第7回中学カナダ研修
上は伊丹空港
左は成田空港
トロント空港で ホテルで
昨年は新型インフルエンザの影響で中止になった中学カナダ研修ですが、今年は無事に出発することができました。
7月30日10時30分伊丹空港集合でしたが、5分前には全員が揃っていました。たくさんの保護者の方の見送りの中、チェックインを済ませ搭乗口へ向かいましたが、羽田空港が天候の影響で着陸の時間待ちがあるとかで、出発が30分遅れのアナウンス。結局、出発もさらに遅れて、予定より1時間遅れの2時に羽田へ着陸となりました。
羽田で荷物をピックアップし、チャーターしてあるバスへ乗り込み、成田へ着いたのが4時前でした。すぐに搭乗手続きを済ませ、いよいよ出国手続きへ。夏休みともあり大勢の人が並んでいるので、幾つかに分かれて待っていると、「パスポートを落としました」「落としたところに心当たりがあるので探しに行きます」との連絡が入り、引率教員とともに急いで探しに行くことに。「見つからなければどうしよう」、「家に連絡を入れて成田まで迎えに来てもらうか」、「一人で帰らせようか」、「連絡を取ろうにも出発まで後わずかしか時間がない、連絡が取れるだろうか」などいろんなことが頭の中を駆け巡りました。この間の時間がなんと長く感じられたことか。「ありました」との連絡、落としたと思ったところには無かったので、もう一度かばんの中を良く探してみるとその中にあったとのこと、「ああ良かった」。急いで搭乗口へ。
カナダ行きの飛行機は「優しく」われわれを待つてくれていました。座席に着くやすぐにトロントに向け離陸、これから11時間半のフライトです。夕食・夜食・朝食と三度の食事もすべて頂き、少し騒がしいと前席の方から注意を受けたグループもありましたが、元気一杯トロントに到着。現地時間で30日PM3時50分(日本時間31日AM4時50分)でした。
入国審査もまた多くの人で長蛇の列ができていました。いくつかに分かれての審査でしたので全員が終わるまで時間差がありました。そこで、ハプニング。「Where is the teacher?」何かあったのかなと係員に連れられていき質問を受けていると、どうも様子がおかしい。よその学校の生徒の事と分かりひと安心。その後、荷物をピックアップして、バスで空港のそばのホテルへ。
部屋に入ったのは6時。おにぎりの心配りに感謝し、しばしのフリータイムの後、9時に点呼。そこでまたハプニング。ルームキーを部屋に置いたままドアをロックしたらしい。さて、どうする。何事も自己責任。「自分たちで解決する」というこの研修の趣旨にのっとりフロントへ。「We left our key in our room.・・・」何とか無事解決したようです。
伊丹集合から24時間まだ7月30日です。なんと長い一日・・・。