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2018年05月31日

パッション

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 子どもは好奇心の塊。目に入るものすべてに対して「どうして?」「なんで?」と疑問をもち問いかけてきます。頭の中は???でいっぱいになります。ここで大人があまり簡単に「正解はね、こうだよ」と言ってはいけません。それどころか反対のことが必要です。
 もっともっと???が広がったり深まったりするような良い問いかけをしてあげたいと思います。答えは子ども自身が見つけられるように、「ほほう、なるほど」と感心したり、良い質問を発したり、じっくりと付き合ってあげられる大人でありたいと思います。そして子どもたちの頭や心の中で???がどんどんどんどん膨らんで、ビックリするような大きな夢みたいなことが出てくるようにしてあげたいと思っています。大人の現実的な「正解・不正解」「無理・無駄」で子どもたちの夢を潰してはなりません。日常・非日常のいろいろな経験から生まれた興味・関心・疑問を「こんなことやってみたい。これができたらどんなに素晴らしいだろう。」「どうしたら実現できるだろうか。何とかやってみせる!」という情熱(パッション)や愛にまで育てる、その導きをするのが教育だと感じています。
 今、さまざまな分野で活躍されているデザインオフィスnendo代表の佐藤オオキ氏の作品を見たり言葉を聞くと、見慣れた日常が新鮮な感性で???が!!!になっていく、そして周りの人の喜びにつながっていることを感じ、なんだかわくわくした気持ちになります。訳のわからぬブログになりましたが、ICTもそのための大切な武器になると思っています。
雲雀丘学園幼稚園 園長 平尾聡

2018年05月23日

教育ITソリューションEXPOにて本校の実践事例を紹介いたしました。

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 5月16日(水)から18日(金)にかけて東京ビッグサイトで教育ITソリューションEXPOが開催されました。国や地方公共団体の長ならびに担当者、国内外の事業者、学校関係者が参加する展示会です。

20180523-1.jpg 株式会社アイ・オー・データ機器に実践事例紹介の場をいただき「『てれたっち』による説明で、新入生の理解度アップ~1年生活科 みんなでおべんきょうつうがくマナー」と題して本校の取り組みを紹介させていただきました。
 1年生活科での通学指導について実践事例紹介では,次のようなお話しをいたしました。
 まず,3点の課題を提示いたしました。はじめに,児童はひらがなを学ぶ前に通学マナーを学ばなければならないこと。次に,指導者は文字以外の視覚・聴覚の情報を多く盛り込んで児童にマナーを伝える必要があること。さらに,1年生当初の集中力は45分持たないため,ポイントを押さえて短くまとめる必要があること。
 課題をクリアするための方策として,生活指導部ならびに交通部(委員会活動)が,阪急電車さんにご協力いただき,マナーとしてよいもの,悪いものを写真で撮り,パワーポイントでまとめました。この教材を児童に提示しながら指導にあたりました。
20180523-2.jpg その際,アイ・オー・データさんの「てれたっち」を利用し,大型モニタを電子黒板化した60型スクリーンを用いて児童に提示いたしました。電子黒板化したモニターを利用したことにより,PCの画面ではなく,児童の顔を見て,伝わっているかをつかみ取りながら指導することができます。パワーポイント上の画像を用いて指導するため,児童は視覚情報に指導者からのポイントをプラスする形をとったことで理解しやすくなりました。
 また,指導に用いたパワーポイントプレゼンテーションでは音声合成ソフトを用いて,プレゼンテーションに文字として書かれている内容を音声化しました。文字を学習する前でも理解できるようにする工夫の一つといたしました。これにより,「ルールやマナー」については音声合成ソフトの声で,「なぜ,それをしなければいけないのか(してはいけないのか)」については指導者の声で役割分担をすることで授業に波を持たせるようにいたしました。
 また,スクリーンに投影した画像の中で,気をつける部分には,デジタルペンを用いてマーキングしました。画像には一目で伝わる力があると同時に,周囲の様々なものが映り込んでくるため,注意が散漫になるという恐れもあります。マーキングによる焦点化により指導事項に着目させるよう工夫いたしました。
 概ね30分程度で指導を行うことができ,通学マナーについて学ぶことのできる時間となりました。
 以上のようなお話しを会場でさせていただきました。会場内では,HiRo2Ba
を運営するプログラボ教育事業運営委員会のブースも出展されており,雲雀丘学園の取り組みも紹介されておりました。
 今回は学園のICT機器の活用法について,外部の方にも知っていただくよい機会を頂戴しました。児童の理解や学習効果を高めるためのICT環境整備や活用について今後も取り組みを進めてまいります。
(小学校ICT教育主担 森岡 俊勝)

2018年05月16日

教育ITソリューションEXPO2018 始まる

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5/16~5/18に東京ビッグサイトで恒例の教育ITソリューションEXPOが始まりました。
当校からもICT主任の森岡先生がICT機器活用事例を携えて、講師の一人として参加しています。ICT教育の最先端の情報が集まっている展示会ですので有益な情報をたくさん持ち帰ってくれることを期待しています。
 同展示会では箕面市の倉田哲郎市長は同市のICT教育の取り組みにつて講演されるようです。そのほかにも法政大学の田中優子総長、灘中学・高校の和田孫博校長なども講演されることになっています。
 今、教育の世界では2020年の教育指導要領の改訂、大学入試改革の方向性を見据えながら様々な変化が起ころうとしています。本校はこうした変化に対応するだけではなく、変化を読み取り、半歩先を行ける学園になるべく努力を続けていきたいと思います。

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(小学校副校長 成地 勉)

2018年05月07日

プログラミング教育の必修化

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現在、教育カリキュラムの中で、プログラミングの必修化が進んでいます。
プログラミングを学んでいくことで、子どもにどのような力が培われていくのでしょうか。

プログラミングを学ぶことは、これからの社会で生きていく上で必要になる重要な力をつけていくのにとても役立つと言われています。

たとえば、ロボットプログラミング教材を学んでいくとしましょう。ロボットに対してこのような動き方をさせようと決めて、プログラミング(指示)をします。ロボットはプログラミング(指示)された内容以外の動きは絶対にありません。プログラミングした動きを開始する前までは、あくまで自分の頭の中でロボットの動きを予想することになります。そして実際いざロボットが動き出し、予想していた動き通りになっているか。それとも予想していなかった動きになってしまったのかが、はっきりとわかるはずです。予想通りだと良し、予想と違った動きだとなお良し、です。つまり前者の場合は、まさにイメージ通り。予想と実際とが一致することほどすばらしいことはありません。後者の場合は、なぜ違った動きになってしまっていたのか、自分の出したプログラムのどこがおかしかったのか、目の前のロボットがはっきりと問題提起してくれます。その場合は、もう一度、プログラムを修正してチャレンジ。再び間違ったとしても再チャレンジしていきます。
そしてこの試行錯誤こそが、社会で生きていく上での困難や問題に対しても、よりよい解決策を見いだしていこうとする姿勢の原点になりえるのです。一言で言えば問題解決力です。もちろん、プログラミング自体に興味をもち、より高度に勉強してプログラマーになる人もいるでしょう。そういった仕事もこれからますます必要とされると思われます。
そして、ロボットプログラミング教材だと、ゲーム感覚でどんどんミッションをクリアしていく楽しさを味わうことができます。プログラミング教育において、小学生・中学生・高校生で、それぞれに適したプログラミングの難易度や教材選びは大切ですが、総じて楽しみながら習得していくことは大切だと思います。
(中学校高等学校 教諭 増田勝彦)