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学園自然百景

2025年03月14日
153.「三寒四温」
~雲雀丘学園小学校教諭 天井比呂~
寒い日が続いたかと思うと、春らしい暖かさが訪れ、また週末には寒い日がつくようです。春特有の天気の変化で、高気圧と低気圧が交互に日本の上を通っていくことからこのような天気になります。「三寒四温」3日寒い日が続き、4日暖かい日が続きこれを繰り返しながら、季節は春になっていきます。自然はそれを感じ、蕾を膨らませたり、花を咲かせたりします。小学校のアブラナが育ち始めました。しばらく子葉のままでいましたが、縮れた葉が窮屈そうに伸びて来ています。ひばりの里入口のユキヤナギが、蕾をつけていました。まだ硬そうですが、すぐに白い花を咲かせそうです。告天舎のモクレン、ひばりの里のコブシが、毛皮のコートを着た蕾を膨らませています。横に小さな葉芽をつけ、花が咲いたあと、葉をひろげる準備をしています。正門から正面に見えるシダレザクラにも小さな花芽がたくさんついています。
ソメイヨシノの花芽は、かなり大きくなり、月末ぐらいには咲いているかもしれません。
コハコベの小さな花が咲き、ミチタネツケバナも咲いて来ました。種籾の芽出しが行われる時期が近づいてきています。
温暖化という言葉を聞いて久しいですが、今のところ、春は順調に来ているようには思います。この順調さが長く続くことを願います。春には、ソメイヨシノ、チューリップが満開に咲き誇る正門、南門が見られるのが楽しみです。
喜びや悲しみを繰り返しながら、明るく楽しい人生が子どもたちの未来に開けますよう願っています。