高3学年通信(66期生)
食という共有空間
2023/04/28
連休前、今日もしっかり授業が行われています。
理系科目の授業を覗いてみましたが、やはり演習が中心になっているようですね。内容の理解も当然大切ですが、その倍くらい演習が大切ですね。授業はもちろんですが、自分の勉強の時間でもたくさん演習量を確保してください。
さて、明日はお休みになっているので、2連休となります。明けて登校する時にはもう5月です。早いですね。慌ただしく過ぎた高3最初の一ヶ月でしたが、もうペースには慣れましたか?来月はとても忙しいですよ。頑張りましょう。
時代によって社会の状況は変わります。それに伴って家族の形態も変わっていきます。忙しく働きまわる現代人の中には、なかなか家族でゆっくり食事をとることができない人もいれば、満足に食事をする時間すらなくて、簡単なもので済ませてしまったり、そもそも食事を摂らないことすらあるかもしれません。
物を食べるという行為は、私たち人間が生きていくためには不可欠な行為です。では、食事とは単に、命をつなぐためだけの行為なのでしょうか。動物学的にはそうかもしれません。しかし、そこにしか意味がないとすれば、私たちはどんな場面でもただ機械的に栄養を摂取しているだけで、本当に味気ない行為を繰り返しているだけになってしまいます。人と人が時を共有する営みの一つとして、食事は大きな役割を担っているのではないでしょうか。誰かと一緒に食事をする。そこに会話が生まれる。そうして心を共有するところに、私たちの繋がりというものは生まれるのではないでしょうか。どうか少しでも、食事という味と心と時の共有空間を大切にしてほしいものです。
~今日の配布物~
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