高校男子硬式テニス部試合結果
平成26年度秋季東阪神リーグ戦(団体戦)
(平成26年11月8日・24日 於:川西北陵高校・雲雀丘学園)
1部4校による総当たり戦です。3勝0敗で優勝しました。
5-2 (VS市立伊丹高校)
S1 高2樽谷太郎 (6-1)○
S2 高2中島 拓 (6-1)○
S3 高2王 許和 (6-0)○
S4 高1後藤啓大 (7-5)○
D1 高1七宮裕大 (6-1)○
高1竹一憲太朗
D2 高2村田淳一 (2-6)×
高2竹尾諒大
D3 高2勝田充輝 (1-6)×
高2大仁田克浩
4-3 (VS川西北陵高校)
S1 高2久保裕樹 (6-1)○
S2 高1七宮裕大 (1-6)×
S3 高2大川寛明 (6-0)○
S4 高2竹尾諒大 (6-4)○
D1 高1松本一馬 (1-6)×
高1竹一憲太朗
D2 高1村田淳一 (6-1)○
高1王 許和
D3 高2矢式功治 (2-6)×
高1今里啓斗
4-3(VS宝塚西高校)
S1 高2樽谷太郎 (5-7)×
S2 高2久保裕樹 (6-7)×
S3 高2中島 拓 (7-5)○
S4 高1七宮裕大 (6-0)○
D1 高2村田淳一 (4-6)×
高2竹一憲太朗
D2 高2大川寛明 (6-3)○
高2王 許和
D3 高1松本一馬 (7-6)○
高1後藤啓大
春の東阪神大会で宝塚西高校に完敗し、優勝を逃して迎えたこの秋季大会。連敗だけは絶対に避けたいと強く思っていたので、選手にもかなりプレッシャーをかけて練習に取り組んできました。ある意味、新人大会や総体という大きな大会よりも思いをもって迎えたこの本番。またまたドラマを作ってくれました。
11月8日(土)川西北陵会場での宝塚西高校戦。雲雀丘は午前中授業のため午後からの参加となり、到着後慌ただしく試合開始となりました。十分な準備ができていないという点で不利な面があったと思いますが、生徒たちはあまり気にする様子もなく淡々と準備をして試合に入りました。S1エース樽谷は安定感抜群で4-2とリードしていましたが、足がつってペースが狂いました。阪神公立大会優勝校宝塚西高校のS1はさすがの試合巧者で、この隙を見逃してはくれませんでした。前後にうまくボールを散らされ、手痛い1敗となりました。何とかとれるだろうと思っていたD1も落とし、暗雲漂う中S2久保が頑張りました。相手の生命線はS2・D2だと考えていたのでここは大きなポイントだったと思います。1時間以上にも及ぶもつれた展開の中、タイブレークに持ち込み流れを変えてくれました。負けはしましたがこの試合は本当に大きかったです。久保の頑張りを受けて、雲雀丘最後の砦ダブルストッパーが期待通りの仕事をしてくれました。D2大川・王は安定感抜群で相手のポイントゲッターに対して盤石の勝利、S3中島は4-0からまかれて少し苦労しましたが、ギアーを一段上げ、さすがの勝利、頼りになる正副キャプテンです。この流れに乗って1年生トリオS4七宮、D3後藤・松本が勝負を決めました。七宮はセンス抜群のテニスでまったく寄せ付けず、後藤・松本は一進一退の展開のなかヒヤヒヤものでしたが最後まで気持ちを切らさず、日頃の練習成果を存分に発揮しました。本当に凄い試合の連続でどっちに転んでもおかしくない中、逞しさを見せてくれたように思います。宝塚西高校は去年以上に泥臭くしつこいテニスで、応援を含めたチーム力でも圧倒されていた部分がありますが、出場選手にそれを上回る気力があったと感じます。この日は2校と対戦する予定でしたが、長時間に及ぶ僅差の試合の連続で、結局この1試合のみに終わりました。
11月16日(日)、23日(日)場所を雲雀丘会場に変え、市立伊丹・川西北陵高校と対戦。例年通り「なるべく多くの生徒に出場機会を」というテーマのもと、ベストメンバーではありませんでしたが、何とか勝利を収めることができました。市立伊丹戦はS1樽谷、S2中島が相手本戦選手を一蹴し、流れをつかみ完勝でした。川西北陵戦は相手1年生が予想以上に力をつけていてびっくりしましたが、何とか勝利することができました。3-3でS4竹尾にすべてを託す状況となりましたが、「絶対勝ちます」と宣言して試合に臨み、2-4から見事逆転勝利を遂げました。休まずクラブに参加し、コツコツと努力する姿を見てきたので喜びも一入、他の部員たちも同じ気持ちで応援していたと思います。かなりヒヤヒヤさせられましたが最高の形で優勝することができ、一層クラブがまとまったと強く感じます。
これで前半戦終了です。58期は素晴らしいチームになりました。爽やかでサラッとしていますが、ガツガツ練習しています。11月3日(月)の練習試合では本年度新人大会県BEST8の市立西宮高校にも互角以上の戦いをし、本当に良い雰囲気です。誰もが認めるチームの中心、キャプテン中島の存在が大きいですが、副キャプテン・ヘッドを中心に高2の面々が良くまとまってしっかりとキャプテンを支えてくれていることが何よりです。戦力的にも層が厚く、54・55期に匹敵、もしくは凌ぐほどの力を感じます。個々人のポイントが低いので個人・団体ともドローが厳しくなり悔しい思いがありますが、後半もみんなで力を合わせ、規律面を含め、ますます良いクラブにしていければと思っています。次はウインタージュニア選手権です。全力で頑張ってすっきりとした気持ちで年末年始を迎えたいと思っています。