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2016年10月30日

高校男子硬式テニス部 試合結果

第58回兵庫県高等学校対抗テニス新人大会本戦(平成28年10月29日 於:神戸総合運動公園)  
本戦1回戦敗退。兵庫県団体第5位(BEST8)となりました。

本戦1回戦 1-4(VS甲南高校)
S1 高1池田善孝 (8-1)
S2 高2石垣 凌 (1-8)
S3 高2中山翔斗 (5-8)
D1 高2瀧田修平 (1-8)
   高1野村和寛 
D2 高2滝澤 龍 (0-8)
   高2調 一輝

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予想通り甲南高校の壁は厚く、力及びませんでした。しかしながらS1池田が頗る快調で、兵庫県第2シード校の1番手に快勝したことは特筆すべきことです。もちろん相手は完全格上で、次もこの結果が出るとは思っていませんが、相手の状況がどうであれ「勝った」ことは事実であり、顧問として知る限り、完全に雲雀史上最強の選手になりました。D1瀧田・野村ペアも「またか」というほど何度もデュースに持ち込み、簡単には終わらせない姿勢をしっかり見せることができました。「何とかなる」と考えていたS3を取れなかったことは少し残念ですが、全体的によく粘って良い試合ができたと思います。帰り際には女子部と一緒に写真を撮り、有意義な一日でした。ちなみに兵庫県新人団体参加校100校近くある中で、男女アベック本戦は相生学院と雲雀丘学園の2校のみでした。総体もアベック本戦出場できるよう頑張りたいと思います。さて次の目標は11月3日に行われる東阪神大会優勝です。まずは良い試合ができるよう頑張りたいと思います。

2016年10月16日

高校男子硬式テニス部 試合結果

第58回兵庫県高等学校対抗テニス新人大会予選
(平成28年10月1日 於:県立三木高校)  
予選4回戦を勝ち抜き、本戦進出を決めました(兵庫県団体BEST8確定)

2回戦 4-1(VS六甲高校)
S1 高1池田善孝 (6-2)
S2 高2中山翔斗 (6-1)
S3 高2増田和弘 (1-6)
D1 高2石垣 凌 (6-3)
   高2瀧田修平 
D2 高2滝澤 龍 (6-2)
   高2調 一輝

3回戦 4-1(VS神戸高専)
S1 高1池田善孝 (6-3)
S2 高2石垣 凌 (7-5)
S3 高2中山翔斗 (6-1)
D1 高2瀧田修平 (6-0)
   高1野村和寛 
D2 高2滝澤 龍 (3-6)
   高2植草 峻

4回戦 4-1(VS三木高校)
S1 高1池田善孝 (6-4)
S2 高2石垣 凌 (6-7)
S3 高2中山翔斗 (6-0)
D1 高2瀧田修平 (6-2)
   高1野村和寛 
D2 高2滝澤 龍 (6-1)
   高2調 一輝


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10月1日(土)平成28年度兵庫県新人大会団体戦当日を迎えました。60期新体制になって以来様々な公式戦に臨んできましたが、全ては前半戦最大の山場であるこの大会に向けてのものであり、常にこの大会に照準を合わせて練習に取り組んできました。今年は団体第7シードを勝ち取り、実力通りに行けば兵庫県上位8校に入り本戦に出場できることになります。ここ数年は挑戦者としてBEST8戦に臨んでいたので、「順当に行けば勝てる」というプレッシャーを抱えての試合は不慣れであり、そういう意味での大きな不安を感じながら試合に臨むこととなりました。前日は会場近くのホテルに宿泊し、全員で気持ちを高めて会場(三木高校)入り。雨の影響でコート状況が気がかりでしたが、三木高校の生徒さんたちが朝早くからしっかり整備をしてくださり、予定通り試合が始まりました。雲雀丘はシード校のため2回戦からの出場となります。対戦校は六甲高校。試合前の力強い挨拶に少し圧倒され、また初戦の緊張感も手伝って少し硬さが見られましたが、試合の中でしっかり調整をして危なげなく2回戦を乗り切りました。S3で出場の増田も負けはしましたが、堂々とした試合ぶりでした。初戦を乗り切り体も気持ちもほぐれて迎える3回戦は神戸高専です。団体戦5試合目にして初めて自慢のシングルス3本揃い踏みとなりました。
球の切れと配球の妙で凡打の山を築く知性のスターターS1池田、多彩な変化球とストレートのコンビネーションで強打を許さない策略のセットアッパーS2石垣、そして重いストレートで胸元をえぐり、真っ向勝負を挑む魂のストッパーS3中山。相手も強く、なかなか思い通りに試合を展開させてもらえないところはありましたが、それぞれの持ち味を十二分に出して勝利を収めました。D2滝澤・植草ペアは本来の力が発揮できず残念でしたが、チームとしては余裕を持って勝利できたと思います。
そしていよいよBEST8を賭けた三木高校とのガチンコ勝負です。地区が違うので顔を合わせることもほとんどなく、不安要素がかなりありました。戦力分析を重ねる中、上位3名はかなりしっかりしており、戦力層は厚く、決して楽に勝てる相手ではないということだけははっきりしました。相手のホームグラウンドでの対戦ということを考えると多少不利かもしれないというのが本音のところで、重苦しい雰囲気の中で試合が始まりました。3面展開でS1・D1・S2がスタート。どの試合も一進一退で互いに一歩も引かない緊迫の試合展開です。
S1池田は当初リードしていたものの、流れをつかみきれず手探り状態で4-4に追いつかれました。相手S1は表情ひとつ変えず淡々とプレーし、ミスが少なく、決めに行ったボールもうまく拾ってつなげてくる素晴らしい選手で、精神的にもタフで隙がありませんでした。「ラスト2ゲーム、こんなすごい環境でテニスができる幸せをかみしめて試合を楽しもう」と気持ちを切り替え、何とか試合をものにすることができました。「互いに認め合いながらも譲れないものがある」という気持ちのぶつかり合いが大きな感動を生んだ壮絶な試合でした。この勢いに乗り、駆け引きと間の勝負が持ち味のテクニシャンD1瀧田・野村が2-2から4ゲーム連取して勝利。続いて力強いショットを武器に相手をねじ込むハードヒッターD2滝澤・調が素晴らしい反応とリズムで圧倒しました。チームとしての課題であったダブルスでしたが主軸の滝澤・瀧田を固定し、今大会は万全でした。S2石垣はもつれにもつれて1時間以上にも及ぶ激闘となり、負けはしましたが「勝ちに匹敵する内容」で相手チームのポイントゲッターに流れを渡しませんでした。そして最後はストッパーS3中山が奪三振ショーで締め、4-1で本戦切符を手にしました。キャプテンとして申し分のない試合内容で、試合後、相手校小川先生の第一声は「S3の選手はほんまに凄いですね」でした。「練習して課題を見つけてまた練習」単純ですがこれを毎日やり続けることはとても難しい。その難しいことがしっかりできているからこそ『やるかやられるか』という勝負の本質を試合で体現し、感動を生み他校の様々な先生方に褒めて頂けるのだと思います。
BEST8戦。終わってみれば快勝でしたが、三木高校の選手は気持ちが安定していて決して勝負をあきらめない粘り強さ、タフさを持ち、クラブ全体としても「テキパキとした行動」「安定感・一体感を感じさせる雰囲気」と、見習うべきところがかなりありました。この経験をぜひとも今後のクラブ活動に生かし、キャプテン中山を中心にしっかり取り組んでいきたいと思います。
さて次は10月29日(土)神戸総合で行われる団体本戦(雲雀丘は男女アベック出場となりました)です。相手は兵庫県第2シードの甲南高校。戦力差は大きいですが、粘って粘ってタフな試合ができれば何かしらの突破口が開けるかもしれません。目標である兵庫県団体BEST4まであと一歩。精一杯の戦いをしたいと思っています。


2016年09月24日

高校男子硬式テニス部 試合結果

平成28年度夏季ジュニアテニス選手権大会予選 (平成28年9月3日~9月11日 於:各会場)

以下のような結果になりました。

(シングルス予選)
4回戦
高2瀧田修平(6-1)須磨翔風
高2石垣 凌(6-4)県芦屋
高2調 一輝(6-4)アメニティ園田
高2滝澤 龍(6-4)神大中等
高1池田善孝(6-0)川西明峰
高2中山翔斗(3-6)TASUCLUB
高1青山凌太郞(1-6)滝川第二
高1植草 峻(1-6)宝塚TCO
高1野村和寛(1-6)三田松聖

準決勝
高2石垣 凌(6-2)甲南
高2調 一輝(7-5)須磨学園
高1池田善孝(6-0)鈴蘭台
高2滝澤 龍(4-6)三田    BEST4
高2瀧田修平(4-6)TASUCLUB  BEST4

決勝
高2石垣 凌(6-3)三田   優勝 → 本戦へ
高1池田善孝(7-5)報徳   優勝 → 本戦へ
高2調 一輝(1-6)市立西宮 準優勝


(ダブルス予選)
4回戦
高2滝澤 龍・高1植草 峻(7-5)滝川
高2調 一輝・高2乾 聖也(6-3)須磨翔風
高2中山翔斗・高1池田善孝(6-7)甲南    
高1小泉 諒・高1永田淳也(3-6)報徳    
高1政家一文・高1川上颯太(0-6)啓明

準決勝
高2滝澤 龍・高1植草 峻(6-2)県伊丹  
高2調 一輝・高2乾 聖也(2-6)鳴尾   BEST4

決勝
高2滝澤 龍・高1植草 峻(0-6)関西学院  準優勝


夏季ジュニアテニス選手権大会シングルス本戦 (平成28年9月24日 於:神戸総合運動公園)

以下のような結果になりました

1回戦
高2石垣 凌(0-6)西宮甲英
高1池田善孝(0-6)相生学院   


阪神大会団体では手探りの部分があり納得できる結果は残せませんでしたが、60期の戦い方を掴むことができました。収穫を得て迎えたこの夏季ジュニア大会でも、シングルス2本本戦アップを果たし、雲雀丘の存在をアピールすることができました。石垣、池田とも新人大会についで2大会連続本戦アップです。特に池田は決勝戦で報徳の1番手との競り合いを制しての優勝で、本当に価値があります。4回戦・準決勝進出の本数を見ても、ここ数年にない充実ぶりです。決して練習環境に恵まれているわけではありませんが、暑い中、また文化祭準備で忙しい中、時間をとってしっかり練習できていたことが良い結果を生んだのだと思います。ただダブルスについては昨年度の準決勝5本進出と比較しても少し物足りない結果となり今後の課題です。60期新チーム発足当初よりシングルス中心のチームでしたが、団体戦でのダブルスの重要性をしっかりと認識して、チームとして課題を持って取り組む必要があるように思います。
 さて次はいよいよ新人大会団体、前半戦最大の山場です。今年は55期(団体第8シード)でもなしえなかった兵庫県団体第7シードを獲得しました。大きなチャンスです。何とかこのチャンスを生かせるよう、しっかり練習を積んで10月1日(土)本番に臨みたいと思います。そしてチームの目標である兵庫県団体BEST4に少しでも近づけるよう勝利にこだわって一戦一戦大切に戦って行きたいと思います。

2016年08月29日

高校男子硬式テニス部 試合結果

第28回阪神高等学校テニス大会(平成28年8月25日 於:浜甲子園運動公園)
 団体2部3位となり2部残留です。(1位市立西宮、2位甲陽、4位宝塚西)

2部リーグ戦結果
    4-1(VS宝塚西)
S1 高1池田善孝(6-1)
S2 高1植草 峻(3-6)
S3 高1野村和寛(7-6)
D1 高2石垣 凌(6-3)
   高2瀧田修平 
D2 高2滝澤 龍(6-4)
   高2調 一輝 

    2-3(VS甲陽学院)
S1 高1池田善孝(6-1)
S2 高2石垣 凌(2-6)
S3 高2滝澤 龍(6-1)
D1 高2瀧田修平(2-6)
   高1野村和寛
D2 高2調 一輝(2-6)
   高2乾 聖也

    2-3(VS市立西宮)
S1 高1池田善孝(6-7)
S2 高2石垣 凌(4-6)
S3 高1植草 峻(7-6)
D1 高2瀧田修平(7-6)
   高2中山翔斗
D2 高2滝澤 龍(4-6)
   高2調 一輝

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 8月25日(木)。60期新チームになって初の団体戦に臨みました。新人大会個人戦では胸を張れる成績を残し、勢いを持って迎えた大会ですが、新人団体上位シードが予想される学校との対戦の中、「優勝も最下位の可能性もある」という状況で試合が始まりました。初戦は宝塚西高校です。阪神大会・東阪神大会と毎年顔を合わせ熱戦を繰り広げていますが、今年もシングルス2本を中心に充実のメンバーです。S1・S2は少し苦しいかなぁと思っていましたが、エース池田があっさりゲームを取り大きな流れを作ってくれました。相手のダメージは相当大きかったと思います。D1石垣・瀧田ペアも新人大会個人ダブルス決勝で敗れた相手にリベンジを果たし、最高の立ち上がりとなりました。2戦目は昨年度新人大会団体戦BEST16をかけて激戦を演じた甲陽学院です。宝塚西高同様シングルス2本を中心とした力のあるチームです。この試合もかなり余裕を持ってS1を勝ち取りましたが、試合中のアクシデントもあり、昨年度新人団体のリベンジを許してしまう結果となりました。
 1勝1敗で迎えた最終戦は市立西宮高校との対戦です。今回対戦する2部リーグ3校の中で最もバランスが良く、戦力が整っており、厳しい内容となりました。頼みのS1池田も力のある2年生ばかりとの対戦で体力的にかなりきつくなっていたように思います。ダブルス2本とS3を取りたいところでしたが、思っている以上に相手のレベルが高かったと思います。S3キーマン植草、怪我を押して強引に出場した中山・瀧田ペアが奮闘しましたがチーム全体としては力が及びませんでした。
 今回の阪神大会はベストメンバーで臨むことができませんでした。また試してみたいことなどもあり、オーダーもベストではありませんでした。優勝できなかったことは残念ですが、一方でいろいろと得ることが多かったことも事実で、3位という成績ではありますが、チームとしての流れはある意味さらに強まったのではないかと感じています。今後もこの流れを大切に、努力を続けていきたいと思います。
 さて今週末は夏季ジュニア大会です。まずは全力を尽くして1試合でも多く勝ち上がれるよう頑張りたいと思います。そして前半最大の山場である新人大会ではベストな状態で勝負をして、兵庫県団体BEST4という目標を達成できるよう頑張りたいと思います。

2016年08月20日

高校男子硬式テニス部 試合結果

平成28年度新人大会本戦 (平成28年8月19日 於:赤穂海浜公園)

以下のような結果になりました。

(シングルス本戦)
1回戦
高1 池田善孝(2-6)須磨東
高1 野村和寛(1-6)仁川
高2 石垣 凌(0-6)宝塚西

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 3名とも初戦突破はなりませんでした。対戦相手のレベルを考えると勝ち上がることは難しいと思っていましたが、改めて本戦で勝つことの大変さ・難しさを感じました。技術面での差もさることながら、意識面での差が大きいと思います。「体力や技術があり結果が出るから意識が高い」という面は現に存在するのでしょうが、良い選手をじっくり見てそのプレーや雰囲気を感じていくこと、またテニスに関する雑誌や本を読み競技への意識を高めていくことが練習に対する姿勢を変え、ひいては技術や体力の向上につながるということも確かなことだと思います。敗戦の中で学んだ様々なことを踏まえ、チームの中心でキャプテンをしっかり補佐し、今後の練習をさらに内容のある密度の濃いものにしていってほしいです。
 次は8月25日(木)に行われる阪神大会団体戦です。昨年に引き続き2部リーグで市立西宮・宝塚西・甲陽学院という実力校と対戦します。戦力分析をしていると3校ともしっかりとした軸になる選手を複数抱え、特に市立西宮高校は上位層が厚く、新人団体でも上位シードが予想されます。優勝を見据えながらも、3部転落の可能性も十分あるというのが正直なところです。どれだけの試合ができるか分かりませんが、新チーム最初の団体戦を良い形で終えたいと思っています。

2016年08月12日

高校男子硬式テニス部試合結果

平成28年度新人大会予選 (平成28年8月6日~8日 於:各会場) 

以下のような結果になりました。

(シングルス予選)
4回戦
高2石垣 凌(6-0)須磨東
高2滝澤 龍(6-0)県立西宮
高2調 一輝(6-3)長田
高2瀧田修平(6-3)啓明
高1池田善孝(6-0)須磨友ヶ丘
高1野村和寛(6-1)啓明
高1植草 峻(6-1)武庫荘総合
高1小泉 諒(6-4)川西明峰
高2西本侑祐(3-6)長田  → BEST8
高2乾 聖也(1-6)鳴尾  → BEST8

準決勝
高2石垣 凌(6-4)甲南
高2滝澤 龍(6-3)甲陽
高1池田善孝(6-1)神戸高専
高1野村和寛(7-5)六甲
高2調 一輝(1-6)舞子 → BEST4
高2瀧田修平(0-6)神戸 → BEST4
高1小泉 諒(2-6)宝塚 → BEST4
高1植草 峻(0-6)灘  → BEST4

決勝
高2石垣 凌(6-1)県立国際 → 優勝 本戦へ
高1池田善孝(6-0)三田学園 → 優勝 本戦へ
高1野村和寛(6-3)報徳学園 → 優勝 本戦へ
高2滝澤 龍(3-6)関西学院 → 準優勝


(ダブルス予選)
準決勝(4回戦)
高2滝澤 龍・高1植草 峻(6-0)関西学院
高2石垣 凌・高2瀧田修平(7-6)仁川
高2調 一輝・高2乾 聖也(6-4)灘

決勝
高2滝澤 龍・高1植草 峻(4-6)伊丹北  準優勝
高2石垣 凌・高2瀧田修平(3-6)宝塚西  準優勝
高2調 一輝・高2乾 聖也(0-6)三田   準優勝


                                                                                                                                                                                          今大会ではシングルス決勝6本、シングルス・ダブルスとも3本本戦進出を目標にしていましたが主砲を怪我で欠くなか厳しい大会となりました。しかしながらシングルス3本が本戦に進出、ダブルスも本戦出場こそなりませんでしたが、決勝に3本進出し、十分に胸を張れる成績になったと思います。シングルス本戦3本進出は新人・総体とも団体BEST8を果たした55期以来の成果です。上位進出が難しくなっている中、また厳しくなっている練習環境のもと、本当によく頑張りました。ただ58期の成し遂げた決勝進出6本という目標を達することができなかったこと、ダブルス決勝で阪神大会や東阪神大会で対戦する伊丹北高校や宝塚西高校に負けている点は胸にとどめておく必要があると思います。
 チーム全体に目を移すと、キャプテン不在の中、副キャプテン滝澤が率先して練習を引っ張り、高2の面々がしっかり周りを固めていたことが良いチーム状況を生んだように思います。荒削りの印象が強かった60期生ですが、全体的に丸みを帯びてきて良い感じに仕上がってきました。競争心(これが60期のクラブテーマです)が強く、課題をもって練習や試合に臨めているように感じます。主砲が復帰すればさらに強くなれると感じるし、そういう意味ではまだまだ伸び白がありそうです。
 そんな先輩たちの姿を見て61期生たちも「目を見張る成長」を遂げています。スーパー1年生池田は誰もが認めるチームの中心となり、本戦アップした野村は抜群のテニスセンスに力強さが加わり、なくてはならない存在です。そして61期のキーパーソン植草は磨きのかかったバズーカーショットと持ち前の動じない性格を武器に、要求の高い先輩とのダブルスも難なくこなして結果を出しました。その他にも大きく力をつけている選手が存在し、高1生だけでもそれなりのチームができそうな勢いです。色々な意味で本当に頼もしいです。61期生(高1生)に力があることはもちろんですが、60期生(高2)がしっかり練習に取り組んで「部活動」をしているからこその成果だと強く感じます。
 さてチームは明日からお盆休みとなります。しっかりリフレッシュして新鮮な気持ちで17日からの練習を始めたいと思います。19日から新人大会本戦(赤穂海浜公園)、25日阪神大会団体と暑い中試合が続きますが、しっかり乗り切って、良い流れのまま夏季ジュニア、そして前半戦最大の山場である新人大会団体へ向かっていこうと思います。

2016年08月04日

高校男子硬式テニス部試合結果

平成28年度ジュニアフェスティバル大会 (平成28年7月16日~21日 於:各会場)

以下のような結果になりました。

(18歳以下S予選)
準決勝
高2中山翔斗(6-2)仁川
高2石垣 凌(6-1)鳴尾   
高2滝澤 龍(6-4)六甲 
高2調 一輝(1-6)啓明 BEST4

決勝
高2中山翔斗(6-7)神戸  準優勝
高2石垣 凌(5-7)御影  準優勝
高2滝澤 龍(0-6)明石城西 準優勝

(18歳以下D予選)
準決勝
高2中山翔斗・高1池田善孝(6-0)神港  
高2滝澤 龍・高1植草 峻(6-7)報徳  BEST4
高2調 一輝・高2乾 聖也(0-6)滝川第二 BEST4

決勝
高2中山翔斗・高1池田善孝(6-1)三田 優勝 → 本戦へ

本戦
高2中山翔斗・高1池田善孝
2回戦 6-3 武庫総合
3回戦 7-6 啓明
準決勝 3-6 報徳  BEST4


平成28年度サマーチャレンジ (平成28年7月23日~30日 於:しあわせの村)

以下のような結果になりました。

(17才以下予選)
準決勝
高2中山翔斗(6-3)三木東
高2瀧田修平(6-4)長田 
高2石垣 凌(6-1)宝塚西
高2滝澤 龍(0-6)伊丹北 BEST4
高1植草 峻(3-6)甲南  BEST4

決勝
高2中山翔斗(6-2)滝川第二 優勝 → 本戦へ
高2瀧田修平(2-6)甲南  準優勝
高2石垣 凌(1-6)鳴尾  準優勝

本戦1回戦
高2中山翔斗 WO


60期中山主将、滝澤・石垣副主将体制初の公式戦となりました。主力選手で出場していない者もいるのでチームの持っている力からすると上位層のボリュームが少し物足りませんがコンディションを整え、しっかり力を出せばもっと成績は伸びると思います。特筆すべきはJrフェスティバルダブルス中山・池田組が本戦準決勝まで駒を進めたことでしょうか。これまで本戦ではなかなか勝てなかったので本当に価値があります。過去の主力選手と比較しても「ちょっと違うなぁ」と感じることが多いので、さらに高い意識・目標を持って取り組んで欲しいです。
さてチームは前半戦最大の山場、新人大会(個人戦)に向けて調整中です。灘高校との練習試合ではちょっと押され気味でしたが、三田学園との練習試合では伸び伸びと自分たちの流れで試合ができていました。戦力は十分に整っています。新人大会個人シングルス決勝6本進出の58期を目標に、粘り強い戦いをしていきたいと思います。

2016年05月16日

高校男子硬式テニス部 試合結果

平成28年度兵庫県高校総合体育大会個人戦(予選)(平成28年5月3日~5月14日 於:各会場)

以下のような結果になりました。

(シングルス予選)

準々決勝
高3後藤啓大(6-2)神戸高専 
高3松本一馬(6-2)神戸
高3竹一憲太朗(6-4)関西学院
高2中山翔斗(6-3)伊川谷北    
高2石垣 凌(6-4)伊丹北  
高1池田善孝(6-1)葺合  
高2滝澤 龍(3-6)三田学園 BEST8
高2瀧田修平(1-6)神大中等 BEST8
高1山下颯斗(2-6)灘    BEST8    

準決勝
高3後藤啓大(6-1)市立西宮 
高2中山翔斗(6-4)西宮北    
高1池田善孝(6-1)伊川谷  
高3松本一馬(2-6)報徳   BEST4
高3竹一憲太朗(0-6)甲南  BEST4
高2石垣 凌(1-6)鳴尾   BEST4

決勝
高1池田善孝(6-1)三田学園  優勝 → 本戦へ
高3後藤啓大(4-6)関西学院  準優勝
高2中山翔斗(5-7)関西学院  準優勝


(ダブルス予選)

準々決勝
高3松本一馬・高1池田善孝(4-6)啓明     BEST8
高3後藤啓大・高3竹一憲太朗(4-6)伊川谷北  BEST8
高2瀧田修平・高2乾 聖也(6-7)須磨学園   BEST8
高2中山翔斗・高2滝澤 龍(2-6)神戸     BEST8


59期高校3年生は部員数が少なく、あまり力を発揮できていない面がありましたが、後輩たちの援護射撃を受け、新人・総体団体ともに兵庫県BEST16を勝ち取ることができました。そんな59期生にとって最後の試合となるこの総体個人戦でしたが、最後までよく頑張ったと思います。ドローを見る限り到達すべきところまでは駒を進めることができたのではないでしょうか。最後までクラブをやり遂げたことへの自信と、そこで得た貴重な経験を活かして今後の学校生活、受験勉強に邁進してほしいです。
さてクラブ全体に目をやるとダブルスにおいて、決勝はおろか、準決勝進出ペアもゼロという結果になりました。今までにない状況で、新体制での大きな課題です。主力選手が「ダブルスを重視していない」ことがその大きな原因だと思います。まずは意識を変え、どん欲に取り組んでいきたいと思います。結果はおのずとついてくると感じます。一方シングルスでは、主力組は今までにないほどの充実ぶりです。試合ごとに確実に力をつけています。新チームはシングルス3本でかなりのレベルまで勝負できそうです。だからこそダブルスへの意識を高めてさらに戦力の充実を図っていくことができれば上位校を脅かす存在になれそうです。中間考査明けから本格的に始動します。まずは新人大会個人戦本戦単複各3本以上、阪神大会1部返り咲き、新人団体BEST8を目標に、そしてさらにその上を目指して頑張っていきたいと思います。

2016年04月30日

高校男子硬式テニス部 試合結果

平成28年度兵庫県高校総合体育大会団体戦 (平成28年4月23・24日 於:仁川学院会場))

以下のような結果となり、兵庫県団体BEST16になりました。

2回戦3勝0敗(VS滝川高校)
S1 高1池田善孝 (6-2)
S2 高2中山翔斗 (6-4)
D1 高3後藤啓大 (6-2)
   高3竹一憲太朗

3回戦2勝1敗(VS伊丹北高校)
S1 高1池田善孝 (6-1)
S2 高2中山翔斗 (6-4)
D1 高3後藤啓大 (3-6)
   高3竹一憲太朗

4回戦0勝3敗(VS西宮甲英)
S1 高1池田善孝 (1-6)
S2 高2中山翔斗 (1-6)
D1 高3松本一馬 (1-6)
   高2滝澤 龍

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総体団体戦。59期生にとっては最後の団体戦です。今年もノーシードから勝ち上がろうと思っていましたが予想に反して16シードとなりました。仁川学院に9:00前に集合しましたが、2回戦から出場のため初戦は14:00過ぎとなりました。選手がだれているのではと少し心配でしたが、杞憂に終わりました。東阪神の教訓を生かし、気持ちの準備がしっかりできていたと思います。今年の総体団体はベスト8をかける試合で兵庫県第1シードの西宮甲英と当たることもそうですが、そこに至るまでに、シードがついていない学校で最もやりたくないと考えていた滝川高校と伊丹北高校が同じブロックというドロー運のなさでした。しかし、気持ちのこもった試合・応援・審判で昨年に続く素晴らしい大会になりました。
2回戦(雲雀丘にとっての初戦)は今年度兵庫県新人大会BEST16の滝川高校です。9月に行った練習試合でも大いに苦労させられ「当たりたくないなぁ」と思ったことをよく覚えています。緊張感いっぱいで迎えた滝川戦ですがダブルス高3竹一・後藤が自分たちのペースで試合をして流れを引き込みました。S1・S2もスコア以上の圧勝感があり、まずは第一関門突破です。
続く3回戦も強敵伊丹北高校です。東阪神大会に備えて10月に練習試合を行いましたが、7本団体形式ではフラフラ状態での辛勝でした。その後の個人戦形式の練習試合でも、泥臭く粘り強いテニスに辟易させられ、かなり「嫌なイメージ」を植え付けられて迎えたこの試合は、予想通りもつれた展開になりました。ダブルスは2-1リードとなり波に乗れるかなぁと思いましたが、強烈なボレーを要所で決められ思い通りの試合をさせてもらえませんでした。S1スーパー1年生池田に託し、4-1と安定した展開でしたが降雨のためハードコート使用不可となり試合中断。良い流れであっただけに手痛い雨でした。そしてオムニコートで行っていたS2高2中山に全注目が移りました。徹底的につなぎのテニスを強要してくる相手のペースでの試合展開となり0-2。次取られると「かなり厳しくなる」ところでしたが、新人大会をはじめすべての団体戦でチームのポイントゲッターとして大きな修羅場を超えてきた強者は気持ちを乱すことなく淡々と、しかし強い意志をもって一進一退の激しい攻防を制しました。これまで格上の本格派を相手に実績を積み重ねてきましたが、今回は調子が今一つの中、課題としていた技巧派の凄いやつを倒したことでさらに力をつけてくれたように感じます。1-1となり中断されていたS1の試合をオムニコートで再開。安定した良い流れを途切れさせることなく完勝でした。
翌4月24日(日)、同じく仁川学院会場で兵庫県第1シードの西宮甲英と対戦しました。はるか格上の相手にどれだけ戦えるのか、何とか凌いで1ゲームでも2ゲームでも取りたいという強い気持ちを持って試合に臨みました。実力差は明白で勝負は見えていたのですが、最後まで試合をあきらめず、「何とかしよう、少しでも長くコートにいよう」という気持ちが十分伝わる良い試合内容でした。昨年同様(明石城西と対戦しました)レベルの違う強豪との対戦を通して「本物の学び」ができたと強く感じます。兵庫県No1の強豪校と対戦でき、本当に幸せでした。この経験を60期新体制でしっかり生かして良いチームを作りたいと思います。まだまだ粗削りですが、その素地は十分にあると感じています。5月3日(火)から総体個人戦が始まります。この総体団体の経験を生かして頑張りたいと思います。

2016年04月17日

高校男子硬式テニス部 試合結果

平成28年度春季東阪神リーグ戦(団体戦) (平成28年4月10日 於:川西北陵高校)
1部4校による総当たり戦です。3勝0敗で優勝しました。

   4-3(VS県立伊丹)
S1 高3松本一馬(1-6)
S2 高2滝澤 龍(4-6)
S3 高2石垣 凌(7-6)
S4 高3増田和弘(7-6)
D1 高2中山翔斗(7-5)
   高1池田善孝
D2 高3後藤啓大(7-6)
   高3竹一憲太朗  
D3 高2瀧田修平(2-6)
   高1野村和寛

   4-3(VS宝塚西高校)
S1 高2中山翔斗(4-6)
S2 高1池田善孝(6-2)
S3 高2石垣 凌(2-6)
S4 高2増田和弘(2-6)
D1 高3後藤啓大(6-3)
   高3竹一憲太朗
D2 高3松本一馬(7-6)
   高2滝澤 龍
D3 高2瀧田修平(6-3)
   高1野村和寛 
             

   5-2 (VS川西北陵)
S1 高2中山翔斗(6-3)
S2 高1池田善孝(6-1)
S3 高2石垣 凌(6-2)
S4 高2瀧田修平(7-6)
D1 高3後藤啓大(4-6)
   高3竹一憲太朗  
D2 高3松本一馬(6-2)
   高2滝澤 龍
D3 高3倉智 翼(2-6)
   高3今里啓斗








ここ2年春の東阪神大会は宝塚西高校に敗れ2位に終わっています。今年こそは優勝盾を取り戻そうと、例年の「高3引退試合」を踏まえながらもかなり勝利にこだわったオーダーを組みました。秋の大会では雲雀丘が優勝し、得失点差により川西北陵、宝塚西、県立伊丹高校が2~4位になるという大激戦でした。あまり余裕がない状況で山場はいきなり初戦の県立伊丹高校戦でやってきました。色々と試したいこともあり、ベストなオーダーではありませんでしたが、勝利を挙げた4試合はタイブレーク3試合と7-5というギリギリの状況でした。特にS3石垣は3-5から逆転、S4増田もシーソーゲームを勝ち切るなど接戦をものにしたことは素晴らしいですが、準備不足は否めないと思います。しかしながらよくこらえました。
続く宝塚西高校戦は現状でのベストオーダーで臨みましたが、こちらもどうなるかわからない状況に追い込まれました。少し余裕をもって勝てると考えていたので、少し不満の残る内容ということになるのではないでしょうか。川西北陵高校には5-2と最後にようやく良い感じの試合展開となりましたが、相手の1番手が出場していないことを考えると・・・。ふらふら状態でしたが優勝できたことは本当によかったです。総体団体への励みになる結果だと思いますが、色々な面で認識の甘さを露呈したと言わざるを得ません。「大事な試合だ」という意識が他校に比べ劣っていたことは事実だと思います。新高1池田が3戦3勝と気を吐いてくれたことにかなり救われましたが、本来ならばまだまだチームに貢献していない高1は出場させたくないというのが本音でした。
さて59期生も早いもので総体を残すのみとなりました。総体団体でも東阪神同様3年ぶりのBEST8をと思っていましたが、ドローを見るとなかなか難しそうです。4月23日(土)は団体メンバーはもちろん、応援の部員も含めて頑張りたいと思います。そして行けるところまで行って良い形で60期体制に移行できればと思っています。

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