共通テストチャレンジパックが続いています。毎日ずっと試験が続いていますが、皆さんよく頑張ってくれていますね。

これが、受験生の現実というものです。皆さんが戦おうとしている相手には浪人生もいます。皆さんより一年長く受験勉強を積んできている相手です。集中的に大変な毎日を過ごしていますが、これでへこたれてしまっていては勝てません。体調的に無茶をしてはいけませんが、気持ち的には少し無理をしてでも頑張らねばならないところです。ちょうど一か月後の明日、共通テスト本番を迎えます。この一か月、どれだけ自分に負けないかが重要です。

いっぱい練習して、準備もして、いざ本番という時になって、どうにもこうにも不安になってしまうことってありますよね。できる限りのことをしてきたはずなのだから、自信を持っていていいはずなのに、不思議と不安になってしまうものです。

とあるアニメで、５歳児の主人公の父親はこんなことを言っていました。

後悔するのは選ぶ自由があったから。面倒臭がるのはやりたいことが沢山あるから。寂しくなるのは大切な人がいるから。悔しいと思うのは自分に誇りがあるから。言いたいことが口から出ないのは想いで詰まっているから。

まさしく、「不安になるのはたくさん努力してきたから」ですね。一見マイナスに思えることの奥には、とても大切な何かがあるのです。その物事に真剣に向き合ってきた証拠なのです。だから、いざ本番という時に不安を感じたのなら、むしろそれを喜び自分を褒めてあげてください。「自分はこんなにも真剣に、努力を積み重ねてきていたんだ」って。