高3学年通信(66期生)
必要なセンス
2023/12/19
年内最後の共通テストチャレンジパックが行われました。ここまでかなりハードに詰め込んできましたが、最後まで頑張ってくれていました。
今回のタームの試験は難しかったそうで、皆さん苦戦していたようです。しっかり見直しが重要ですね。まだ時間はあります。これに気落ちせず、まだまだ頑張りましょう。
さて、2学期も残すところ終業式のみとなりました。しかし、明日から早速冬期講習も始まります。少々煩雑な日程になっていますが、自分の予定に気を付けてください。終業式では、共通テスト本番の自己採点登録練習も行います。タブレットをお忘れなく。
一言に「センス」と言ってしまうと、何だか特別な能力のように感じられるかもしれまんせんね。辞書によればセンスとは、「物事の微妙な味わいを感じとる、あるいはそれを具体的に表現する心の働きや能力」のことです。だから「センスが良い」とか「センスがある」と言う時は、言葉では上手く表現できないところを、感覚で理解して表現できているということになります。
平たく言うと、センスとは感じる力のことです。一般に、運動や芸術の分野で優れた成果が表れた時にセンスという言葉が使われるから高嶺の言葉のように思えるだけで、実際は私たちみんなが持っている力なのです。自分の内面に対しても、誰かと関わっている時でも、上手く言葉にはできないけれど、何となくわかるという微妙な雰囲気を感じ取って私たちは生きていますよね。ある意味、私たちが人間として生きて、誰かと共にいられること自体が「センスのある」ことなのです。要はそれがどの場面で発揮されて、「何らかの優れた成果」として出てくるのか、「誰かに対しての思いやり」として出てくるのかの違いです。前者のような表れ方をすればそれはそれですごいですが、私たちが日常最も必要とされる「センス」は、むしろ後者のようなものを言うのかもしれません。
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