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2008年01月31日

現地レポート第2号

今週は研修3週間目です。生徒からのレポートが届きました。

2週間が過ぎました。みんなNZの生活に慣れて、笑い声が絶えない毎日です。
先週の週末は3連休で、みんなそれぞれホストファミリーとの生活をたのしんだようです。
中には日本の料理(お好み焼きetc…)をホストファミリーに作ってあげた生徒もいました。
ホストファミリーは大変喜んで下さったそうです。
日本の料理はNZでは大変人気で、寿司shopがあちこちにあり、少し値段は高いですが味は日本で食べる寿司と変わらずおいしいです。
先週と今週は何もアクティビティがなかったので、自由時間ではワイカト大学に通っている他の国の生徒さん達とコミュニケーションをとったりして楽しみました。
授業ではパソコンを使っての課題が多く疲れますが、皆がんばっています。宿題でわからない所があれば、ホストファミリーに英語で質問して助けてもらったり、分からない単語があれば英英辞書を使うなど、すべてが英語の勉強です。
2週間が経ち、環境に慣れてきたので、これからはもっと英語が上達するように、日々努力していきたいと思います。

研修も中盤にさしかかりました。まだまだ時間と機会はあります。
まずは健康と安全、そしてたくさんの貴重な経験をしてください。

保護者のみなさま、2月2日(土)午後2時から報告会を行いますので、是非参加してください。

2008年01月28日

出発前の意気込み

研修3週目です。今日1月28日はNZの休日なので、みなさんは3連休という長い時間をホストと過ごしていることと思います。序盤の2週間で慣れてきたこと、できていること、これから挑戦することなど各自で少しずつ見えてくる頃かもしれません。

今日は出発前に宣言してもらった「意気込み三箇条」を紹介したいと思います。

①積極的に動く。(ホストとの会話、授業など) 
②失敗をそのままにせず、反省して次に生かす。 
③出発前と帰国後との自分が何か変わっているように。

①有言実行 ②積極的になる。 ③英語をもっと好きになって、使わないといられなくなるくらいにする!

①積極的にしゃべる!! ②絶対日本語は使わない!! ③太らないように頑張る!

①楽しむ ②馴染む ③挫けない

①英語が好きでたまらない!ってくらいになって日本に帰ってくること。 
②NZでしか出来ない体験をたくさんして帰ってくる。 
③日本に帰ってきたら受験モードにすばやく切り替れるように逆カルチャーショックにならないよう内面的に大人になる!

①積極的に、沢山の人と関わる事
②レポートなど、諦めて手を抜いたりせずに、今できる最高のものを作る事
③決して、無駄な二ヶ月にはしない事

①英語の上達 ②何でも前向きに考える ③とにかくがんばる

初心を思い出すと同時に、残りの7週間の目標をあらためて考えてみよう。

今週土曜日2月2日の午後2時から3時までNZ研修・途中報告会を実施します。場所は中学校舎4階の視聴覚教室です。郵送でも案内を差しあげますので保護者の方は是非お越し下さい。

2008年01月24日

現地からの報告

研修2週間目です。

以下はワイカト大スタッフからの報告を要約したものです。
雲雀の生徒達はNZの生活にうまく適応し、授業・ホームステイともに9週間の最初を順調にスタートできた様子です。学校への通学もすばやく慣れて、時間通りに登校できています。ホストファミリーの方々も雲雀の生徒のフレンドリーで分別ある態度に感心して、一緒の生活を楽しんでいるようです。

また生徒による報告メール第1号が来ましたので、以下に掲載させていただいます。
NZに来て1週間が経ちました。最初の2.3日は英語だけという生活が不安で、ホームシックになる人も多かったのですが、今ではHost Familyとも少しずつcommunicationがとれるようになり、ホームシックどころか日本に帰りたくないという人も出てきました。Host Familyはとても優しい人ばかりで、私たちの事を本当の家族のように接してくれます。最初は多少戸惑いもありましたが、みんな楽しく過ごしています。こっちでは晴れの日が多く、スポーツやアクティビティーを毎日のように楽しむ事ができます。先週はみんなでロープコースをしました。インストラクターの方は気構えからすべて丁寧に教えてくださり誰1人怪我をすることなく、協力して楽しめました。まだわからない事もいっぱいありますが、これから頑張って充実した日々にしていきたいと思います!!

研修は始まったばかり、これから新たなことにチャレンジして、ハードルを乗り越えるチャンスがまだまだありそうです。遠い日本からエールを送りながら、期待して見守って行きたいと思います。

2008年01月18日

生徒インタビュー・現地の様子

今日で1週間が終わります。環境に慣れるのに体力的にも大変なところもあたっと思いますが、 第1週目は無遅刻・無欠席で元気に参加しています。
一人ずつインタビューをしました。現在の生活と滞在中の目標などについて、日本へのエッセージという形で話してもらいました。いくつかコメントを紹介します。
○NZでしかできないことを目一杯する。人と交流する。9週間で1年分の経験をする。
○自分から声をかける。微笑みかける。親切をする。
○日本の皆さま、期待と安心をして帰国を待っていてください。
○前向きに考える。積極的に行動する。
○授業・会話など諦めずに難しいことに挑戦し、苦手なことを克服する。
○うまくいかなかったり、失敗したあとでも自分で頑張って取り組む。
○帰国したときには、次回はもっと長く留学したいと思えるような体験をNZでする。
来週からは生徒自身による現地レポートを掲載することになりますので楽しみにしてください。

今日も快晴です。こちらに来て1週間、水不足が心配になるくらい天気がよい日が続いています。NZの北島のさらに北部にあり南太平洋に面するタウランガは夏でも湿気が少なくすごしやすく快適です。日陰とそよ風があれば昼間でも涼しく感じるほどです。ただ紫外線が強いので直射日光の下では例えるなら「陽が刺す」といった感じで、日焼けには要注意です。最高気温25℃程度、朝晩は少し冷えるように感じますが最低気温15℃くらい、真夏でも30度を越えることもありません。また日本のように熱帯夜で寝苦しいという事もなく、理想的な夏を経験できます。

NZでは2月上旬までは夏休みなので、多くの家族は長期ホリデーに出かけたり家族・親戚とゆっくり過ごしたりします。実はこの時期NZでホストファミリーを見つけるのは大変です。このワイカト大タウランガセンターだけでも100以上のホスト登録がありますが、夏休みを含むこの時期の9週間を引き受けてくださる家族の数は少なくなります。そんなホリデー期間にもかかわらず、毎日朝から学校に通う雲雀の生徒を引き受けてくださったファミリーの方々には更にいっそう感謝いたします。またホストの中には以前のホスト経験から「Hibiの生徒なら大歓迎」と申し出てくださる家庭もあり、雲雀国際科の伝統の一部となっています。(雲雀丘はHibi(ヒビィー)と呼ばれているそうです)

タウランガ

タウランガの街は、リゾート地として有名でNZ国内だけでなく海外からも一時滞在者が多く、また定年退職後の終の棲家として人気のある街です。また地元の方の誇りである素晴らしい港・ビーチが点在し、郊外に出ればゆったりとした農園・牧草地がひろがっています。「Bay of Plenty」の愛称にふさわしく豊かな自然と海に囲まれた地上の楽園です。
最初に来た頃はその素晴らしさに感動するのですが、よく考えてみれば地元の方にとっては日常生活の場所にすぎません。リゾート気分で来たわけではない雲雀生もその素晴らしさに感謝しながらも、研修が終わる頃には日常的な場所という感覚になっていることでしょう。

私が前回訪れた2年前と比べてタウランガの街は少し変化しました。高級ブティックやショッピングセンター、大型アミューズメント施設、銀行、不動産会社、車のディーラーなどが増えました。またリゾート用のコンドミニアム・高級ホテルも新たにでき、ここ数年のNZ好景気の影響を受けているようです。銀行の店頭には「定期預金1年固定金利8.2%」「住宅ローン5年固定10%」など驚きの広告があります。地元の人の話によると、都心部を中心に土地の値段が短期間に数倍にも跳ね上がり、その影響がタウランガにも及んでいるようです。もともとは農業国で資源が少ないという点では日本に似ており面積も同じ程度です。しかし人口は日本の30分の1程度で実際に土地が不足しているわけではないので、「土地バブル現象」と言えるかもしれません。ただこの好景気の恩恵を受けているのは一部の人だけで、あまりの金利の高さにローンの焦げ付きが増え、庶民の生活には悪影響になっている部分もあるようです。タウランガでも昔から住んでいる住民にとっては歓迎されることではないようです。

2008年01月17日

課外アクティビティー

ロープコース.JPG
水曜日の午後は初めてのアクティビティー「ロープコース」に行きました。バスで20分さらに片道30分近く山道を歩いた渓谷の中にあるアスレティック施設です。地元の中高生が校外学習で利用する所で、インストラクターのジョンとディアンは完全なNZイングリッシュを話します。授業で聞くジャン先生の英語とは違うので、本当の実践的リスニングです。’Check it’という単語が何度聞いても’chicken’に聞こえてしまします。「安全確認しなさい」と言われるたびに「臆病者」と言われて励まされている気分になります。
この施設には10メートル近い高さのポールがたくさんあり、その一番高いところにはワイヤーやつり橋でポールの間をつないでいます。まず3人でチームを作り、一人が命綱をつけてポールを頂上までよじ登り、ワイヤーの上を進んでいきます。ポールの真ん中くらいのところまで来たら、そこから地上に吊るされながら降りていきます。その間、地上の二人は滑車でつながれている命綱をコントロールしながらクライマーの安全を確保しているというものです。
終わってからのインストラクターの説明によると、この活動を通じて感じてほしいメッセージがあるとのことでした。
まずはComfort Zone(安心できる場所)についてです。人は誰でも安全な所を求めますが、そのエリアにいる限りは挑戦したり失敗して工夫したりするチャンスがなく、結局は成功体験をすることができず、退屈な生活になってします。人生も同じように、少しのリスクを覚悟してでもComfort Zoneを抜け出してチャレンジしてみようという教訓です。確かに最初は初めての経験で怖がっていた生徒もいましたが、やってみて自信と達成感を感じた生徒もいました。
二つ目は選択と責任です。このアクティビティーは自分で目標レベルが設定でき、それに向かってチャレンジすることが出来ます。ポールの高さから綱渡りの難易度まで選択してその人なりの成功体験ができます。さらにしっかり説明を聞いて、安全確認を自分でして納得した上で自分の目標にチャレンジするのですから、それに伴う安全に対しても自己責任を持つようになります。社会の中でも同じように、自分で判断したことに自己責任を持って行動しようという教訓です。今まさにNZ生活が始まったばかりで、これから社会に飛び出すみなさんにぴったりのメッセージです。
最後は信頼と協力です。このアクティビティーでは、一人のために二人が地上で助けています。綱を渡る人は地上の二人を信用して、声を掛け合いながらポールを登り、綱を渡り、地上に降りてきます。このお互いの立場を交互に経験し、人と人とのつながりを実感してほしいという意図です。みなさんも友人とホストと先生やスタッフと信頼関係を築き、助けられ時にいは助ける存在になってNZ滞在を充実させてください。
さすが教育の国NZです。このような活動の中にも深い意味が込められているとは。
この日は久しぶりに体を動かし長い時間歩きましたが、翌朝は遅れることなく登校して元気な顔を見せてくれました。

2008年01月16日

元気に頑張っています

今日は授業3日目、みなさん元気そうに登校しました。時間やマナーに関しても今のところきっちりとできているようです。もちろんホームステイでの会話やバスに乗るたびに緊張したり、言いたいことが伝わらなかったり相手の言っている内容が完全に聞き取れずに不安になるのも当然あります。でも雲雀生は、自分で何とかしようとする気持ちが強いとケイコさんがおっしゃっていました。ホスト、先生そしてケイコさんたちは、生徒たちを手取り足取り助けるのではなく、生徒が自分で行動するように助言・相談しながら励ましてくださいます。ときには高いハードルを提案されるときもあると思いますが、それが成長を促すということを何度も経験されたスタッフがおられます。NZはおだやかでやさしい国だといわれますが、とても教育的な国だとも言えそうです。

授業は朝9時に始まり、午後3時半に終わります。午前中3時間はライティング・スピーキングや語彙などの基本力を養い、午後2時間はより実践的な内容になります。まだ初期段階なので午前中はNZについてや日常生活のトピックを中心に進められていますが、だんだんと文化・社会・歴史・政治、科学・環境などの専門的なトピックも取り入れられるそうです。昨日の午後は、学んだ英語を使いながら市内を探索するというフィールドワークに取り組んでいました。授業が進めばスピーチやプレゼンテーションなどの活動も入ってきますが、このあたりの活動は国際科のみなさんは日本で慣れているので得意分野だと期待しています。
毎日英語ばかり5時間も授業があるのかと思われますが、実際は「英語を使って色々な分野を学んでいる」という表現が正しいかもしれません。文法・語彙の基本的学習においてもさまざまなトピックが用意されており、またそれが目の前のNZ生活とも繋がっているという恵まれた環境です。
あらためて英語が総合分野の学習だといわれるのが実感できます。

2008年01月14日

ホームステイ・授業開始

予定通り現地時間の土曜日11時半にオークランド空港に降り立ち、無事に入国審査・荷物検査も終わった後、ケイコさんにお会いできた頃には12時が過ぎていました。みんな長旅でかなり疲れていましたが、ケイコさんの顔を見て少し安心した様子でした。
日本時間の9時前でしたが、まずは学校に無事到着の電話をした後、バスに乗ってタウランガに向かいました。バス内ではケイコさんから自己紹介やNZでの生活について説明があり、みなさん目が覚めたように聞き入ってました。また13人それぞれが自己紹介と意気込みを話しましたが、この研修の成果がうかがえるくらい素晴らしいコメントが飛び交っていました。途中ランチ休憩をとり、夕方にはタウランガに到着しました。
ついにホストファミリーとの対面です。事前に手紙などで連絡を取っていた生徒もいましたが、みんなは疲れを忘れるくらいかなり緊張していました。しかし実際はホストのスマイル&ハグでその緊張も笑顔にかわり、ホストとの生活が始まりました。これから9週間お世話になり、家族の一員として生活することとになります。

週末をホストと過ごし、まだ少し緊張した表情での初登校となりました。初日なのでホストが一緒に登校しましたが、明日からは自分で登下校できるように帰宅方法をホストと一緒に確認しました。
最初にオリエンテーションがあり、ケイコさんから改めてNZ生活・学校生活などについて説明があり、いくつか質問がでました。特に印象的だったのは、魔法の言葉 "Thank you" "Please" "Sorry"です。NZでは子供の頃から当たり前にしつけられているこの3つの言葉を、当たり前に自然に使いましょう。
また授業プログラム担当のアンジェラ先生から次のようなお話がありました。
まず皆さんは英語を学ぶという一番の目的を達成してほしい。そのためには出来るだけたくさん英語を使う機会を作ること。先生やホストはに遠慮なく質問してください。私たちはみなさんを喜んで助けます。またNZの生活や文化についてたくさん学んでください。まずNZの中にも色々な文化・生活・考え方があることを知ってください。みなさんのホスト一つ一つが、色々な点が違いがあることを認識し、また自分の国との違いを実感してください。
さっそく授業が始まりました。何度も笑い声が聞こえるくらい最初から積極的な授業参加でした。午前中の授業担当ジャン先生からは、さっそくお褒めの言葉をいただきました。

2008年01月12日

比較文化研修

今朝、全員無事にニュージーランドに到着したと担任より報告がありました。
土曜日、日曜日はホームステイ先でホストファミリーと一緒に過ごし、
月曜日からはいよいよ授業が始まります。

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2008年01月11日

ニュージーランド比較文化研修

今日、1月11日(金)に13名の生徒達が希望と不安を胸に関空を飛び立ちました。
今年、彼らは2つの夏、すなわちニュージーランドと日本の夏を経験できます。
一生の中でも数少ない経験だと思います。
さまざまな体験を通じてたくましく成長して、
3月15日には全員無事に帰国することを祈っています。

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2008年01月10日

1年留学・通常授業開始&NZ研修出発

 高2国際科の5名の1年留学生が帰国して、10日から通常授業を開始しました。5名のうち4名はオーストラリア、1名はニュージーランドでの1年間の留学を経験しました。5人だけの授業がほとんどですが積極的に意欲的に参加して、成長ぶりが垣間見ることができます。
 また同じ国際科の13名が11日の午後にニュージーランドに出発、3月15日に帰国します。帰国時の13人の成長ぶりも楽しみにしましょう。
 あらためて日本で支えていただいている保護者や友人の方々に感謝したいと思います。

2008年01月08日

さようなら アイさん

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タイからの留学生のアイさんが帰国にあたり,全校朝礼で校長先生より「意欲的に勉学に励むとともに日本文化の理解と母国タイの紹介に努め,両国の友好親善に貢献した努力をたたえ」 履修証書を授与されました。

アイさんは,英語・数学が得意で小テストはいつも満点に近い点数でした。また,漢字と日本語の勉強を積極的に行い,小学3年生くらいの漢字はマスターできました。作文も漢字を使った日本語で書くことができるようになりました。留学後半は,現代文や古文の授業にも参加できました。
アイさんが,日本語をふくめ一生懸命勉強し,医者になるという夢に向かってがんばっている姿は,クラスの生徒の励みにもなったと思います。

朝礼台で日本語で流暢にスピーチをされました。
初めて雲雀丘学園に来たときからきれいな学校だと思いました。最初は日本語がまだ分かりませんでしたが,みなさんは優しくしてくださいました。タイの学校と違う体育大会や文化祭などいろいろな学校の行事に参加することができてすごくうれしくて,楽しかったです。
雲雀丘学園に来てよかったです。ここの学生になったことを誇りに思います。このよい思い出をぜひ覚えて帰って勉強したいと思います。お世話になりました。どうもありがとうございました。