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常務理事便り
2017年07月06日
現代っ子応援団
旧3商大(東京商大、神戸商大、大阪商大)の流れをくむ3大学(一橋、神戸、大阪市大)の応援団の合同演舞演奏発表会が今年は一橋大学で開催され、大阪市大の応援団卒(?)の私は会場に駆けつけました。神戸大学は団員の減少で現在休部中、実際は2大学の演舞ですが、我々の時代とは様変わりの、はるかにレベルの高い演技を見せてくれました。
大学の応援団は団員の減少で、廃部や女子応援団長誕生の話題がマスコミをにぎわせますが、一橋大学や大阪市大は逆に昨今、部員が増加しており応援団OBとしては心強い限りです。就職活動も順調のようで、全員が希望の企業から内定の通知を受けていました。
応援団というと時代錯誤の権化のように思われるかもしれませんが、他人を一生懸命応援する、黒子に徹するという利他の精神が企業からも評価され、また自らも心のよりどころとなっているのかもしれません。
耳をつんざく太鼓で拍子をとり、旋律も無視して歌をがなりたて、司会は世にも奇妙な語り口で聴衆を笑わせ、団旗を2時間近く微動だにせず持ち、歯を食いしばっての演技は昔と変わっていませんが、そこは現代っ子、リーダー、チアリーダー、吹奏楽が一体となって織りなすパフォーマンスは軽快で華やかでテンポよく、聴衆の喝采をうけていました。
現代っ子といえば髪を派手に染めている2回生団員がいました。このあたりは大らかな、民主的な(?)運営がなされているのでしょうか。礼儀正しく長幼の序もわきまえ、仲よく和気あいあいの応援団員が、社会に出て活躍してくれることを願わずにはおれませんでした。(2017.7.6)