高校男子硬式テニス部 試合結果
平成25年度兵庫県高校総合体育大会個人戦(予選)(平成25年5月3日~5月5日 於:各会場)
以下のような結果になりました。
(シングルス予選)
高3長野航己 決勝 (5-7)甲南 準優勝
高3廣田光晟 決勝 (0-6)甲南 準優勝
高3楢崎由磨 準決勝(0-6)宝塚西 Best4
高2松岡尚吾 準決勝(2-6)伊川谷北 Best4
高2佐々木真 準決勝(0-6)関学 Best4
高1久保裕樹 準決勝(1-6)三田 Best4
(ダブルス予選)
高3長野航己・高2松岡尚吾 決勝(6-2)関学 優勝 → 本戦へ
高3平内雄真・高3井谷優太 準決勝(3-6)長田 Best4
高3楢崎由磨・高3山本勇気 準決勝(2-6)長田 Best4
高3山田拓巳・高2佐々木真 準決勝(2-6)関学 Best4
総体は高3生にとって最後の大会なので、どの学校もしっかりと練習を積み、調整をしています。そういう意味で、その結果は他の大会とは少し違った意味があるように思います。昨年度はシングルス3本が本戦に上がりましたが、今年はダブルス1本のみとなりました。団体戦でBEST8を勝ち取った学校としてはかなり物足りない結果ですが、本戦出場は本当に価値があり、誇りに思います。しかしこの戦力で団体BEST8になったというのは、運も含めて凄いなぁと改めて思います。色々な意味で高3生の、特にキャプテンの意地や執念を感じます。テニスではなく、部活に取り組んだからこそのパワーが確実に存在していました。個人に目を向けると、廣田がシングルスで決勝まで進みました。淡々と真面目に練習をした成果だと思います。ここまで来たらもう1試合勝ち抜いて本戦へというところでしたが甲南の壁は少し高かったようです。ダブルスでは井谷、平内が予選BEST4です。団体メンバーにはなれませんでしたが、堅実なプレーで存在感を見せてくれました。陰でしっかりとチームを支えてくれた二人が結果を残してくれて、これほど嬉しいことはありません。高1では久保がセンスの良さを武器に勝ち上がりました。樽谷とのダブルスも本戦ペア相手にあと一歩というところまで追い込んでおり、体を作って、もう少しどっしりと腰を据えて部活に取り組んでくれれば、面白い存在になれそうです。
さてこの大会をもって、団体メンバー以外の56期生は引退となります。本当によく頑張りました。当初は何となく頼りなく、ひ弱な印象がぬぐえない56期でしたが、キャプテン長野を軸に、山本、西岡がうまくチームをまとめ、格段の進歩を遂げました。団体戦に限れば、戦力が充実していた昨年のチームにも決して劣らない戦いぶりでした。総体は言うまでもなく、東阪神大会でも、昨年敗北寸前にまで追い込まれていた宝塚西高校相手に秋・春ともに圧勝しました。不思議なチームでした。それゆえに魅力たっぷりでした。この力を受験へ向け、不思議なチームワークで全員が勝利を手にしてくれることを願っています。
なお団体メンバーは5月24日(金)総体団体本戦、甲南高校とのBest4を懸けた一戦に臨みます。実力差は歴然ですが、知恵を絞り、手を尽くして、勝負が決するその時まで全力でプレーしたいと思います。