学校ブログ

高3学年通信(66期生)

星に土がつく?

2023/12/14

共通テストチャレンジパックが続いていましたが、今日と明日はちょっと空気が違います。共通テストと同じ時程で試験を行う、共通テストプレ試験が行われました。

受験会場も、メンバーも、いつもとは違う雰囲気での試験でした。登校の段階で文系・理系で動きも異なり、ちょっと雰囲気を味わってもらえたのではないでしょうか。本番と同じ時程ということで、かなり長い時間の拘束にもなり、最後にはなかなか疲れた顔をしていましたね。本当にお疲れ様でした。

試験が終わった頃には、メタセコイアが綺麗にライトアップされていました。「いい点数とれてるかなあ」「受かるかなあ」これも立派な「願い」です。どうか叶いますように。「燃えてるみたい」なんて言っている人もいましたが(この木が燃えたりなんかしたら大変です)、願いを明るく照らすためには心の炎を燃やさねばなりませんし、「願い」を書いた紙などを燃やして煙にし、天に届けて神様に聞いてもらうなんて風習もあるくらいですし、確かにある意味「燃えている」のかもしれません。

さて、試験は明日もあります。頑張りましょう。明日の試験が終わったところで解答も配布します。必ず自己採点をして、データの入力もお忘れなく。

流れ星が地面に落ちることはあり得ません。落ちたら大変なことになりますね。降ってくる星が地面に落ちて汚れてしまうという発想が子どもらしいし、純粋な感じがしますね。こういう発想に出会うと、私たちがどれだけ周りのことを当たり前だと決めつけて暮らしているか考えさせられます。

常識・不変の真理として世の中にあるものを、これはこういうものだ、当たり前だと考えることは何も変なことではありません。時にそれは文化という呼ばれ方をしたりもします。ただ、その考えに囚われ過ぎて、こんなことはあり得ないと決めつけていることがあったり、これくらいできて当然だ、それぐらいやってよ、と求めてしまうことがあったりもします。集団や時代が変われば価値観は変わっていくものですし、時には見直さなければならないこともありますね。

pagetop