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常務理事便り
2024年12月02日
Vol36 師走の「アレ」
~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~
つい先だってまで、「この暑さはいつまで続くのだろうか?」と危ぶんでいましたが、自然は人間と違って忘れることをしません。あっという間に冬の足音が聞こえる日々になってきました。
中高は2学期の期末試験が真っ最中ですが、小学校では寒さを押して大きなイベントが2つ行われました。
一つ目は11/30(土)に行われた「ひばりデー」 For 1年生です。当日は親子での参加OKとしたので多くの保護者の方が児童と一緒に楽しまれました。子どもたちが楽しく過ごせるようにと先生方が知恵を絞り、3つの企画を考えてくれました、親子で参加できるミニ運動会、ブーメランづくり、そして野外カレーライス昼食です。子どもたちはもちろんですが、保護者の皆さんもスプーンリレー、大玉転がしに拍手を送り、ブーメラン作りでは童心に返り楽しんでおられました。そして、しっかり遊んだ後の野外で食べるカレーライスのおいしいこと!!「カレーをあまり好きでないわが子がおいしそうにカレーを食べていた!」とうれしい感想もいただきました。
授業参観等では見られない素のままの子どもたちの姿、満面の笑顔、先生方が一所懸命に子どもたちと遊ぶ姿を見ることができて、とてもよかった、安心できたというお褒めの声をたくさんいただきました。遊びや活動を通して学ぶことは山ほどあります。例えば、チームワークや連帯感、仲間を思いやること励ますこと、ルールを守ること、そしてゆたかに感情を表現できることなどもこうした遊びや活動の中で身につけ、発露していきます。このような意味でも「ひばりデー」は今後、益々重要になってくると思われます。次の「ひばりデー」が楽しみです。
もう一つのイベントは12月の「アレ」です。そう、第42回「SUNTORY 一万人の第九」が昨日12/1(日)開催され、その大イベントに学園小学校5年生48名が参加しました。親子3代で参加されたご家族もいらっしゃいました。恒例とは言え、一万人が歓喜を歌い上げるその迫力は何度聞いても胸が熱くなります。そこに本学園の子どもたちが参加し、一緒になってドイツ語の歌詞を歌い上げてくれました。観客席から見守っていましたが、みんな大きな口を開けて一所懸命に歌っていました。一緒に来ていた神吉教頭や岡村先生と一安心した次第でした。このような大感動のイベントに参加できることはそれだけでも貴重な体験となりますが、更に一万人の合唱団の一員として参加できたことで大きな喜びを感じ、素晴らしい達成感を味わえたのではないでしょうか。子どもたちが感受性あふれる心豊かな大人に成長してくれることを願っています。サントリーさん、ありがとうございました。
なお、演奏会の様子はTVでも12月14日(土)午後4時から毎日放送で放映されます。是非ご覧になってください。