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学園自然百景
2023年12月28日
97.「静かな冬の里」
~雲雀丘学園小学校教諭 天井比呂~
ひばりの里に静かなときがやってきました。子どもたちも学校に来ることもなくなり、また、来年田起こしなどが始まるまでは、しばしのお休みになります。今日は、今期初めて池に氷が張りました。静かさを一段と醸し出します。氷は、上池、中池、下池に張りました。上池は、水が、下池から上がってきて、上池に入り、中池に流れていくようになっているため、よく水が動くからでしょうか。氷の張り具合が、少ないようです。。一方湧き水池はこれまで氷が張った記憶はありません。湧き水というのは地下を通って湧いて来るので、基本温度が一定のはずなのですが、実際どうなのか水温をはかってみました。
12月22日午後13時30分ごろ、上・中・下池は、3℃でした。湧き水池は、なんと9℃もありました。自然というのはやはりすごいですね。こんなに感動するのは私だけでしょうか。はかったときが、冷たい風が吹いて冷たかったからでしょうか。小さな場所の西と東という違いだけなのですが、温度計がぐんぐん上がってくる様子をみると6度の差はとても大きく感じました。
池が白く濁っているのは、前日子どもたちがモニタリング体験をしたときに、土を網ですくっていたためです。どうやら粘土質の土が、底にあるために、水がたまってくるようです。
冬の冷たさ、氷や雪は静けさを演出します。その中で、クリスマスやお正月などがあり、皆さんは明るく華やかな時を過ごされることでしょう。皆様良いお年をお迎え下さい。