学校ブログ

高3学年通信(66期生)

ハーモニーが重要

2024/01/20

共通テストが終わって、気持ちは切り替えられているでしょうか。学校では、私立・国公立それぞれに向けた講習がスタートしています。

次のステップに向けて、しっかり集中してくれています。今できることは、これしかありませんね。一生懸命頑張りましょう。

昨日のことですが、皆さんの共通テストの結果を受けて、進路検討会が開かれました。

学年の先生をはじめ、進路部の先生方、難関大指導の先生方、管理職の先生方など、多くの方のご意見をもとに協議を進めました。本日から始まっている面談でもいろんな情報が提示されているかもしれませんが、ぜひ参考にしていただきたいと思います。ただ、我々ができるのはあくまで情報の提示と提案であって、最終決定するのは皆さんです。面談で話題になったことを改めて考えて、自分はどうするのかを決めてください。決まったら、あとはやるだけです。先生たちも、全力で応援します。

それ単体ではあまり良いものだと感じないことでも、何かと組み合わさったときに意外と良い要素になったりすることってありますよね。確かに冬は寒いですが空気が澄んでいてきれいな気がするし、単純に辛いだけだとつらいけれど、特定の料理ではその辛さが重要なアクセントになったりするし、熱いものは油断すれば火傷のもとですが、寒い季節には体を温めてくれるありがたいものです。

それそのものの性質や状態自体も大切ですが、より重要なのは、その要素(テクスト)がどんな文脈・背景(コンテクスト)に置かれるかによって、どのような調和・効果(ハーモニー)が生まれるかということです。一人の素晴らしい歌声だけでも十分な音楽になるでしょうが、伴奏があったり、文字通りハモリがあったりすることで音楽としての深みが増すことになったり、その一人の歌声がより際立つことになったりもしますよね。目の前にあるものが良いものであるなら何も問題ないでしょうが、例えばあまり印象が良くないものであっても、何か特定の文脈ではとても大切な役割を果たしたりすることもあります。その意外な発見があると、そのものへの印象も変わってくるかもしれません。

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