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常務理事便り
2024年12月16日
Vol39 縁の下には・・
~雲雀丘学園常務理事 成地 勉~
冬休みまであと1週間となりました。齢を重ねるにつれて時の流れは大層、速く感じるといいますが、まさにそんな感じがいたします。先だってまでの暑かった夏が一瞬で、あっという間に冬になってしまったように感じます。
冬休み前は、各校種で学期末の懇談会や進学相談が始まり、午前中授業に切り替わります。これに伴い、校内の生徒や児童の数も徐々に減少し、学校全体が少し静かになっていくこの時期は、事務局で安全を担当する部局にとって、実は“待ちに待ったタイミング”なのです。子どもたちが少ない環境で、より安全に仕事を進められる時期となったからです。
安心で安全な環境で学べることは子どもたちにとっては何よりも大切です。また、子どもたちを学校に預けてくださる保護者の皆さんにとっても優先度の高い関心事です。
安心安全を確保するため、学園は年間を通じて警備や施設を強化してきています。幼稚園に警備員BOXを設置し、警備員さんに常駐していただいたり、学園各所の監視カメラの増設、入校チェックの強化、校内通報システムの強化等は既に済ませることができました。
数年前には、大阪北部地震を受けて専用通路のブロック塀を撤去し、安全性の高いスチールフェンスに変更しました。これにより、地震時の倒壊リスクを軽減しています。
今日から始まった作業は専用通路の線路側のネットフェンスを高くする安全対策です。今回は線路側からの侵入を防ぐために、今あるフェンスを乗り越えられない高さのメッシュフェンスに変更する工事です。生徒児童が少なくなる長期休みやその前後を狙って、安全対策チームが忙しく動き始めました。ここが終われば、「道しるべ」西側の斜面を補強する工事が控えています。学園ではいろいろな部局が連携し、安心で安全な環境の維持に努めています。縁の下で学園を支えてくださっている関係者の皆さまに、あらためてお礼申し上げたいと思います。