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常務理事便り
2019年06月26日
「半年の〆、茅の輪くぐり」
NHKの俳句の番組で京都の夏の代表的行事として「夏越の祓」があることを知りました。今年も半年が過ぎようとしています。それまでにたまった身の不浄を祓うためのみそぎをすることがこの行事の由来だそうです。神社では「茅(ち)の輪くぐり」があって、茅(かや)で作った輪をくぐると身が清められ残り半年を無事に過ごせると言います。
先週の日曜、私も今年後半の健康を願って八坂神社にお参りをしました。「茅の輪くぐり」を済ませた後、記念に御朱印を頂こうとして窓口で御朱印帳を差し出したところ、お書きになる方が「これはなんとも縁起がいい。何十年もこの仕事をしていますが初めてのことです」とお話しされました。そして両隣の方にもお見せになり今度は3人で私に笑顔をくださいました。
わたくしは御朱印帳をお渡しするとき、見開きで右側が御朱印済、左が空白でしたが、右側が伊勢神宮内宮の御朱印だったのです。お話によると伊勢神宮内宮のご祭神は「天照大神」、ここ八坂神社のご祭神は「素戔鳴尊(すさのをのみこと)」でお二人は姉弟のご兄弟だということです。このころにはさらに隣の御朱印を書かれる方も見に来られていました。雲雀丘学園は今年の後半も運気ますます盛んに進むものと思います。
アイパッドを使った英語授業の取材
さて上半期の締めくくりとして嬉しいニュースがありました。NHK大阪放送局がアイパッドを使って高いレベルの英語授業をしている学校として雲雀丘学園を夕方のニュースで紹介してくれたことです。おそらくNHK大阪放送局にはIT機材を使って優れた英語教育をする学校を放送したいという目的があったのでしょう。大阪や隣接する阪神地方の学校を探したが見つからず雲雀丘学園小学校に白羽の矢が立ったのだと思います。残念ながら、神戸放送局管内では放送されませんでしたが、それでも1時間余りにわたって取材があり、ネイティブと日本人の英語の先生が、IT機器を駆使して英語教育を行っている様子を多くの視聴者に見ていただけたのは有難いことだと思っています。
囲碁の兵庫大会の表彰者
もう一つ。中高の囲碁将棋部が兵庫県大会・囲碁の部の個人戦で優勝、団体戦で2位を獲得したことです。それも個人戦では強敵、灘高校を破っての栄冠なので生徒は本当に頑張ってくれたものと思います。あっぱれ! 7月に東京で全国大会が開催されますが、団体戦は灘高校が昨年全国優勝の特別枠で出場のため雲雀丘学園も準優勝ながら全国大会にめでたく出場。また将棋のほうも高校女子が県大会で準優勝、こちらも全国大会に出場します。これも有難いことです。
ここからはいつもながら個人的なことでお許しください。上記の囲碁高校全国大会ですが私の母校、滋賀県立彦根東高校も出場になりました。近く同窓会があり、彦根東の校長ともお会いますので挑戦状をたたきつけようと勝手に思っています。それはともかくとして彦根東は滋賀県で何度も優勝、この大会も全国優勝を目指す強豪校、うまく対戦でき、打ち負かしてくれればこれは学園長冥利というものです。
(2019.6.25)