フロンティアウィークの授業を今日も2つ紹介します。

まずは「サイコロを使った確率実験」です。担当のS先生曰く「ひたすらサイコロを振ります。最終的には面積を求めます」とのこと。聞くだけで面白そうです。実際にはモンテカルロ法というデータ分析を用いた確率分布の授業です。モンテカルロ法は、確率分布や乱数などを用いて不確実性も計算に組み込んでいくものだそうです。不確実性を計算に組み込むというのが面白いです。これは日常生活の予測不可能な出来事などにも応用できるということです。教室ではコロコロサイコロがあちこちに転がっていました。

次に「AIと学ぶ未来の英語学習～効果的な活用法とリスク対策～」です。こちらは何と中3の先輩方と一緒の授業です。2年英語担当のS先生と3年担当のT先生の共演！ 生徒は2名ずつ先輩方とグループを組みます。内容は生成AIを用いた英語の授業です。実際にチャットGPTとGeminiを使って文章読解の問題を作ったり、自分たちが書いた英文をチェックしてもらったりと、初めて生成AIを使う人が多かったのですが、なかなか手際よく使えていました。さすがデジタルネイティブ世代です。S先生からは生成AIを使う際の注意点として、①プロンプトを繰り返し訂正していくこと、②生成されたものを自分でしっかりチェックをすることと話がありました。生成AIのみならず、AIはこれから皆さんが否応なしに付き合っていくものです。学んでいきましょう。