高3学年通信(66期生)
剣より花束を
2022/07/06
考査3日目、当初は天候も危ぶまれましたが、無事試験ができて良かったですね。7月6日、今日はサラダ記念日でしたが、皆さんにとっては、無事に試験が受けられた試験記念日になりましたね。今日の科目は現代文・地理Aでした。
双方それなりに書く分量もあり、よくペンが動いていました。考査も折り返し、少し疲れもみえてきました。残り2日、頑張りましょう。明日の科目は、文系は英語W・日本史/世界史、理系は英語W・物理/生物です。そして、本日の日めくりカレンダーはこちら。
ペンは剣よりも強しなんて言葉もあります。暴力で人を抑え込み、恐怖によって支配しても心はついてきません。言葉によって心を動かし、人々に行動を起こさせる方が大きな力になります。言葉には、人々に訴えかける大いなる力があります。
しかし知っての通り、言葉自体も諸刃の剣でもあります。優しく温かい言葉を投げかければ、その言葉は花束になるでしょうが、厳しく冷たい言葉を浴びせれば、その言葉は心を突き刺す鋭利なナイフにもなります。人間には感情という厄介なものが備わっていることもあり、言葉を完全にコントロールすることは難しいものですが、なるべく相手に言葉を伝えるときは、冷たい剣で相手の心に突き刺すのではなく、温かく愛をこめて花束を渡すようにしたいものですね。
計らずも、いや、計ってか、カレンダーの言葉のリズムが五・七・五です。サラダ記念日にちなんで、下の句を継いで短歌にするなら、あなたならどうするでしょうか。
一言で だれかの心に 花が咲く
あなたもきっと 花咲かじいさん
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