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常務理事便り
2023年05月29日
Vol 11 卒業生、来たる
~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~
先週末、小学校37回生の宇佐美さんが本校を訪問してくれました。宇佐美さんがお勤めの会社は日本でキャビアを生産しているNO1の会社です。ジャパンキャビア(株)という会社で宮崎県に本社があり、チョウザメを養殖し、それから取れた高品質のキャビアを販売されています。伊勢志摩サミットや今回の広島サミットの晩餐会でも使用され、日本の超有名和食店、三ツ星レストラン、外資系高級ホテルなどでも使われています。また、ANAの国際線ファーストクラスでも採用されるなど、一流の食材としての地位を確固たるものにしています。
写真に収められた思い出のクス
ノキや日時計
今回は、このトップブランドのキャビアとコラボできる企業を探すために来阪された途中で、学園に寄ってくれました。本校訪問は卒業以来とのこと、変わっていない小学校校庭北東のクスの木、中高50メートルプール、機関車などは御子息にお見せするために写真に収められていました。現在の小学校保健室のところでは、ここは職員室でした、と大変懐かしく思っていただいたようです。新館の道しるべでは当時の土井校長先生のお写真をご覧になり感嘆、70ホールから望む大阪平野の大パノラマには驚嘆の声を上げられていました。ご案内の道すがら進学状況など含めて学園の発展は素晴らしいですね、という過分な言葉もいただき恐縮しました。校内を懐かしく見学されている時の言葉の端々やその表情を拝見していますと、本校への愛着や本校を卒業したことの誇りが感じられ、私も幸せな気分になりました。本学園は既に10,000名以上の若人が旅立ち、社会で活躍されていることをあらためて強く感じた次第です。卒業生が良き学園生活をおくることができた、この学園を卒業出来て良かったと思える学園にするために、良きものはしっかりと残しつつ、弛まず進化し続けることを心に誓った出会いとなりました。