学園ブログ

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学園自然百景

2024年11月15日

137.「紅葉*黄葉*褐葉」

~雲雀丘学園小学校教諭 天井比呂~

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 もう11月の半ばというのに20度を超える気温が続きます。来週からは、平年並みに戻り、日中も上着がいるようになるようです。

 そんな中でも秋を彩るイロハモミジの紅葉が始まっています。私の主観ですが、余りきれいな紅葉ではないように思います。やはり猛暑が続いたせいでしょうか。

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中高校のメタセコイア
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2年前のイチョウ 11月24日
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今年のイチョウ 11月14日

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小学校東側のハナミズキ
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学園幼稚園のハナミズキ
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告天舎の裏手にあるモミジ

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黄葉が始まったヌルデ
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ひばりの里の入り口の荘川桜

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告天舎の横のハナミズキ
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南門の西側に見えるハナミズキ
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ひばりの里の今のモミジ

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昨年のひばりの里のモミジ
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一昨年の11月4日のモミジ
 一昨年は、11月6日にはかなり赤く色鮮やかに染まっていました。昨年は20日頃でした。紅葉の時期は遅れているようです。紅葉には、黄葉と書くものもあります。中には褐葉(かつよう)と書くものもあるようです。紅葉は、モミジがその代表と言えます。黄葉は、イチョウ、褐葉はクヌギが代表?それぞれ、アントシアニン、カロチノイド、タンニンが原因とされています。ただ、サクラのように、それぞれの色が混じり合うものもあり、一概に区別することはできないようです。そこで、これらをまとめて紅葉と呼ぶことが多いようです。紅葉は、寒暖差が大きいと進むようで、今週の気温はそれに適していたと言えるでしょう。

 学園の紅葉の様子をみてみました。

 今、鮮やかな紅葉を見せているのが、ハナミズキです。深紅というのでしょうか。濃い赤、渋い赤と表現は難しいです。雲雀丘学園幼稚園の園舎入口左手のものや、告天舎東側、小学校低学年校舎の東側、南門を入って左手のハナミズキは綺麗に色づいています。黄葉が綺麗なのは、イチョウですが、学園本部北側のイチョウは、猛暑の影響もあり残念ながらいい姿を見せてはくれていません。ひばりの里のヌルデは黄色く色づき始めています。これからが楽しみです。

 メタセコイアは、黄葉か褐葉か外目からは、輝くように黄色に見えますが、近くで見ると薄茶色にも見えます。とても逞しく凛々しく見えます。中高校のメタセコイアは、

今年のはじめにライトアップされ、シンボルツリーの威厳を見せてくれました。 

告天舎の裏にモミジが何本か植えられています。そのうち、少し葉の変わったものを見つけました。今まで余り気づかなかったのですが、葉の周りが深く切り込みが細かく入り、美しい姿を見せています。しかしながら、やはりなのか、白い部分が目立つのが残念です。

さて、あと1週間後どうなっているのかが楽しみです。