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学園自然百景
2024年02月02日
101.「○○○○と○○○○の間にレタス」
~雲雀丘学園小学校教諭 天井比呂~
何だか謎めいた題名になってしまいましたが、これはスペインのことわざだそうです。○○○○には野菜が入ります。おわかりでしょうか。
15話でも紹介したのですが、3年生でモンシロチョウを学習するために毎年植えている野菜です。写真にあるのが、そうなのですが、ご覧の通り、大抵は、この冬の間に枯れてしまいます。ところが、中には手前のように2代目が育つことがあります。強いて、世話をしているわけではありませんが、このようにりっぱに大きくなっています。キャベツです。
「キャベツとキャベツの間にレタス」ということわざは、同じことばかりやるのではなく、間に別のことも入れる方がよい。という意味合いがあるそうです。気分転換ということでしょうか。趣向を凝らすということでもあるのかもしれません。キャベツとレタスは、同じアブラナ科の野菜です。見た目も似ていますが、味や葉の様子が違っています。
調べてみると、農作物として、キャベツばかり植えないで、レタスなども植えた方がよいということからできたそうです。
写真では丸まっていませんね。芽の出たては丸くはありません。キャベツが丸まるのは、葉の裏とにオーキシンという物質が移動していくからだと説明があるのですが、そのメカニズムは難しいです。水分の発散を抑えるためだともいわれ、それはすんなり頭に入って来るのですが…
栄養豊富なキャベツは、私も大好きです。しかしばっかり食べは良くないので、たまにはレタスでも食べてバランスを取らないといけないようです。
受験でストレスを抱えた児童や生徒たちもホッと一息ついて気分転換が大切ですね。