学園ブログ

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常務理事便り

2024年11月22日

Vol35 うれしいご褒美、二つ

~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~

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本日、朝からうれしいご褒美をいただきました。雲雀丘学園幼稚園の年長組が事務局を訪れ、「勤労感謝の日」に因んで日ごろのお礼を伝えに来てくれました。

「勤労感謝の日って何をする日ですか?」と問いかけると「お母さん、お父さんにお礼を言う日です!」と子供らしい、ほほえましい答えが返ってきました。「皆さんはここに何をしに来てくれたのですか?」と問いかけますと、「いろいろとお世話になっている事務局の人にお礼を言いに来ました!」と可愛いく返事をしてくれました。そして一斉に「いつもありがとうございます!!」と声を合わせて感謝の言葉を述べてくれたのです。

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 小学校でも昨日、小学校事務職員の皆さん、事務局や用務の皆さんに対して、全校朝礼で感謝状が手渡されました。本校では、このように「親孝行」だけではなく、働いている方々への感謝を忘れないように幼稚園の頃から指導しているのです。社会に出て働き、少しでも社会に貢献できる大人に成長してほしいと願いました。

閑話休題

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 更にうれしい話が舞い込んできました。高校2年生女子の剣道部員Nさんが11月初めに行われた県大会新人戦でベスト8まで勝ち上がってくれました。準々決勝では慣れない上段の選手に敗れましたが、本当に頑張ってくれました。彼女は兄もお父さんも剣道を修行している剣道一家に生まれました。幼少から剣道を始めており、剣道のセンスに優れたものがありますので注目していました。中学のころから、宝塚市ではいつも上位の成績を修めていましたが、セレクションの選手も多い高校の県大会レベルでは思ったような結果を出すことが中々できませんでした。それが、高校2年生という実質的な最上級生になって初の大会で上位に食い込んでくれたのです。来年度の夏頃には高校生最後の大会があります。益々精進して大きな成果に結び付けてほしいと思います。

運動と勉学は決して対峙するものではありません。古来、文武併修、文武不岐、文武両道等、知的学びと身体的な学びは人の成長にとって、共に欠かせないものとされてきました。それは今も変わらないと思います。高校生で言えば、その集大成がクラブ活動の夏の大会と秋以降の受験となります。中高校生の皆さんはクラブ活動と勉学の両立には思い悩むこともあるかもしれませんが、それこそ自己を成長させるための試練です。逃げずに二兎を追ってほしいと思います。

創立の精神が語っています。

「・・すべてに感謝の念をささげ、健康な体力とたくましい実践力を持つ強い人間を創ることを祈念としています。」