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常務理事便り
2019年04月08日
「『強い心とやさしい心』第67回中学校入学式」
第67回中学校入学式は4月6日(土)、学園講堂で開催されました。「平成最後の入学式」ですが「令和元年度入学式」と新元号始まりの年の式でもあります。この日は晴天、桜満開で新入生を迎えるに最高の日となりました。いつものように事務局前のしだれ桜には記念写真の大勢の列ができました。
開会の前には本学園が誇るギターマンドリン部が歓迎の演奏、式の最後には吹奏楽部が学園歌を奏で177名を祝福しました。
以下は学園長の祝辞です。
第67期生の177名の皆さん、ご入学おめでとうございます。
今日、正門を入られたとき、看板が立てられていました。そこには「雲雀っこ、みんなに広がれ挨拶の輪」と書かれていたと思います。これは雲雀丘学園小学校4年生が考えたスローガンです。雲雀丘学園はあいさつを大切にする学園です。しっかりと挨拶をすることが皆さんの成長の第一歩と考えるからです。挨拶をしっかりやって、明るく元気な毎日を送ってほしいと思います。
次に雲雀丘学園中学生になった皆さんは二つの心を持ってほしいと思います。一つは「強い心」です。小学生の時と違って、中学生の皆さんには、自ら目標を決め挑戦していく姿勢が求められます。挑戦してうまくいかない時もあるでしょう。失敗する時もあるでしょう。しかし最後まであきらめず全力を出し切る、その中から「強い心」が生まれてきます。強い心は皆さんの将来にきっと役立つものと思います。
つぎに「強い心」と同時に「優しい心」を持ってほしいと思います。世の中は平等ではありません。弱い人が必ずいます。そんなとき雲雀丘学園の生徒は弱い人を助けられる、困っている人に手を差し伸べられる人であってほしいと思います。
雲雀丘学園は「いい校風の学校だ」言っていただけます。それは皆さんの先輩や先生方が作ったものです。これからは、ここにいる177名の皆さんの力でもっといい学園にしていこうではありませんか。
皆さんは平成最後の中学入学式を迎えました。そして来月からは「令和」という新しい時代が始まります。皆さんは「令和」という時代に多感な青春を送り世の中に出ていきます。皆さんがここ雲雀の地で心豊かに成長し、世の中に貢献できる人材に育ってくれることを心から願い、お祝いの言葉といたします。
(2019.4.8)