学園ブログ

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学園自然百景

2025年03月21日

154.「最終話」

~雲雀丘学園小学校教諭 天井比呂~

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 赴任当初の41年前、正門をくぐると、築山が正面にありました。そこには、ソテツと思われるヤシ科の植物が植えられ、教職員の車などが入ることができ、ロータリーになっていました。今、考えるとソテツと思っていた植物はココスヤシではなかったのかなと思います。ウバメガシやクロマツなど、背の高い樹木が植えられていました。
 中高は、旧校舎の前には、メタセコイアではなく、ヒマラヤスギやクロマツが植わっているように見えます。どうやらこの撮影の時期が早春?のようで、メタセコイアは、枝だけになってこっそり隠れて写っています。

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昭和62年頃の学園全景 
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正門から眺めた当時の中央棟 

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当時の中高校校舎 左から2本目の高い木の左に 
葉を落としたメタセコイアが見えます。 
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半円を描いた学園幼稚園園舎 
 

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まだ、新しさを感じる中山台幼稚園園舎 
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ひばりの里の前にあった池でザリガニ釣りをしている様子 

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3月15日、雪の降ったひばりの里 
 学園幼稚園は、建て替えられたため、現在とはかなり違っていて、半円のような園舎でした。やはり周りに高い樹木が植えられていました。当時幼稚園園舎の上段北側に、芝生が広がり、カキやサンショウ、ムラサキシキブなどが植わっていました。よく低学年を連れて生活科の授業をしました。今のひばりの里は、写真のように割と大きな池になっており、今は特定外来生物になったザリガニ釣りを良くして、生活科で絵を描いた、遊んだりしていました。
 中山台幼稚園は、校舎はまだ新しく、樹木も少ない代わりに、周りが山であり、眺望が素晴らしいところでした。いまは、アスレチックが出来、ビオトープが出来、ワンダーランドの楽しい園舎になっています。         
 41年の歳月の中で、施設が新しくなったり校舎が増えたりしましたが、学園の自然はとても豊かです。ひばりの里ができて以来、在来種が増え、とても貴重な場所となっています。
 まだまだ学園の魅力となる自然はたくさんありますが、本年度末をもって私が学園を去ることになりましたので、今回を最終話とさせていただきます。拝読頂きありがとうございました。最後にこのブログを書くことを勧めて頂いた岡村元学園長、継続を勧めて頂いた成地常務理事、里の維持管理に努めていただいた藤本さん、設計から生物のあれこれを教えていただいた米本さん、ブログアップするにあたりお世話をおかけした西岡さんありがとうございました。学園の自然の魅力を感じに是非皆さんお立ち寄りください。