学年懇談会の開催
本校ではできるだけ保護者の皆さんに学校の状況を知っていただくという趣旨で、授業参観や学年懇談会を実施しています。
今週は6月26日(月)に中学1年生・2年生、28日(水)には中学3年生の学年懇談会を実施し、それぞれ110名を超える保護者の方にご出席いただきました。昨今、入学式と卒業式しか出ないという保護者が大半という学校もあるようですが、本校については出席率が高く保護者の教育に対する関心の深さをうかがい知ることができ、心強く感じています。
既に新学期がスタートして3ヶ月になりますが、生徒達にとっては学校や新しい友人との人間関係にも慣れ、それぞれの生活のペースがつかめるようになってきています。しかし一方で、環境の変化にうまくなじめず、未だに規則正しい生活や学習の習慣が身に付いていないという生徒が出はじめる時期でもあります。
私は最初に『雲雀丘学園の中学・高校は変わります』というテーマで、“将来社会で役立つ力を育てる”ために現在学校で取り組んでいること、また来年度に向けて、きめ細かい進路実現をはかるために検討している「コース」や「授業時間」の変更等についてお話ししました。そして家庭と学校が連携して子ども達を育てていくという共育の大切さを訴えました。
人間力や学力の向上は、一朝一夕に達成できるものではありません。日々の積み重ねが何よりも大切であり、そのためには習慣化することが不可欠です。何事も当たり前のことを繰り返し行うことによって、真の力が備わってくるのは間違いありません。
これからも本校を卒業した生徒達が社会に出た時に、「雲雀丘学園で学んで良かった」と言えるような学校づくりを進めていきたいと思っています。