私立高校奨学のための給付金について(大阪府)

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