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2014年09月29日

環境大使 聞き書き甲子園

「聞き書き甲子園」に選出された高校1年生の環境大使が、この夏、東京の「高尾の森わくわくビレッジ」に3泊4日の研修に行ってきました。研修では、全国から集まった100名の高校生の仲間たちと森を歩き、学び、写真撮影の講習やワークショップ、交流会などに参加しました。 研修会の様子はコチラ→『研修会レポート

先日、今年度の「森の名手・名人」「海・川の名人」が決まりました。 決定名人はコチラ→『組み合わせ一覧
京都府の丹波栗生産の名人との組み合わせの知らせを受け、本格的な取材準備がスタートしたところです。「聞き書き」は、単に話し手の言葉を記録するだけでなく、「聞き手」の質問や投げかけがあって初めて成り立つものだといいます。 高校生の瑞々しい感性と名人の言葉が紡ぎだす「聞き書き」を作るためには事前準備が大切。「名人」の知恵や技を調べ、質問する内容を考え、聞き書きの計画づくりを進めなければなりません。初めてのことが多く、緊張すると思いますが、研修で得た知識を礎に、名人の苦労や情熱に耳を傾けます。3月に東京都内で開催されるフォーラムで、雲雀丘の環境大使をはじめ、全国の高校生たちが一年間の活動の成果をどのように表すのか、今から楽しみに応援しています。

(聞き書き甲子園 研修会に参加して 以下生徒感想) 詳細はコチラ→『聞き書き甲子園
研修中には、山へ登ったり、名人の技を見ることができた。また、色々な県に住む人達と交流ができ、聞き書きだけではなく、日本の様々な地域の方言や文化も知ることができた。私のように少しでも自然に興味があるなら絶対に参加するべき!ぜひこれからの後輩にも伝えていきたい。学ぶことがたくさんあった。


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●聞き書き甲子園」とは・・・●(聞き書き甲子園HPより抜粋)
 日本では古くから、森や川、海の自然を守り育て、持続的に暮らす知恵や技を培ってきました。 しかし、高度経済成長期を境に、木でつくられていた道具はプラスチック製になり、炭や薪といった燃料は石油をはじめとした化石燃料へと代わっていきました。森は荒廃し、海や河川の汚染、洪水などの災害、生物多様性の減少といった問題が生じています。
 私たちは、伝統的な暮らしをもう一度見つめ直し、その中から、これからの持続可能な社会を考えるヒントを得られるのではないかと考え、全国の高校生の皆さんに呼びかけて、10年前に「聞き書き甲子園」をはじめました。
「聞き書き甲子園」には、毎年全国から100人の高校生が参加します。高校生は、造林手、炭焼き職人、木地師、漁師、海女など、自然と関わるさまざまな職種の“名人”を訪ね、一対一で「聞き書き」をします。「聞き書き」とは、話し手の言葉を録音し、一字一句すべてを書き起こしたのち、ひとつの文章にまとめる手法です。参加高校生はこの「聞き書き」を通して、名人の知恵や技、そして生きざまやものの考え方を丸ごと受けとめ、学びます。 名人の言葉を受け、高校生は自然と人の暮らしのつながりや、その後の将来を考えるようになったと語ります。

*聞き書き甲子園」は農林水産省、文部科学省、環境省、公益社団法人国土緑化推進機構、公益社団法人全国漁港漁場協会、全国内水面漁業協同組合連合会、認定NPO法人共存の森ネットワークの7者からなる実行委員会が主催しています。


2014年09月25日

環境大使 朝顔終了

9月20日(土)、環境大使で朝顔を畑から回収しました。高1の環境大使が小学5年生の時に育てた朝顔のタネを植えて、育てた朝顔です。毎朝綺麗な花を咲かせ、文化祭では来校者にタネを配布しました。活躍した朝顔ですが、もう秋の気配。繋いでいたロープを校務員さんに切っていただき、残りのタネを収穫して抜きました。また来年植え付けたいと思います。
その後イチゴの水耕栽培のお世話をしました。液肥を入れて、今後の成長が楽しみです。


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タネを収穫                  たくさんありました


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力いっぱい引きます            回収完了
                  
 
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その後イチゴの水耕栽培のチェック       液肥を入れました

2014年09月24日

環境大使 きずきの森保全活動

9月21日(日)、環境大使と担当教員とで、きずきの森へ森林保全活動へ行ってきました。9月の森は虫、植物、鳥などなどたくさんの生き物の息吹で溢れています。前回駆除作業を行った区画について愕然!植樹木が草で見えないほど、植物が生い茂っていました。ショックを受けながらも、早速道具を手に駆除作業を始めました。力いっぱい根から引き抜きます。涼しくて快適な気候でしたが、瞬く間に汗がにじんできました。
作業をすすめると目に見えて綺麗になっていきます。懸命に体を動かしていると気づかないうちに疲れがでてくるもの。少し休憩をし、休憩をとりがてら森の散策に向いました。散策ではムカゴを収穫し、たくさんの虫!や植物に出会い、「見て見て!」と、各自の発見を共有しながら楽しい時間を過ごしました。「虫こぶ」を発見した時には、「虫に卵を産み付けれられた植物が、その部分を実のように変化させ、鳥に食べるように仕向けて虫を駆除しているんだ。」と井関先生の解説を聞いて、植物の賢さを知りました。
休憩してまた元気に作業を開始。とても綺麗になりました。植樹した木も見えるようになって一安心。大使のみなさんお疲れ様でした。笑顔で元気いっぱいに作業できるのは、一緒に作業する仲間がいるからでしょう。次回も協力し合って頑張りましょう。

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作業前・・うっそうと茂っています


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草に埋もれながら作業開始            せっせとがんばります


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ムカゴを収穫★初めて見た!という大使も多かったです。  小道をもどり・・


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再び作業開始                     笑顔で作業できました


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虫との出会い                        カマキリ

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ナナフシ                           クモ

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毛虫!?                  かわいい!と、この日の一番人気                                

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鳥も思わずついばむ? 虫こぶ  

以下大使感想
・今日は珍しい虫がたくさんいた。
・根から抜くのが難しくて、引き抜くときに途中で切れてしまった。
・毛虫、カマキリ、ムカデ、バッタ類・・たくさんの虫に出会った。
・植樹した木の周りの草を抜いた。虫がたくさんいて困った。
・ムカゴをとり、セイタカアワダチソウやヤマゴボウなどを抜いたり、伐採したりした。ヤマゴボウを抜くのが難しかった。
・ゴミムシ・ムカデ・カマキリ(6匹以上!)ハラビロカマキリ・ショウリョウバッタなどが見れた。
・土が固かった。いつもよりみんなとふれあう機会が多かった。
・カマキリがたくさんいた。草がものすごく増えていて驚いた。

2014年09月22日

環境大使 イチゴ苗配布

9月19日(金)・9月20(土)、環境大使で、「家庭でトマトを育てよう!キャンペーン」に参加し、アンケートとは別に報告書を提出のみなさんにサントリー寄贈のイチゴの苗を配布いたしました。(*イチゴの引き換えはこの2日間で終了しています。)
イチゴはトマトより栽培が難しいかもしれませんが、また楽しんでおいしいイチゴを収穫してほしいと思います。
これらの苗は、本校の環境活動にご支援をいただいているサントリーより寄贈いただきました。厚く御礼申し上げます。『サントリーらくなりイチゴ』←こちらからご覧いただけます。


苗を配布した後、環境大使でイチゴの植え付けも行いました。昨年は被服室前の畑へ地植えしてたくさんのイチゴを収穫することが出来ました。今年度はペットボトルに水を入れ、そこにイチゴ苗を植え付ける水耕栽培を試してみることになりました。うまく越冬して来春にイチゴを収穫できるでしょうか。イチゴの水耕栽培は、中学棟サンルームに置く予定です。みなさんも見守ってくださいね。


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環境大使で苗配布のお手伝い中      たくさん来てくれました


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残ったイチゴは学校にも植えます     土を落として・・


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このイチゴを・・                ペットボトルに入れます


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完成★ 今年はペットボトルでイチゴの水耕栽培にチャレンジ!

2014年09月19日

環境大使 トマトアンケート

過日は「みんなでトマトを育てよう!」キャンペーンにご協力いただきありがとうございました。
トマトの収穫期も終わり、振り返りの時期になりました。
キャンペーンに参加してくれた生徒の皆様からたくさんのアンケートが届いています。アンケートをみると、たくさん収穫できた人、難しかった人など様々でしたが、共通して楽しんで育てることができた様子が伝わってきます。ご家庭のご協力あってのことだと思います。ありがとうございます。

アンケートと報告書にいただいた感想や発見、提案は、今後の環境教育の参考にさせていただきます。
ご協力ありがとうございました。


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報告書・・素晴らしいものがたくさん!      


(以下アンケート感想より抜粋)
・家庭菜園はやってみると、とても楽しく、トマトの苦手な弟もベランダからとってきたトマトを喜んで食べてくれた。
・急に水を与えると実が割れてしまった。
・たくさん収穫出来て、重すぎて枝がポキッと折れた。とてもおいしく、さすがサントリー産と感心しました。ありがとうございました。
・トマトを鳥に食べられたので、鳥対策を強化したい。
・とてもおいしかった!機会があればまた参加したい。
・鉢を大きくしたら、高さが2m以上になって茎がおれてしまった。こんなに大きくなるなんて知らなかった。驚いた。
・とてもおいしくできた。もっとトマトを増やしたり、他の野菜も育ててみたい。
・収穫できた時うれしかった!
・わざと水やりの量を減らして実を甘くした。
・あんなに大きくなるとは思わなかった。今まであまり植物を栽培したことがなかったので体験出来てよかった。
・育てる事がとても楽しかった。これからもどんどん育てたい。
・あまり収穫できなかったが、おいしいトマトができてよかった。
・一日だけでも水やりをしなかったら元気がなくなったのでビックリした。
・食べ物を実際に育てる事によって、大変だという事がわかりました。
・自分で育てたトマトをお弁当に入れるなどして食べることができ、嬉しかったのでこれからも続けたいと思いました。
・栽培することが楽しくなりました!
・とてもおいしかったです!
・ちゃんと実ができ、うれしかったです。たくさんなりすぎて実が落ちてしまい、全て収穫できなかった。
・自分の家で採れたものなので、お弁当に入っているとちょっと嬉しかった。
・もう少し苗を強くして欲しい。味と見た目はOK!
・とても上手にできた。
・今後もぜひ参加したいです!
・あまりできなくて、赤くならなかった。
・ルビーノ138個、ピュアスイート288個もとれてうれしかった。
・虫がつきやすかった。
・こんなに背が高くなると思っていなかったので、もっと大きな鉢にすればよかった。
・トマトがだんだん赤くなるのをみるのが楽しかった。
・わき芽が伸びたからか、2段目3段目のつぼみが咲かなかった。
・大きいトマトはひび割れができてしまった。
・次はイチゴやシソ、ジャガイモなどを作ってみたいです。
・カラスとアライグマ対策にネットをかぶせた。
・あまりにも実が大きくなったのでびっくりした。
・楽しかった!環境に対する意識が増えた。
・連作にならないように植え替えたが、日照不足でヒョロヒョロになってしまった。
・皮の柔らかいトマトにするにはどうすればよいか知りたい。
・病気にならなくてすごかった!
・水をやりすぎたかも。甘くするためにギリギリの量で育ててみたい。
・とてもいい勉強になりました。
・僕はトマトが苦手だったのですが、自分で育てたら愛情が湧き、少し美味しく感じました。
・土づくりをしてから栽培すれば良かった。
・たくさんこういう企画をしてほしいです。いろんな種類の果物や野菜を作りたいです。
・2種類を見比べながら成長を楽しむことが出来た。
・わき芽をきちんとつめなかったので、ちゃんと摘むようにしたい。
・近所のおじさんが枝・葉の間引きを教えてくれた。
・日当たりが悪くてあまり育たなかったけど、収穫できたときは達成感がありました。
・トマト大好き!美味しくて楽しくてまた参加します!
・数個収穫した後、突如くもの糸のようなものが発生し、枯れてしまった。来年リベンジしたい。
・とれた量が多すぎて食べるのに必死だった。
・整枝が難しく、上の方でルビーノとピュアスイートが重なってしまった。
・コンパニオンププランツのバジルを横に植えた。
・歌を聴かせて育てた。
・収穫してその場で家族みんなで食べて、「おいしい」と言ってもらえたので嬉しかった。
・成長しだしたらあっという間に大きくなり、枯れてしまった。
・自然の味に感激!
・手作りのトマトソースを2回も作った。新鮮で大好評だった。
・8月に入って、ダニがわいてしまい、残念でした。
・キャンペーンに参加は3回目。他の苗も育てましたが、サントリーの苗の方がより多く収穫でき、綺麗で見た目もよかったです。
・スパゲティを作った。甘くておいしかった。今後もしていきたいが卒業なので残念です。
・間引きが上手にできなかったけど美味しくできた。
・収穫量がのびない原因を知りたいです。
・3年間体験をさせていただき、ありがとうございました。

2014年09月16日

環境大使 篠山畑作体験

9月14日(日)、環境大使とそのご家族、担当教員とで晴天のすがすがしい篠山へ行ってきました。まずは辻営農生産組合の青野様に本日の作業と、現在の農家のかかえる問題についてお話を聞きました。

・丹波篠山黒大豆
過日、大使が植えた黒豆、このように成長しました。今年は大雨に見舞われて、もともと水はけの悪い畑の場所だったこともあり、田んぼのように黒豆畑が水で満たされてしまいました。茎疫病が流行って、たくさんの黒豆が枯れてしまい、大使の植えた範囲の畑だけでも135本の黒豆が立ち枯れして、それを抜く作業をしました。丹波篠山黒大豆は10月5日に出荷解禁を迎えます。それまでにでている黒豆は違う黒豆ということになります。誇りをもって作っています。収穫を楽しみにしていてください。

・水害にからめて、林業のお話
みなさんの立っている周りにたくさんの杉の木が植わっているのがわかりますか?そして松の木が全くないのもわかりますか。松が生えていない理由はなんでしょうか?それは、戦中に松は飛行機や武器をつくるための油の原料として採取されたからです。「松ヤニ」という言葉、聞いたことがあるでしょう。
その後、杉の木は建材になるため多く植えられました。広葉樹が減り、針葉樹ばかりの森になりました。広葉樹は落葉してフカフカの地面をつくり、水を保ちます。昔の森は水を蓄える木々がたくさんあったので、雨が降っても3日は・・少なくとも3~4時間は、このような山の傍でも水がおりてくるまでの時差がありました。今では(アスファルトの都会よりはましとはいえ)雨がふれば、すぐに水が流れてきます。水害はこうした環境とも深く結びついています。
そしてこの杉の木は、おじいさんが孫のために植えた木です。林業は、祖父の代が植えた木を売り、また、自分たちが子孫がくらしていくための苗木を植えることで受け継がれてきました。しかし今、祖父が植えたこの杉の木を私が売ることはありません。なぜだかわかりますか。安い輸入材木がたくさん入ってきて、木の値段は5分の1とも10分の1ともいわれています。木を伐り出す作業をするだけで赤字になってしまいます。

・稲について
今年は大雨がたくさんあった年でした。広島などの土砂災害が報告されていましたが、篠山でもあちこちで土砂災害がありました。稲にも影響があり、篠山一帯は収穫時期が早いので毎年この時期には収穫も終わっているのですが、見ての通り、まだたくさんの稲が田んぼに植わっています。雨が多く、稲がぬれたり倒れてしまったりした影響がでています。
農家と米の関係も大きな変革を迎えています。温暖化で鹿児島などの南の地方では、今までの品種がうまく作れなくなり、気温の高い場所で作れるように品種改良したコメを作り始めています。また、米作の北限は今まで東北あたりと言われていましたが、気温の上昇と共に北海道でいいコメが作られるようになっています。「温暖化」といわれますが、みなさんのくらしの中にも具体的に影響がでています。

・畑整備、下草刈りとは
畑の周りの樹木の下草を刈ることは、畑の日照を守り、良い畑の環境を守るために非常に大切です。農道に車を入れる時も周りの茂った木々の枝が垂れ下がってきていて、車の屋根にドンドンと当たっているのが見えましたね。こうしたことが起こらないように、畑の周りの木を刈ることはその畑の持ち主の権利として認められてきました。そして、昔は炊事や風呂などのエネルギーを得るためにこうした下草を薪としても使っていました。毎日のくらしの中に下草刈りは自然と組み込まれて、「権利」としての整備をしてきた歴史があります。今は畑周りの木々の整備をすることは農家の「義務」になりました。「義務」と「権利」は紙一重ということはこうした農作業にも限らず、経済の中でみなさんの周りにもたくさん生じていることと思います。もはや薪は必要なくなりました。暮らしの中でまわっていたものを、今はあえて「作業」としてしなければなりません。このように下草刈りも農家の負担の一つであり、畑の環境を守る事の一つになっています。環境大使に入っているみんなは「環境」に意識も高く、興味もあると思いますが、畑の環境ひとつとっても、人の暮らしなどのエネルギーや、農作業の移り変わりが深く関わっていることがわかることでしょう。

・節のない檜をつくる
出雲の遷宮の話題を耳にした人も多いでしょう。出雲大社につかわれる檜の建材には節がひとつも!ありません。どうやってつくるかわかりますが。節は枝が生える場所にできる・・そう、枝を綺麗に剪定し続けて、まっすぐで節のない建材をつくります。非常に手間がかかり、高価な建材です。

吹き抜ける風の中で、木々が揺れ、黒豆の緑が光っています。人の暮らしと農業と、私たちの生活、遠くつながっていないように感じていたものが一つ一つむすばっていきます。大使達も静かに耳を傾けていました。
お話を聞いて、早速作業下草刈りのに入りました。のこぎり・なた・鎌・・どれも初めて使う道具ばかりです。安全に使えるように説明を受け、コツも教えていただきましたが、初めは苦戦しました。「こんなに大変な作業とは・・」と、「出雲大社の節のない檜をつくるなんて、どんなに大変か・・」と、青野さんのお話も実感として味わいました。たくさんの枝をはらい、道がどんどん綺麗になって、達成感がありました。大変な作業で、疲労困憊しながらも、この日もやはり笑いと元気と発見がたくさんの作業になりました。山の斜面を登り、枝をはらい、力強く運んでいた姿が眩しかったです。大使のみなさんお疲れ様でした。次回の作業もがんばりましょう。

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黒豆畑で                       青野さんのお話を聞く

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道具の使い方を聞いて               作業開始

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斜面をのぼり                     枝を運び

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綺麗になってきた                 時にはこんな出会いも・・

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ツタも引いて・・                  お疲れ様でした!

以下大使感想
・木をいっぱい切った。トゲがいっぱいあって大変だった。
・楽しかった!とても疲れたけどみんなでお弁当を食べて復活した。直径5cmくらいの木を切った!
・ナタは縦に入れるのではなく、斜めに入れると切れるとわかった。
・のこぎりは木に垂直に!「〇〇と鋏は使いよう」上手につかいたい。
・道に出てジャマになっている木を切って、下草を払った。道具は工夫して使うとさらに効率があがる!
・木の周囲にはたくさんの虫(ザトウムシ・ムカデ・アリ・ダニ?など)がいることがわかった。
・木の枝が絡むと伐採するのが思ったより大変だった。
・道具を使い慣れるのに少し時間がかかった。
・とてもきれいになったのを見て、やりがいを感じた。ムカデがいないかが怖かった。
・木が重かった。みんな頑張っていたので自分も頑張ろうと思った。
・気温が良かったから活動しやすくて良かった。
・帰りのバスで疲れて寝てしまった。もっとみんなど話したかった。
・意外に綺麗になっておどろいた。役に立てた感があり、嬉しかった。
・ナタの使う方向を間違えていた。
・道具に慣れるのに少し時間がかかったが、15人以上でぶっとおしでやったので、すごくきれいにすることが出来た。
・のこぎりで力を入れすぎて手が痛い・・でもものすごくキレイ!やりがいがあった!
・疲れたけど、伐採した木をフェンスにかからないように遠くに投げ入れる作業が楽しかった!
・風が気持ちよかった。汗がどんどんでて焦った。水分をたくさん持って来よう。

2014年09月09日

環境大使 トマトアンケート提出のお願い

過日は「みんなでトマトを育てよう!」キャンペーンにご協力いただきありがとうございました。
トマトの収穫期も終わり、振り返りの時期になりました。
8月下旬にキャンペーンに参加してくれた生徒の皆さんに事後アンケートの配布を行いました。今後の参考にしますので、トマトキャンペーンに参加した人は必ず提出をお願いします。生徒会室前のトマトポストに入れてくださいね。
また、アンケートとは別に報告書を提出してくれた生徒のみなさんへは、後日サントリーより「イチゴの苗」を進呈します。(報告書のひな型はアンケートの裏面にありますが、様式は問いません。写真や観察日記なども歓迎です。)

報告書及びアンケートの提出〆切は9月13日(土)です。考えた事や発見したことなどを添えてぜひ提出下さいね。イチゴの配布は9月下旬を予定しております。イチゴは環境大使で配布します!たくさんのご参加、お待ちしています★

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★生徒会室前トマトポスト★ここに入れてくださいね!

2014年09月06日

環境大使 文化祭の発表は・・ジオラマ!!

環境大使で、文化祭で発表する内容は「雲雀丘学園中高ジオラマ」です。小さなスペースに学校を再現する作業は、細かな手作業の連続で大変でしたが、楽しく完成させることができました。緑の多い環境に恵まれているとは感じていましたが、実際に作ってみると「こんなにたくさんの木々が植えられているのか!」と改めて緑豊かな学園の魅力を再認識しました。普段見慣れているはずの敷地も、「屋上緑化は上からみるとこんな感じ?」「中央棟の2Fが高校校舎の1Fの高さなんや・・。」などなど改めて発見することもたくさんあったようです。
学園中高の環境活動報告と、環境大使活動報告をジオラマに旗を刺して、ポイントを見やすく表現しました。環境大使が活動時に身に着けるユニフォームも展示しています。ユニフォームは、デザインも大使オリジナルで生徒がアイディアを出して作っています。

高校校舎4階高3Bの教室で、高2の北海道物産展と同じスペースに展示しています。ぜひお寄りください!

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天井からは太陽と雨粒をつるして展示が完成。
太陽光発電と雨水利用を表現しました。

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まずは南門。環境大使がお出迎え

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本校のシンボルツリーメタセコイヤ
既存樹木の杉や、春に見ごろになる枝垂桜、
ゴーヤカーテンとイチゴも見えますね

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学園旗のはためくグラウンドには銀杏の木
そして大使が植えた朝顔とトマト、
雨水利用の雨水タンクがあります

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青々とした芝生は、生徒達の手で植え付けました
夏には大使で芝刈りもしています

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こんなところにも緑が!
3F屋上には、屋上緑化コリウスと、感知式雨水タンク
5F屋上にはソーラーパネルが見えます
高校校舎裏にも雨水タンクがあります
食堂裏には椎茸が顔を出しているのがわかりますか?

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学園歌の石碑、卒業記念品の石の展示も再現
細かい作業も頑張りました

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50mプールでは水泳部がスイスイと泳いでいます。
大使はクラブ加入者も大歓迎。

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ジオラマを見て、
みなさん環境大使に入りたくなってきたでしょう^^
新規加入もお待ちしています★

2014年09月01日

環境大使 朝顔のタネ

環境大使では、文化祭で雲雀丘環境活動報告のブースを見に来てくださった方々へ「参加賞」として、朝顔のタネを配布する予定です。この朝顔は中央棟食堂前に植え付けたもので、環境大使でお世話をしました。かわいくラッピングしよう!とたくさんのタネを一生懸命手作りのラッピングで包みました。絵柄も大使オリジナルです。みなさんに選んで楽しんでもらえたらと思っています。ぜひ見に来てくださいね。

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せっせと手を動かして、たくさんのタネを包みます。

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オリジナルの柄をつけました。

2014年08月29日

環境大使 文化祭作品制作中

文化祭に向けて、環境大使で本校の環境教育活動報告のための製作をしています。大まかなものは出来上がってきて、だんだんと細かい作業に入ってきています。発泡スチロールを切ったり、スプレーで塗ったり、樹木を削ったりと、作業を分担しながら環境大使みんなでがんばっています。校舎の時計・・どこにあった? 杉の木の下のレリーフには何が書いてあった?・・毎日見慣れているはずの学校の敷地も、改めて制作すると再発見することも多かったようです。鉄棒の数を確認したり、校舎の外壁を見に行ったり、校内を行き来しながら作業をしています。一つ作品ができあがるたびに「すごい!」「上手!」と歓声があがり、難しいながらも楽しい作業をしています。文化祭までに完成できるようがんばりましょう。
文化祭では北海道物産展のフロアで展示を行う予定です。皆様のお越しをお待ちしています!

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学校の敷地・・だいぶ形が見えてきました。

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細かい作業もお手のもの            これは何の木でしょう?


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こちらは大使の朝顔。ぐんぐん伸びました。

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文化祭で配布するために毎日収穫をしています。

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