高3学年通信(66期生)
その先の正解へ
2024/01/16
共通テストが終わり、自己採点も終わりました。昨日は全員に登校してもらって、自己採点の登録をし、各会社にデータを送信しました。19日に結果が返ってきます。また登校してもらって、結果を手渡す予定です。
学校が休みなので誰もいないし静かなのは当たり前なのですが、66期のフロアは何とも言えない静寂に包まれています。
一つ、目標としていた試験が終了しましたが、今、何を思っているでしょうか。予想よりもよくできた人、だいたい予想通りだった人、思っていたより上手くいかなかった人、それぞれいるかと思います。何も気にしないなんて人はいないでしょう。しかし、どれだけ結果のことを考えていても、結果が変わることはありません。今からできることは、前を向くこと。次のステップを考えて一歩ずつ踏み出すこと。それしかありません。そうするしかないのです。立ち止まっていてはかえって不安が募るばかりです。物事はどこかで踏ん切りをつけなければならないもの。今こそ、力を振り絞らねばならない時です。今こそ、66期のスローガンを大切にしなければならない時です。どんな結果であっても、ポジティブに前を向いて、この先の笑顔に向かって、支えてくれる人に感謝を忘れずに、もう一度頑張りましょう。先生たちは最後まで応援しています。明日からは講習が始まります。気合を入れなおして、ここから最後の勝負まで、待った無しです。
どれだけ頑張っても、必ず上手くいく保証はありません。自分の望んだ通りの結果になることはむしろ稀で、たいていの場合は「もうちょっと上手くやれたのに」だとか、「もっと〜ならよかったなあ」だとか、「本当ならこれくらいできたのに」と思ってしまうものです。そして往々にして、望んだ結果に至らなかった時、どうしても気分が落ち込んでしまうものですね。
しかし逆に、望んだ結果になったからといって、必ず素晴らしいことだと言えるものでしょうか。その時点での満足感は得られるかもしれませんが、その後の経過がどうかはわかりませんし、もしかしたらその先には大きな挫折が待っていたりするかもしれません。何が正解かなんて、その時点では決まっていないのです。「これで良かったんだな」と思えるのは、あれこれ頑張って努力した先で、積み上げてきた過去を振り返って感じるものです。つまり、どの時点で線を引いてそれまでを振り返るかが重要なのです。極端な言い方をすれば、どんな結果であろうと、どんな状態であろうと、一生懸命努力して最終的に自分が納得できるのなら、それが正解なのです。だから、「頑張ってよかったな」「やり切ってよかったな」と思えるように、今やれることをやり切ることが大事。目の前にある結果も大切ですが、その先にある納得がもっと大切なのではないでしょうか。それを決めるのは、あなたの努力次第なのです。
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