学校ブログ

高2学年通信(68期生)

3.11

2022/03/11

3月11日、東日本大震災から11年です。

2011年3月11日午後2時46分、三陸沖を震源とするマグニチュード9.0の地震が発生しました。これにより亡くなった方は関連死を含めて約2万2千人(行方不明者を含む)、現在での避難者数はいまだ約4万人います。

過去の出来事として語ることのできない人たちがまだいます。

私たちには何ができるのでしょうか。ある作家はこう語っています。

「わたしたちの生活はすべて『震災後』のもので『震災もの』の人生だ。どこに暮らしていたとしても、何も失わなかったと思っているとしても。」

私たちはあれから「震災後」の世の中を生きています。そして東日本大震災後も、熊本地震(2016)、大阪北部地震(2018)、北海道胆振東部地震(2018)と大きな地震は起こっています。大阪北部地震ではここ雲雀丘学園でも、実際に生徒の校庭への避難、安否確認、保護者への連絡が行われました。つまり、他人事では決してないということです。

災害はいつ起こるかわかりません。だからこそ準備と心構えが必要です。

今日は亡くなった方々に哀悼の意を表すとともに、防災・減災への意識を高める日としましょう。


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