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常務理事便り
2022年03月29日
「 学園長だよりは 学園の応援歌」
学園長だよりも いよいよ 終盤になって参りました。 週に 一回のペースで書きましたので 5年間で 250回、 その前 校長 だよりを 2年続けましたので 都合 350回の ブログを 書きました。 お読みいただいた方には 心からお礼を申し上げます。
書くにあたって 注意したことは 読んでいただいて 何かひとつ 心に 残るものを書こう と 心がけたことでした。 産経新聞の 名コラムニスト 石井英夫さんは「 耳かき一杯の 毒をもる」 と教えてくださいました。 当たり前のことを 書いていても 面白くない。 読者が 「うーん?」 と 首を傾げるような、 一瞬 立ち止まって 読み返すような 箇所がないと 読んでいただけないということでした。 心がけたのですが 当然のことながら 石井さんの足元にも及んでいません。
「毒をもる」ことは 極めて 難しいので、 私としてはまた読んでいただけるように 少なくとも 他には書いていない 読んで参考になったと 思って いただけるよう 努めました。 またできる限り 定量化することにも腐心しました。 何とか 月間の アクセス数が 7000回ぐらいになっているので、学園内の ブログとしては 少しは頑張ったかなという気持ちはあります。
もう一つ 気にかけていたのは「 学園の応援」に 徹することでした。 もともと わたくしは 大学応援団の 出身なので 応援には 自信があります。 学園の先生方は 懸命に 生徒対応に当たっています。 その先生方に 少しでも 後方支援 ができれば との気持ちです。 また 読者の 中には保護者の方や 塾 関係者 教育関係の 方もおられます。 そのような方には「 雲雀丘学園はいい学校だな」 と思っていただけるような 内容にすることでした。それが漢方のように効いてきて学園の価値が 向上するものと思います。 効果のほどはいささか疑問ですが今後学園として検証する必要があります。
学校というところは一部を除いて広報の価値が理解できていません。 もともと 必要が無かったかも知れません。 しかし これからは違います。 少子化 競合の激化で 広報の 重要性は 日に日に 増しています。 例えば関東の明治大学、 関西の近畿大学は 積極的 かつ大胆な 広報戦略で 大学の知名度は 飛躍的に向上、受験者数は 十数万人になり 経営的にも 安定するようになりました。
ちなみに 広報活動の 一つの 目安となる ホームページのアクセス数は 今年度 一年間で 81万回(見込み)で、 コロナの影響で 大幅増 の 前年からは 86%となっていますが、アクセス数では他校 を圧倒していると推定しています。 ただし 学園内では アクセス数の 2/3を 中高が占め、 今後は 小学校 幼稚園の 奮起が望まれます。 将来的には 学園で アクセス数 100万回を 目指して欲しいと思います。
広報を制する者は 教育業界を制する の心意気で 学園の元気と 学園価値の向上に努めて欲しいと 期待しています。
(2022.3.29)