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常務理事便り
2024年02月13日
Vol 46 春近し
~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~
2月もようやく半ばに差し掛かりました。天気予報では今週は春並みの気温まで上がるとのこと。二十四節気で言えば、「立春」から「雨水」にあたり、極寒の2月の中に春をかすかに感じる時期ですが、今年はすぐそこまで春が近づいてきているようです。
さて、季節は確実に春に向かっていますが、小学校では雪不足で延期したスキー合宿に今朝、4年生が元気に出かけました。ハチ高原のライブ映像で好天の中、元気にスキーを履いている姿が見えます。きっと楽しんでいることでしょう。6年生は学年全体で卒業式の練習を始めたようです。この学年は私が小学校副校長の時に1年生として入学してくれた児童たちです。個人的にも感慨深いものがあります。
高等学校では、この連休中にA日程入試を無事に終えることができました。今年も900名近くの生徒が本校を受験してくれました。その中には海外の日本人学校から受験された方も何名かいらっしゃいました。このように数ある私立高等学校の中から本校を選択していただいたことには感謝しかありません。皆さんそれぞれに、楽しい春が訪れることを願っています。
中学では授業の一環として、合唱発表が行われました。1年生から3年生まで全学年、全クラスが発表しましたが、私は1年生と3年生を観賞しました。指揮者の生徒に音楽の先生から質問がなされました。「どんなことに気を付けましたか?」それに対して、「みんなの声が揃うように腐心した」「クラス全員が一つになれるように」「クラス全員がまとまれるように」といった声が多く聞かれました。クラス全員が協力しあって、最大のパフォーマンスを出したいという思いが伝わって来る合唱で、音楽的、技術的なことはさておき、こみあげてくるものがありました。クラスの仲間全員が何かを目指して一つになることが大切で、そのことをしっかりと学んだようでした。鑑賞に来ていただいた保護者の皆様も子どもたちの成長を目の当たりにし、きっと感動されたのではないでしょうか。
大学受験も国公立の一般入試前期試験が2月25日、26日に行われ、これからが大きなヤマを迎えます。高3生には最後まであきらめずに頑張ってほしいと思います。結果の如何を問わず、目標に向かって努力を継続すること、努力をできることは間違いなく、その人の人格を高めます。
春はすぐそこまで来ています。