学園ブログ

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常務理事便り

2024年04月01日

Vol 1 新年度

~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~

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 今日は学園にとって、新しい年の始まりにあたります。世の中でも4月1日が新年度初日となる企業は多いようです。各紙が企業トップの新入社員向けメッセージなどを掲載するのもこの時期の風物詩となっています。本学園をサポートいただいているサントリー社も毎年、伊集院静さんに依頼し、新社会人向けメッセージを日経新聞に掲載していました。伊集院氏が昨年11月にお亡くなりになられたので、今年は2000年4月に掲載された初回の原稿を再掲載され、氏を偲びつつ、若い方へのメッセージとしています。

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 そのメッセージを私なりに読み解くと次のようになります。仕事とは金儲けのためあるのではない。仕事は世の中の誰かのために存在する。その仕事の心棒に触れるまでにつらいことや悔しいこともあろうが、そんなことは口に出さずに酒でも飲んでさっさと忘れ、いつも新たな気持ちで、先入観を持たずにベストを尽くして、挑んでほしい。やがて、仕事とは何かがわかってくる。

 本学園も新卒、経験者を含めて、21名の新しい教員、職員の方々が本日からこの学園で勤めていただきます。慣れないことや大変なこともあるでしょうが、それらのほとんどは後から思えば本当に小さいことが多いはずです。暫くは、就寝前には心を空っぽにして、翌朝には日々新たな気持ちで仕事に邁進していただきたいと思います。そして個性豊かな園児、児童、生徒の育成に力を貸していただきたいと思います。

 更に、今日は30年勤続をはじめ、20年、10年勤続の先生方の永年勤続表彰を行いました。30年前に本校に勤められた先生は、「当時の校長先生から、この学校はこのままでは潰れます。新しいことを積極的にやっていかないと生き残れない、と訓示をいただいた」と当時を振り返って、思い出話を語られました。不易と流行をわきまえつつ、積極的に新しいことに挑んでいくことの重要性は今も昔も全く変わっていません。

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 我々教職員が力を合わせて、どんどん、新しいことに挑戦し、どこにもないような、そして関西を代表する一流の学園として地歩を固めていくことを新たに決意する一日となりました。