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学園自然百景
2023年02月17日
54.「月々に月見る月は多けれど 月見る月はこの月の月」
~雲雀丘学園小学校教諭 天井比呂~
月と言えば中秋の名月ですが、52話でとりあげたススキがつきものです。旧暦は、月の始まり1日が、新月でしたから、満月の日は必ず15日となります。12ヶ月の内、7月から9月が秋でしたからその間の8月15日が中秋の名月となりました。新暦では、地球の公転をベースとして考えられるので、旧暦とはずれて、昨年は、9月10日となっていました。アメリカでは、ハーベストムーンと呼び、穀物の収穫期に当たることから付いているようです。
今年は、11月8日に皆既月食があり、小学校では、屋上のドームの中の天体望遠鏡を使い、観望会を行いました。南側には、大きな障害物になる物がないため、しっかり観察する事ができました。その様子は、以下のリンクをご覧下さい。
校長室の窓から「天体ショー」
ひばりっこブログ「観望会・森の学舎は目の前(2年生)」
観望会の望遠鏡で見た月の一部
この時の月をアメリカでは、ビーバームーンと呼びます。かわいらしい名前のようですが、この名は、先住民がそのころビーバーの毛皮を撮るための猟があったからといわれています。
日本人は、月を好んでいたようで、万葉集でも月の詩は太陽を詠んだ詩よりかなり多いそうです。日本人は、満月前後の月を十六夜の月、立待月、居待月、寝待月、有明けの月などの呼び方で、月が出てきて見える時間と合わせて名前をつけていたようです。
学園では、正門を降りていくと、ちょうど午後6時から7時頃に幼稚園の正門を見上げた辺りに満月が見えます。
小学校正門から見えた
プレプレスノームーン
自宅近くから見たSNOWMOON
昨年6月9日ひばりの里からみえる上弦の月
もちろん見る月は、満月だけではありません。ひばりの里から見る朝の月も風情があります。表題のこの月は中秋の名月を指しているようですが、月見る月は、人それぞれあって、月によってまたそれぞれの良さがあるように思います。