昨晩のことでしたが、メタセコイアの点灯式が行われました。夜の学校に煌々と輝くツリーが姿を現しました。

本当に綺麗ですね。この点灯のテーマは「願い」。コロナをはじめいろいろなことで苦しんでいる人々へ、世界の戦争でつらい思いをしている人々へ、そして学校で日々目標に向かって頑張っている人々へ、どうか良い道が開かれますようにと願いの燈を掲げました。あらゆる人々へこの願いが届けばいいなと思います。そして、我々66期の願いはただ一つ。皆さんの志望校合格です。この灯りの一つ一つに、先生方、ご家族、先輩・後輩、いろんな人たちの願いが込められています。どうかこの灯りが、皆さんの心を明るく照らし、進むべき道を示してくれますように。

さて、今日は答案返却日でした。これで全ての考査が返却されました。卒業に向けて、成績の処理も進んでいきます。そして、もう一つ、共通テストの受験票も配布しました。これが手元に来たことで、一気に本番が意識されますね。共通テストまで、ちょうど５週間。まだまだこれから。頑張っていきましょう。来週の月曜日の共通テストチャレンジパックから、再スタートです。

実際には色は無いのだけれど、色という表現を使っていろいろな修飾をすることがありますよね。バラ色の人生だとか、色気のないスケジュールだとか、顔色に出るとか、疲労の色が濃いとか。反省の色が見えないも然り。

私たち人間は、そんなふうに世界に色彩を感じて生きてきました。多様な色を識別できるという感覚がそもそも重要ではありますが、それとは別に、その色にイメージを持つことができる、つまり、感情や感性を持っているということが何より重要です。そして、その感情や感性が豊かに働いていることがまた重要です。毎日忙しく何も考えずに動き続けていると、日々の色に意識がいきにくいですよね。時折ちょっと余裕を持って、自分の周りに色を取り戻したいものです。せっかく、私たちの感情・感性次第で、世界は色彩に満ちているのですから。