フロンティアウィーク2日目です。今日は1コマ目・2コマ目とも学年全体での講座でした。どちらも外部から講師の方が来てくださっています。

まずは1コマ目「JICA✕国際　水と国際講座」です。講師は青少年海外協力隊を経験した後、アフリカのベナン共和国でトイレや井戸をつくることに関わっている方です。日本人は水を一日あたり平均300リットル使うそうですが（国語の教科書「100年後の水を守る」でも学びました）、アフリカでは一日20リットルしか使えません。また、水を汲みに行くのに片道1時間かけて歩くそうです。トイレも5人に1人は屋外排泄をしている現状で感染症などの危険性があります。私たちの日常からは想像できない現実がまだまだ地球上にはあります。生徒たちは一生懸命メモをとり、質問をしていました。これから自分たちにできることはないか、考えてほしいと思います。

2コマ目は「ジョンソン・エンド・ジョンソン✕健康」、副題は「未来のために私たちができること～ヘルスリテラシーを考える～」です。ヘルスリテラシーという言葉をはじめて聞いた人も多いと思います。私たちの健康や医療に関わる情報を理解して活用する能力だそうです。日本人は他国と比べてこのヘルスリテラシーが低いとのことで、たとえばどのようにして医療者（お医者さん）とコミュニケーションをとっていくのかについて学びました。ウェルビーイングやQQLという言葉も登場しました。また、昨日の薬物乱用防止講座でもやったロールプレイングがここでも登場、学年からの代表がしっかりとその役目を果たしてくれました。