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2014年11月28日

防衛大学1次試験合格発表

本日、防衛大学一次試験の合格発表がありました。
本校は、人文社会で54名受験して16名合格、理工は51名受験して31名合格しました。
合格者の合計は47名で、合格率は44.8%でした。合格者数は、過去最高です。
ただ、人文社会系のほうは、厳しい結果となりました。
力があると思われていた生徒でも残念ながら、合格できなかった生徒もいますが、今回の結果を発憤材料として、これからセンター試験、二次試験に向けて、今一度集中力を高め、日々の授業を大切にしながら取り組んで行ってほしいと思います。
 この緊張感、真剣味を持ってもらう為に、皆さんに防衛大学の受験を勧めたのですから・・・。
以前にも、防衛大学は合格するだろうという文系の生徒達が不合格になり、本人も先生方もかなりショックを受けましたが、そこから再び目の色を変えて学習に取り組んだ生徒が、念願の第一志望の大阪大学や神戸大学に見事合格しました。
 高くジャンプするためには一度、膝を曲げて低い姿勢となってから飛び上がるように、本番でジャンプできるように、これから力を蓄えていきましょう。応援します。

ーその6ー <大学を選ぶ方法はありますか?>

illust3776.png 「看護系大学には、それぞれ特色があって、どんな看護師になりたいかを考えながら選ぶのがよいです。チーム医療に強い大学、地域密着型の大学、国際看護に強い大学など様々です。国公立大学は研究色が強く、県立大学は各県の医療行政を反映した地域密着型という傾向があります。大学を選ぶときは、附属病院と連携した教育プログラムに注目するとよいです」とアドバイスされました。
 「現在、新人看護師の約1/3が大卒となっていますが、4、5年のうちに新人看護師の半数は大卒になります。大学を目標にしますと、高校の勉強のモチベーションアップにつながります。看護系大学を目標にしますと、高校の勉強も頑張りますが、専門学校でいいと思いますと、高校で理数系の勉強を怠ったり、自分の学力と折り合いをつけてしまいます。そうすると、将来看護師になったとき地力の差となって現れます。」と指摘しています。
 「医療関係の仕事に就く人は、高校時代の勉強以上に、厳しい勉強が大学で求められます。ですから、目先の合格だけを考えて安易な方流れないようにしてほしいですね。高校時代の精神的、身体的、能力的な土台づくりが将来の飛躍につながりますから。」
 看護学科を目指す生徒諸君は、看護協会の川本常任理事や東京医科歯科大学の井上教授の言葉を真剣に受け止めてほしいと思います。

2014年11月27日

ーその5ー <看護師になるには、どの大学がおすすめですか?>

illust2171.png 看護師に診断処方を認めるNP(ナースプラクティショナー)は、まだ日本では認められていません。医師法の改正が必要で、まだ見通しは立っていません。しかし、医療がますます高度化していますので、看護師の専門化・多様化は一層進みますので、キャリアのベースとして、4年生の看護系大学への進学を勧めたいです。看護師になるためには、3年生の看護短大や看護専門学校もありますが、将来のキャリア形成を考えますと、不利になる恐れがありますと井上教授は話します。井上教授は「たとえば、専門看護師になるには大学院で学ぶことになりますので、短大生や専門学校生は大学院の入学資格を得るために苦労します。通信教育や放送大学で学位を受ける人もいます、同じ看護師の資格だから、教育期間が1年短い短期大学や専門学校のほうが有利だろうという考えは、結果的には回り道になる場合があります。」
 「看護師は対人の仕事ですので、人とどうコミュニケーションを取って、そう相手を理解するのかといった、人間関係の基盤となる部分が必要になります。たとえば、総合大学では様々な人と触れ合う機会が多いので、人間としての幅が広がります。そうした環境で看護学を学ぶこともとても大事になるのです。」と話しておられます。そして、「大学では勉強の仕方を身に着けておくことが大切」と強調されました。

2014年11月26日

―その4― <非医療分野にも進出>

illust285.png 看護師は、看護管理者として病院の副医長になるほか、いろいろなところで活躍しています。身近なところで言うと、園児の健康管理を行う保育園の看護師、産業医とチームを組んで社員の健康管理を行う企業の保健師、厚生労働省や文部科学省、各都道府県などの職員として、医療や看護の政策立案に携わる仕事もあります。最近では、治験コーディネーターなど、看護師のスキルを生かす新たな分野もありますし、JICAで活躍する看護師もいます。
 直接医療業務に携わらないですが、看護師の経験を生かした分野に転職するケースもあります。たとえば、医療関係の出版社やテレビ局、キャビンアテンダント、海上保安庁、警察などがあります。なかには、高齢者の施設や障碍者の自立支援施設などを自ら経営する看護師もいます。看護師の資格を持った方が活躍する場は、ますます広がっていくでしょう。

2014年11月25日

―その3― <訪問看護>

illust1754.png 看護師の就職先として増えているのが、介護老人保健施設や訪問看護ステーション、社会福祉施設などです。これまでの訪問看護ステーションで働く場合、新卒でまず病院看護師を経験した後、転職するのが一般的でしたが、訪問看護の需要が高まり、訪問看護ステーションが新人看護師を受け入れ、病院と連携した研修制度の導入が進んでいます。訪問看護の研修も充実してきています。

2014年11月22日

―その2― <専門看護師と認定看護師>

illust299.png キャリアアップの選択肢の一つとして、「専門看護師」と「認定看護師」の資格取得を目指す看護師が増えています。専門看護師は大学院で専門の教育課程を修了し、日本看護協会専門看護師認定審査の合格する必要があります。認定看護師は6か月、615時間以上の研修を経て、日本看護協会認定看護師認定審査を受けます。

 資格取得のため通学する際、病院によっては、有給の休職扱いとするところや奨学金を出す場合もあります。病院の中には「看護外来」を設け、専門看護師や認定看護師が患者やその家族からの相談を受け、必要な指導します。ケアを行っているところがあり、スペシャリティを極めていく水戸があるのは、看護師を目指す若い人にとって魅力です。

 井上智子教授は「専門看護師」と「認定看護師」の仕事について、次のように説明しています。たとえば、「がん」という一つのくくりに対して、眼看護の専門看護師が対応しますが、認定看護師はがんの中でも、疼痛看護、化学療法看護、乳がん看護、放射線看護など、さらに専門性を追求します。専門看護師は、がん看護の様々なところに通じていなければなりません。したがって、わりと縦横無尽に部署を超えて動きます。医師や薬剤師とも対等に話せるような学問的バックグランドが不可欠です。専門看護師は医者や薬剤師と同じ程度の知識をもっているのです。

2014年11月21日

看護師のキャリアパス

illust293.png「看護師のキャリアパスについて」、日本看護協会の川本利恵子常任理事と東京医科歯科大学の井上智子教授に取材した記事(学研情報誌)から抜粋してご紹介します。

― その1 ― <保健師と助産師>
看護師免許を前提に取得する資格として、保健師と助産師がある。学部4年間のカリキュラムに保健師・助産師の教育を組み込み、養成が行われている。ただ、今看護師に求められるものも、保健師・助産師に求められるものも広く深くなってきている。したがって、両方を詰め込んだ形で大学4年間で学ぶより、大学院2年間でそれぞれ時間をかけて深く学ぶことが重要になってきています。卒業してから40年活躍するための土台になるので、それに投資してほしい。

2014年11月20日

黒﨑伸子(国境なき医師団日本会長)の話 -その2-

illust1318.png<MSF(国境なき医師団)を目指すにはどんな知識や能力が必要ですか?>
 2年以上の実務経験と広い視野で自分で考える力、人間関係をスムーズにできるコミュニケーション能力が必要です。外国の医者は、医療以外の知識も豊富で、日本文化についてもよく聞かれました。自分の経験で言うと、日本人として日本のことを説明できるようにならなければと思いました。一般教養や会話力は必要です。難しい決断をする時に、「Yes」,「No」を言えて、その理由を論理的に説明できる力も必要です。
 国境なき医師団の医者になるなら、とにかく早く一人前の医者になることです。非医療スタッフを目指すなら、これはだれにも負けないという、何かのプロになることです。たとえば、国際情勢を勉強し、中東の地域有力者とでさえ交渉できる力を身に着けておくなど、プロにならない限り、他の知識も入ってきません。


<医者を目指す学生に、何かメッセージをお願いします。>
 受験生の中には、○○大学の医学科とこだわる人もいると思うが、国境なき医師団の場合は、どの大学でもいいから入って、早く医者になった方がいい。グローバル化しているので、医師の資格さえあれば、あとは希望の大学で研究や研鑽ができる。成績が優秀だからとか、先生が勧めるから医学部に進学する傾向の人もいるが、医者になるという強い思いがないと、本来の目的を見失い、将来道徳的に正しくない道をたどることになりかねない。人間の価値観、倫理観、教養、常識を持ち、具体的にこんな医者になりたいという目標を持って医者になってほしい。
 医者になるという強いもモチべーションを持っている方に医学部に入学してほしいし、それがあると思われる方に、進学を勧めてほしい。

2014年11月19日

国境なき医師団日本会長(黒﨑伸子)のインタビュー記事よりーその1-

illust328.png黒﨑伸子さんは、長崎大学医学部を卒業された外科医で、現在、「国境なき医師団」の日本会長です。学研・進学情報誌に、黒﨑さんのインタビュー記事が載っていて、印象深かったところをご紹介します。医師を目指す皆さんは、黒﨑さんの言葉を少し心にとどめておいてほしいと思います。

先ず、「国境なき医師団(MSF)」は、非政府機関(NGO)であり、日本の場合、民間の寄付で成り立っています。政府や国際的機関からの資金援助を受けると、援助活動の内容や地域が限定されるからだといいます。では、どのような地域で活動されているのかというと、紛争地、感染症流行地、災害地で、災害地がニュースでよく取り上げられるが、実は災害地は年間10%もないらしいです。日本の国境なき医師団が行っているところは、人道的に問題のある地域や他の医者が誰も行かない地域などで、ニーズがあるところを自分たちで探して赴くとのことです。1~2ヶ月だけの人もいれば、1~2年行く人もいるらしいです。MSFは医療スタッフ(医師、看護師、心理療法士、臨床検査技師、薬剤師)が6割で、残りの4割は病院建設や電気・水道の確保、現地の人を採用するアドミニストレーターなどの非医療スタッフだと言うことです。さて、ここで、黒﨑さんからのメッセージで気になったことがあります。それが以下の事です。

「日本では医学部教育が非常に専門化して、すべてを診療できる医師があまりいなくなっています。総合診療院やその人材も増えてきましたが、海外に比べると、日本から送れる人材に限りがあるという問題があります。」 

そうなのです。総合医が少ないのです。これは、僻地医療問題にもつながっていると思います。この続きは、次回に。

2014年11月18日

キャリア教育 中学2年「身近な人への職業インタビュー」ご協力のお願い

中学二年生では、この冬休みに「身近な人への職業インタビュー」というプログラムを行います。

これは、ご両親やご親戚など身近な方に対して生徒たちが職業に関するインタビューを行い、その結果を発表するという内容のものです。毎年、保護者の皆様から、普段と違った「インタビュー」という形で向き合い、一社会人として自分の職業のことを我が子に話せたことがとてもよかったと喜んで頂いております。各ご家庭でそれぞれインタビューを行いますが、ご協力のほど、お願い致します。

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尚、年明けには、全員のインタビューシートを掲示発表した後、その中から、あらためてインタビューしたい職業の希望をとりたいと思っています。希望の多い職種については、生徒達のグループをつくって2回目のインタビューを行う予定にしています。その際にも、ご協力いただきますようお願い申し上げます。

2014年11月17日

キャリア教育 中学2年 身近な人への職業インタビュー

 11月12日、中学二年生のロングホームルームの時間をいただき、キャリア教育プログラム「身近な人への職業インタビュー」の説明会をさせていただきました。

2014111222.JPG 中2キャリア教育生徒配布2.png

 説明会では、インタビューの説明だけに終わらず、1年生で話しました創立の精神や孝経の教えなどを振り返り、文科省中央教育審議会から提唱されている「4領域8能力」のことやキャリア教育が何を目指しているのかなどについてお話しさせてもらいました。「両親から受けた恩を社会に返していくことが親孝行の成就である」ことを年齢を重ねながら知っていってほしいと思っております。

 懇談会でもお願いしましたが、インタビューのご協力の程、お願い申し上げます。

2014年11月16日

防衛医科大看護学科 1次試験合格発表

平成27年度 防衛医科大学校医学教育部看護学科の1次試験の合格発表がありました。今年は本校の生徒19名が受験し、1次試験合格者は6名でした。1次試験合格率で見てみますと、一昨年16.7%、昨年37.5%、今年31.6%です。

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第一志望に向けて、さらに気を引き締めて頑張ってください。

2014年11月15日

1日医師体験 ~生徒の感想3~

illust3786.png 普段見ることのできないような機器や部屋などを説明も交えながら見せていただけたので、将来のためになる経験ができてよかったです。初めて見る機器や、ドラマの中で見たことのある機器を間近で見ると、すごく気分が高揚しました。また、患者さんの立場にたって考えることの大切さを診療を通して実感することができてよかったと思います。患者さんの意志と医師の選択の違いをどう埋めていくかを学ぶことができました。今回の体験でモチベーションをあげることができたので、これから先も頑張っていきたいと思います。(実施病院 尼崎医療生協病院 / 実施日 2014年8月5日)

2014年11月14日

1日医師体験 ~生徒の感想2~

illust4092.png 今回私は進路を決定する参考になればと思い、この体験に参加させていただきました。しかし、冒頭に見せていただいた「笑って死ねる病院」のドキュメンタリーなどから、進路という狭い考えよりも今の病院の現状や医師の思いなども感じることができ、有意義な時間だったと思います。また、体験・院内見学では、作業療法士や理学療法士、放射線技師の方たちが、医師とうまく連携して、かつ自らの仕事にプライドを持っている姿を見ることができて、やはり医療の現場はかっこいいものだと思いました。
 体験の最後には、医師のM先生との懇談も企画してくださり、これから本格的に受験勉強に入っていく私にとっては、とても参考になるもので、感謝しています。
 東神戸病院は、特に地域のお年寄りの方の目線になっている施設で、「何十年もお世話になっている」という患者さんに会えるくらい頼りにされている良い施設・病院だと思います。私も将来、このような施設でぜひ働きたいです。(実施病院 東神戸病院 / 実施日 2014年8月4日)

2014年11月13日

1日医師体験 ~生徒の感想1~

illust2381.png 私は春もお邪魔しましたが、今回は念願の外科ということもあって、大変楽しみにして来ました。 前回(春)は、地域医療の意義などについて考える機会になりましたが、今回は広い視野で「外科」の存在について考える機会になりました。ずっと外科は手先が器用でないといけないからうまくできなければあきらめなければいけないと思っていたので、練習すればするだけうまくなるとお聞きして安心しましたし、今から勉強においても根気強くがんばろうと思いました。縫合体験はすごくおもしろかったです。初めてやりましたが思っていたより難しくて、両手が思うように動いてくれませんでした。縫合は外科の基本ですし、機会(手術ロボット)を扱うにもできなければいけないことだと思うので、外科医になれたら一生懸命練習しようと思いました。
 先生のお話は、実体験に基づいていてわかりやすかったです。以前がんセンターにいらっしゃったとお聞きして、質問したらすごく丁寧にがんのことを教えてくださって、がん医療をしたいという意志が強まりました。
 本日はお忙しい中、貴重な体験をさせていただきありがとうございました。(実施病院 尼崎医療生協病院 / 実施日 2014年8月11日)

2014年11月12日

大学情報その2 ~海外で求められる理工系グローバル人材~

Tottori_university_tottori_campus.jpg 少しずつは大学卒業生の就職難が改善されてきているようですが、日本に多くの留学生が入ってきている今、日本の学生は海外の学生と就職でも競争しなければなりません。
技術立国の日本ですが、今理系の生徒に求められていること、そして、地方の大学の伝統のある学部・学科の強みを一部ご紹介します。 
 日本の企業の強みは、高度な工業製品を作り出すために、異業種多種の小型部品メーカーが技術をすり合わせて完成させる結束力です。このすり合わせ技術の異業種へのシナジー効果は、今でも世界で群を抜いています。このことは、日本の大企業が海外に生産拠点を移すと異種多種の小型部品メーカーも海外に進出することを意味し、エンジニアを現地に派遣することになります。つまり、海外で活躍できる技術者が求められているのです。よって、現地の人を指導したり、現地の機械を修理したりできる技術者、言い換えれば、グローバルに対応できる技術者が求められているわけです。

◆得意分野で専門家を養成する地方国立大学・・・伝統ある得意分野でグローバル人材を育てているのが特徴。
◆帯広畜産大学・・・在校生や卒業生をJICAの青年海外協力隊の隊員として2年間パラグアイに派遣し、家畜飼料管理技術や家畜の健康・衛生管理技術などの苦情を支援。
◆秋田大学 国際資源学部・・・伝統の鉱山学部を衣替えし、国際的なエネルギー問題の対応できる資源技術者の養成を目指している。2年次英語で専門教育科目が行われ、3年次に全員海外の資源、フィールドに行き、その成果を4年次の研究発表に結び付ける。
◆信州大学 繊維学部・・・炭素繊維などのファイバー工学の発展を背景に、その分野に強いグローバル工学人材の育成を目指す。
◆鳥取大学 農学部・・・国際乾燥地科学コースでは、砂漠など乾燥地における環境問題と食料増産という世界的課題に取り組んでいる。
◆琉球大学・・・国内唯一亜熱帯地域という地理的条件を生かして、バイオサイトサイエンスやITなどの先端技術をとりいえて、持続的食料生産、環境保全、資源エネルギー利用

 このような特徴ある分野に興味のある生徒は、上記のような大学に進学して、その分野で活躍してみるのもいいのではないでしょうか?
 そのためのいろいろな情報を、少しずつですが発信していこうと思います。

2014年11月11日

大学情報その1 ~国公立大学を中心に就職支援のネットワークが発足~

800px-Univ-of-Hyogo-HimejiShosha-MainBldg01.jpg 国公立大学で就職支援ネットワークができはじめています。現在は11大学の参加でスタートし始めていますので、その情報をお知らせいたします。本情報は、主に、学研の進学情報誌から得ました。

 まず、「就職支援パートナーシップ」とは、何かを説明いたします。
① その大学に提出された地元企業求人や会社説明会をパートナー大学の学生に提供し、就職相談もする。
② その大学の就職支援部門の書籍や雑誌、資料など就職関連資料をパートナー大学の学生も閲覧できる。
③ インターネットや書類作成時のデスクの利用などをパートナー大学の学生に開放する。つまり、兵庫県立大学の生徒が、横浜の企業に就職したいと考えて、横浜に行ったなら、横浜市立大学でデスクを借りたり、就職情報に関しての書類も見ることができると言うこと。

 現在、就職支援パートナーシップに参加している大学は以下の通りです。
信州大学、国際教養大学、横浜市立大学、福井県立大学、都留文科大学、静岡県立大学、名古屋市立大学、大阪市立大学、兵庫県立大学、広島市立大学、北九州市立大学

 東京や大阪などに就職活動をサポートするオフィスを設け、サテライト授業なども含め自学だけで十分対応できる大学ならば単独でも、生徒の就職支援ができる学校はいいのですが、そうでない大学は、このような就職支援パートナーシップに入って、就職支援をしようとする大学が増えているのです。パートナーシップに入っている大学が全国に広がれば、インターネットではわからない就職情報(ブラック企業など)も全国的に手に入るようになります。

 マスコミや保護者にも根強く残っている大企業信仰は、大学生の間では相対的に薄まっています。就職支援ネットワークは、全国スケールで優秀な学生が地方や都市部の中小優良企業と就職マッチングできる機会が増える事につながるでしょう。

2014年11月10日

2015年度版赤本がそろっています

進路指導室には、最新の2015年度版赤本がたくさんそろっています。みなさん、ぜひ利用してください。ただし、2015年度版赤本は貸し出しができません。
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旧年度版赤本、ビデオテープなどは1週間貸し出しができます。借りたい資料は集中するので返却期日を守りましょう。

2014年11月05日

高校3年生 講習の様子

講座名 「英語 国公立・私大」 高砂先生
火曜日8限 社会科教室 / 難易度 標準~やや難 / 主な対象 全コース

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文法を軸にした構文理解と国公立二次・中堅私大対策としての和訳演習を行っています。

2014年11月04日

大阪大学見学会

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大阪大学見学会が高校1年(59期)主催でおこなわれました。
昨日3日に大阪大学の学祭「まちかね祭」がおこなわれるのに合わせ,55期・56期の卒業生8名が高校1年生30名に会いに来てくれました。大阪大学について簡単なプレゼンをした後,小グループに分かれ,文理選択や大学選択の経験,高校時代の勉強や大学生活などを1時間半ほど話をしました。午後からは豊中キャンパスまで引率して,学祭を案内してくれました。
55期の卒業生も高校1年のときに49期や52期の先輩に大阪大学を案内してもらった経験があり,そのときの思いを引き継ぐ形となりました。東京・京都・大阪と各大学で少しずつ縦のつながりができていけばと,進路指導部も協力してきました。9日には神戸大学でも「六甲祭」に合わせ,同様の企画を予定しています。

2014年11月01日

面接指導を行っています

放課後やお昼休みなどを利用して、推薦入試を受ける生徒の面接指導を、高3の担任の先生と進路の先生が協力して行っています。

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面接の評価ポイントとして次のようなものがあげられますので参考にしてください。
・志望分野や資格・仕事の内容を理解しているか
・学習意欲や心がまえが備わっているか
・自主性、積極性、協調性、表現力は豊かかどうか
・高校生としての教養とマナーを身につけているか