高3学年通信(66期生)
思いで後押し
2023/11/04
先月から、交流スペースに66期の姿がよく見えます。推薦入試の出願や小論文・面接の打ち合わせなどが大詰めを迎えています。
来週の初め辺りには推薦入試の出願締切が多く、その後どんどん試験が始まっていきます。通常の試験とは違ってこれはこれで緊張もあるでしょうが、頑張ってもらいたいところです。
さて、11月最初の週が終わりました。今月末からの期末考査が終わると、高3は一気に受験実践に入ります。なので、講習こそありますが、クラスで授業を受けるのは今月が最後となります。限られた機会。一つ一つに集中して取り組んでください。
こんなにしてあげているのに、どうして出来ないの?とか、何回も言ってるのに何でわからないんだ、とか、内容はどうであれそんなことを思ってしまったことはないでしょうか。自分の思っていることがなかなか伝わらなかったり思っている通りにならなかったりすると、どうしてもそんな風に思ってしまうこともあるでしょう。
しかし、それはあくまであなたの思いであって、相手の思いそのものではありません。あまりに相手に自分の思いを背負わせ過ぎると、文字通りその思いは重すぎて相手を押し潰してしまいかねません。背負っている荷物が重すぎると、上手く歩けないものですよね。ましてや勢いよく走ることなど出来ません。相手に期待するのは悪いことではないでしょうが、それが出来なければいけないと決めつけてしまうのは独りよがりです。相手に望むことがあるのなら、なるべく思いを背負わせるのではなくて、その思いで相手を後押ししてあげられるようにしたいものです。
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