高3学年通信(66期生)
食という感謝
2023/01/20
マーク模試2日目です。今日の試験は午前中だけでしたが、最後まで集中して取り組めたでしょうか。
最後の2科目が数学だったこともあってか、時間いっぱいまで必死にペンを動かしていましたね。結果が気になるところですが、まだ自己採点はできません。今は次の試験に向けて、自分のできなかったところを見直しておいてください。
さて、気づけば今週も明日で終わりです。明日の放課後には、希望者対象の英語検定が行われます。試験続きで本当に大変ですが、該当者は頑張ってくださいね。
お腹が空くとご飯を食べたくなります。生物である我々にとって、食べるという行為は必須の行動です。生きるためのエネルギーを得るためには、何らかの形で食をとらねばなりません。しかし果たして、食事とはそういうものでしょうか。
皆さんは、食というものをどのように捉えていますか?自分の命をつなぐためのものか、それとも誰かと時間を共にするためのものか、はたまた、自分が満足感を得るためのものか。人によって答えは違うでしょう。食事というものに別段興味のない人は、必要な量と要素が摂取できればそれで良いし、食事が何よりも楽しみなのだという人からすれば、味が良いかどうかは最重要問題です。逆に、食を提供する側からすればどうでしょうか。調理をする人から食材そのものを生産する人も含めて、これを食べてもらった人に幸せになってもらいたい、お腹いっぱいになってもらいたい、いろんな思いで食を提供してくれているでしょう。あくまで一つの考え方に過ぎませんが、食事をするということは、誰かとつながるということなのです。作ってくれた人の思いを受け取り、感謝する。「いただきます」と私たちが手を合わせているのは、目の前の食事そのものと、その向こう側にいる数えきれない人たちに対してなのです。
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