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常務理事便り
2019年01月31日
「記念学園歌、作詞を伊集院静氏にお願い」
~雲雀丘学園常務理事・学園長 岡村美孝~
今週初め1月29日(火)、作家伊集院静氏を訪問しました。本学園の鳥井理事長、サントリー宣伝部の山田社長とご一緒しました。本学園は来年、2020年に創立70周年を迎えますが記念の学園歌を作ろうということになり、同氏からはすでに内諾を得ていたのですが改めて正式に作詞のお願いに上がったわけです。
最初、現在の学園歌の譜面を伊集院さんにお見せしたのですが、譜面を見るなり、軽く口ずさみながら「音域も考慮され歌いやすくいい学園歌」と話され、次にCDで実際に聞いていただくと「学園のイメージに合った穏やかで伸びやかな素晴らしい曲」と絶賛されました。一昨年、日経の連載小説「琥珀の夢」を執筆されるにあたって学園を見学されましたが、その時の生徒、児童の印象とも重なったとのお話をいただきました。
作曲の方をお願いする「トライトーン」が合唱するCDを聞いていただきましたが収録の7曲を詳しく説明されるなど音楽への造詣も深く、「作曲者についてもよく分かった。この方ならいい曲を作っていただけます」と太鼓判を押していただきました。
曲調については事前に学園で調べた記念学園歌に対する教職員へのアンケートや生徒へのヒアリングも参考にしながら話し合いましたが、明るく元気で勇気が湧いてくるようなもの、応援歌や行進曲としても使われるもの、「孝道」「挑戦」など建学の精神もしっかり伝えられるもの、歌いやすく歌い続けられるものなどで意見がまとまっていきました。
余談になりますが伊集院静氏は作詞家しても活躍されておりレコード大賞も受賞。「ギンギラギンにさりげなく」などのヒット曲があります。
記念学園歌は2020年の創立式典での披露を考えていますが、今から楽しみにしていただきたいと思います。
(2019.1.30)