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2009年10月31日

余白

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 ここ数日のブログを読み返して、反省。赤面。実は、初めてブログなるものを書きました。文字だらけで読みにくいですね。そんな訳で、この秋晴れの下、何を思うか。

 サウンドスケープ論で知られるマリー・シェーファーという人は、「音分裂症」という言葉を使っていますが、とにかく現代社会は様々な音にあふれ、本当の「沈黙」というものがありません。音に限らず、時間も空間も何かが収まっていないと気が済まないのが現代人の危機的状況であるような気がします。

 「漢検が終わったら、さあ、来週は模試があるね。」
 生徒にそう言いながらも、彼らが近視眼的になってはいないかを心配します。
 いま、自分がどこにいて、何をなすべきかを的確につかむには、大空から地上を眺める鳥の視点が必要です。焦らせ、急がせ、追い立てておいて、「ゆとり」も持てと言うのは矛盾するのですが。
 
 日々やるべきことに追われる忙しさの一方で、暇な時間までも、テレビやパソコン、携帯等のおかげで退屈することがないのが現代社会です。
 だからこそ、「余白」。
 何もすることのない時間、一人で過ごす空間、「余白」をもてあますことなく、上手に楽しみたいものです。自戒も含めて、そんなことを考えます。

 「昨日またかくてありけり 今日もまたかくてありなむ
  この命なにを齷齪(あくせく) 明日をのみ思ひわづらふ 」
 島崎藤村『千曲川旅情のうた』より

2009年10月30日

漢字検定実施

 本日1限目は、高3を除く全学年で漢字検定を実施しました。日々の小テストや課題プリント、過去問への挑戦は、すべてこの日のためです。思い思いの努力の成果はいかんなく発揮されたことでしょうか。残念ながら、学年によっては学級閉鎖のクラスもありましたが、今回は漢字検定協会のご厚意により、インフルエンザによる欠席の場合のみ、後日(11/14)に別試験を受験することができます。
 われわれの言語である「日本語」は、表意文字としての漢字と表音文字としてのひらがな・カタカナの3種類の文字を用いる、世界にも類を見ない表記方法をとっています。そして、周知のことですが、ひらがなもカタカナも漢字から生み出されました。音声言語はあっても、表記する術を持たなかった我々の祖先が、お隣の中国の漢民族の言語である「漢語」を書き表すための文字であった「漢字」をもとに、創意工夫して編み出したと言えるのが「かな」であると言えます。
 個人的には「かな」こそ、日本人が発明したものの中でも、最も優れたものであり、日本文化を象徴するものだという気がしています。日本人はモノマネばかりで独創性がないなどと言われますが、「かな」が生まれる過程を考えるとき、日本人は凄い!十分に独創的ではないか!と思ってしまいます。
 さて、3種類の文字の中でも、本来の機能を有する表意文字としての「漢字」教育に関して、本校は伝統的に力を入れて参りました。漢字検定合格を一つの目標として掲げたのは、ここ10数年のことで、それ以前から全校一斉の漢字100問テストを中心として漢字学習の充実は、国語科の重点課題としてきたのですが、パソコン・携帯・電子辞書などの情報機器がめざましい発展と普及を遂げている昨今では、これまで以上に漢字を学習する意味が大きくなっているのを感じます。
 漢字学習は、カタカナを漢字に直すのみのパターン認識のような浅薄なものであってはなりません。「漢字」一つ一つの意味を尋ね、語彙を豊かにすることは、思考力を養うことにもつながるのです。レベルの高い文章を論理的に読解する基盤となり、複雑で抽象的な思考を支えるのは、他でもない「言葉」なのですから。
 何のために漢字を学ぶのか。漢字学習が、日本語や他の言語に対する関心を深める契機となり、みなさんの世界を広げることにつながればと祈りながら、目先の「良い結果」も期待しています。お疲れ様でした。
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2009年10月29日

人のふり見て…

 本校では、5月と10月に公開授業旬間を設けています。教員が相互に授業を参観し、意見を交わし、各々の授業技術の向上を目指すという主旨です。ややもすればルーティン・ワークになりがちな日常を振り返り、見つめ直すことは、何についても大切なことでしょう。
 今日はわが高2の日本史の授業を参観させていただきました。選択なので、クラス単位の授業とは異なりますが、それでもいろいろな発見があり、非常に勉強になりました。科目や担当者が変われば、生徒たちの表情や態度も一変します。いつもは教壇から眺めている光景が教室の後ろからだと随分違って感じられ、まるで別世界を覗くような印象を受けることさえあります。
 教師になりたての頃には、自分のスタイルをつくることに必死になっていたものですが、いざ一つの形ができてしまうと、なかなか冒険ができなくなる。ついつい慣れ親しんだやり方に帰着してしまう。そんな日常を反省し、原点に回帰するきっかけとして、なかなか良い企画ではないかと手前味噌ながら思ってしまいます。
 さて、私はこの業界(学校ですね)しか知らない、井の中の蛙ですが、どんな仕事であれ、先達に倣って、試行錯誤の末に自分なりのスタイル、やり方を確立していくのは同じだと思うのですが、これは勉強にもあてはまるのではないでしょうか。さあ、勉強しようと机に向かっても、何をどうすれば良いのか分からず、途方に暮れてしまうようでは、せっかくのやる気がもったいないですね。
 受験勉強とは、勉強の仕方も含めて、「自分さがし」をするようなところがあります。(あまりにベタな表現になってしまっていて気恥ずかしい気もしますが。)一時期よく言われた「自分さがし」って、結局は他者と交わることから始まるのではないかと思います。「なあ、英語って、どうやって勉強してんの?」「数学どんな参考書使ってる?」なんて会話が、普通に聞こえてくる教室っていいなあと思う今日この頃です。
 末筆ながら、本日はお忙しいところ、学年懇談会に多数の出席をいただき、ありがとうございました。
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2009年10月28日

近・未来予想図

この夏、古文の課題の一つとして「エッセイ」を書いてもらいました。(筆者がわかりますね。)
「ある日の出来事」、「家族との絆を再確認した」、「普段こんなことを思っている」などなど、多彩な作品の数々に、瑞々しい感性やらイマドキの青春、みたいなものを感じては、大いに楽しませてもらったのですが、中でも、「へえ」と感心し、そして「やはりな」と納得したのが、多くの人が「これが思いっきり遊べる最後の夏」、「部活に打ち込むのもこれが最後」という内容のエッセイを書いていることでした。
この課題を出した者としては、高2の諸君が確かに成長していることを実感できたのが、最大の収穫でした。みんなちゃんと「高2の夏」を意識して過ごしたんですね。それはもちろん受験に対して真っ向から取り組んでいるハズの来年の夏を意識していることに他なりません。
おそらく、今日のHRは、そんな生徒諸君にとっては、各々が持っているイメージを、より具体化する機会だったのではないでしょうか。テーマは「2011年 受験までの流れ」。縦軸にこの10月から再来年の3月までの時間をとり、週毎に横線が走る、学校行事の横には学年の入試関連の動き、模試の予定が一望のもとに見通せる資料が配付されました。センター試験まで、あと65週。
公募推薦やAO入試、指定校推薦、一般入試…、そういった具体的な入試の形態や時期については、いずれまた機会を設けて説明もなされるでしょう。まずはゴールまでのスケジュールや手順を確認し、今どこにいて、何をなすべきかを認識すること。そして、決して忘れてはならないのは、確かに「受験」にまつわる痛みや苦しみは個人に帰するものではあるけれども、決してみんな孤独ではないということ。同じ季節をともに過ごす仲間の存在の大きさは、悩みや苦しみが深刻になるほど切実に感じられるものです。共に刺激し合い、励まし合うことで、高みを目指そうではありませんか。
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2009年10月27日

My Eco弁当レポート

先日(10/16)、本校での環境フォーラムの日に先立って、地産地消を掲げた「My Eco弁当を作ろう!」という企画がありました。今日は、そのレポートの一部をご紹介したいと思います。
 家庭科の先生にご協力頂いて、本当なら目にすることのないシロモノを読ませてもらったのですが、
「!!!」。わたくし少々見くびっていました。高2の諸君が、これほどまじめに取り組んでいたとは!
男の子も女の子も、ちゃんと「お弁当づくり」をやっていたんですね。レポートを読んでいると、それぞれのご家庭での様子が目に浮かんで、微笑ましいことこの上ない、なんともほんわかと幸せな気分になりました。いつも親子でお弁当づくりをやっていらっしゃるご家庭もあれば、危なっかしい手つきで包丁を握り、またそれを保護者の方が、こわごわと見ていらっしゃるような、そんなご家庭もありました。
 ほんの一部を抜粋させて頂きますね。

生徒の感想
 ・前に授業でカロリー計算をしたとき、ホウレン草の胡麻和えがとても成分的にいいことを知り、作りました。朝早くに起きて、目をこすりながらお弁当を作ったのは初めてでした。エコや栄養バランスを考えながら作ることは結構難しいことで、毎朝お弁当を作ってくれている母にとても感謝しました。
 ・栄養バランスを考えたり、旬の野菜を考えたりといろいろ頭を使いました。でも、楽しかったです。
 ・弁当というのはあまり作らなかったけど、旬のものを入れたりすることで季節感を漂わせたりできるので、弁当をつくるのもなかなかいいものだと思った。
 ・意外と時間がかかったし、とまどう場面が何度もあった。作るのは楽しかったけど、後片付けもやらないとダメで、次は調理しながら片づけもしたい。

保護者の感想
 ・食材の産地をくわしく見たり、作る工程をあらためて確認することができました。やはり和食はすばら しいということを再確認しました。
 ・慣れない手つきでなんとかしようと頑張っていました。できれば普段からもっと関心を持ってくれれば と思っていましたが、今回は良い機会になったと思います。作ってもらった父親は、とても嬉しそうでした。
 ・旬のもの、なるべく国産、しかもより近くのものを選んで献立を考えたところは良かったと思います。
 ・自家製の野菜や田舎から送られた無農薬の野菜をもとに、よく考えられたメニューだったと思います。栄養面や彩りのバランスもなかなかよくて、きれいなお弁当でした。

 「親子の交流」や「作る喜びの発見」など、今回の企画はさまざまな効用を生み出したような気がします。「衣食住」、さまざまな場面に、当たり前過ぎて見えなくなっていることはたくさんあります。自分の足元を見つめ直し、身近にいる人々が自分を支えてくれている事実に感謝することを忘れないでいたいですね。
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【配布物・連絡】
漢検プリント配布。
明日のHRは進路学習です。

2009年10月26日

昨日の続き

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 さて,午後からは鉱石探し。坑道を掘ったときに出た岩石や土砂が周辺の川に堆積し,黄銅鉱(銅や鉄の成分が多い鉱石)や錫鉛鉱,方鉛鉱(主に鉛),閃亜鉛鉱(主に亜鉛,鉄)などが出るそうです。さすがに銀は出ないそうで,出てもほとんどわからないとか。それらしき石をハンマーで割って探すという,非常に地味な作業なので,生徒たちにとってはおもしろくないかなぁと思っていましたが,なんのなんの,ヘルメットとゴーグルと軍手を装備した途端,必死になってハンマーをたたいて石を割っていました。まして,黄銅鉱(金色に光っているのですぐわかります)が出るや,大喜びです。

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 その様子を楽しげに見ていた男性の方が私の方に近づいてきました。
「すみません,ちょっとよろしいでしょうか?わたくし,○○○(本名ですが,以後TAKAさんとします)と申します。」
TAKAさんは名刺を差し出され,
「私は,ホームページやブログを作ったりしているんですが,その傍らで日記も書いているんです。生徒さんたちの様子を見ていて,楽しそうでしたので,日記に載せたいと思うのですが,よろしいですか?」
突然の申し出に一瞬迷いましたが,紳士然とした風貌とすべてを証明する名刺の作りに納得し,
「えっ?あっ,そうでしたか。あっ,はい,いいですよ。」と答えました。
「生徒さんの顔がわからないようにしますし,そのあたりのことは十分に気をつけますので。」
「あっ,はい,どうぞ。」

といことで,TAKAさんの日記に,その日(10月23日)のことがアップしてあります。
「PageTAKA」へは下をクリック!
http://d.hatena.ne.jp/PageTAKA/


こうして,生野銀山の一日は終わりました。この子たちは暗く長い坑道を歩き,川辺で石をたたき,疲れたのでしょう,帰りのバスの中では熟睡してましたね。

 思えば,生野銀山はテーマパークのような楽しさはありません。純粋に学習の場と言っていいでしょう。そこで一生懸命鉱石を探し,坑道内での説明に聞き入ったこの子たちに,私は純粋に「お疲れさん!」,労をねぎらわずにはいられませんでした。

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【配布物・連絡】 特にありません

2009年10月25日

続き

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 我々の歴史の背景にはいろいろな金属が関わっている。古くは武器として,また権威の証として,様々な金属が使われ,我々の時代を作ってきた。現代においてもそうである。ビルや鉄道,車,船舶など,鉄やアルミニウムが豊富に作られてこそであり,加えて,チタンやジルコニウムなど新しい素材の材質として欠かせない金属も登場してきている。
 だが,地歴科・理科に限らず,どの授業においても金属は単体から始まる。おおかた,金属鉱石の採掘現場について深く考察することはない。たとえ,その話をしたとしても,おそらく今の子供たちには想像できないであろう。考えてみれば,我々の生きている物質世界はそういう原材料の採掘・採取からはじまっているのである。それを支えている人々がいなければ,我々の生活は成り立たないのである。
 今回,生野銀山に行くに当たって,生徒たちにはその点を説明したが,ボランティアの方のガイドによりうまく伝わったように思う。また,生徒たちも,ボランティアの方の説明に一つ一つ反応し,その度ごとに驚き,感心し,当時を想像していたように思う。傍で見ていて嬉しかったです。

1.ジャン・フランソワ・コワニエ像の前で
IMG_2009_10_24.jpg ガイドするボランティアの方は通常は一人なんだでそうですが,(株)シルバー生野さんが私達のために3人に増員していただけました。そのうちのお一人,上田さんがフランス人技師ジャン・フランソワ・コワニエ像の前で説明を始めました。
「明治政府は,生野の銀山を特に重要視していて,フランスからわざわざ技師を連れてきたんですよ。それがこの人,ジャン・フランソワ・コワニエ。いい?わざわざフランスからよ?」
生徒「・・・・・・・・・」 
上田さん「あのね,どれだけ政府は重要だと思っていたか,払った給料を聞いたらびっくりするよ。なんと800円!800円よ!」
「・・・・・・・・・」
「わかる?」
「ん・・・・・わかんな~い!」
「じゃあね,その当時の米1俵がだいたい1円70銭,今の値段で言うと約18000円ぐらい。だから,何倍したらいい?」
「10000!」
「そう!賢いね。だから,今のお金で言うと800万円!1年目でだよ。そんな額,今の人でもらえる?」
「えぇ~!すご~い!」
「初代の総理大臣誰だった?」
「伊藤博文!」
「おっ,さすがだね。その伊藤博文でさえ300円しかもらってない時代だよ」
「おおぉ~」「へぇ~」
「で,この人は10年後に帰ってしまうんだけど,そのときの退職金が1200円だったそうだ。そう,1200万円だ。10年働いただけで1200万円もらって帰ったんだよ。」
「わぁ~,すご~い!」
上田さんの乗せ方もうまいけど,聞いてる生徒も上手に乗せていた・・・・?ほんと,傍でそのやりとりを聞いてて思わず吹いてしまいました。
*ジャン・フランソワ・コワニエ  明治初年着任し,軌道や巻揚機の新設などフランス流の採掘方法を導入し銀山を近代化していった。

2.坑道内
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生野銀山は807年に開坑されて以来,昭和48年(1973年)に閉山するまで,その間掘り進んだ坑道の総延長は350km以上、深さは880mの深部にまで達する。現在,一般開放されているのはそのごく一部約1000mだけであるが,江戸時代から近代までの採掘法の変化を見ることができる。
「坑道の中は,どうしても空気が薄いから,このふいごを使って,外の空気を送るんです。ふいごってわかる?」
「わかんな~い」
「そうだよね,わかんないよね。そうね,手動式の扇風機みたいなモノかなぁ。」
「あっ,そうなんや。」
「わかった? 嬢ちゃん,えらいねぇ。」
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「この小さな穴はね,狸堀と言ってね,江戸時代,人がノミとカナヅチだけで掘っていった後なんですよ。一日30cmずつぐらい掘り進んだそうです。」
「へぇ~」「ふ~ん」
「こういう穴が至る所にたくさんあるんですが,現在はほとんど放置していて,中がどうなっているのかわかっていません。だれかこの穴に入ってみたい人います?」
「はぁ~い!行ってみた~い!」
「そう,でもね,コウモリがたくさん出てくるそうですよ。」
「いゃ~ん」

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続きはまた明日・・・・・・・・・・・

2009年10月24日

校外学習の様子

昨日は、秋の校外学習でした。
すがすがしい秋の天候の中、奈良や生野銀山にて歴史の流れを感じる文化的な一日を過ごしました。

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●文系クラス●
秋の古都奈良をめぐる

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●理系クラス●
生野銀山 坑道内外探索と鉱山探し

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2009年10月22日

秋の校外学習

明日は、秋の校外学習です。
文系・理系に分かれて行き先が異なります。
明日は、天候もいいようです。
楽しい一日をすごしましょう!
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●文系クラス●
秋の古都奈良をめぐる

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写真:東京国立博物館ホームページより

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●理系クラス●
生野銀山 坑道内外探索と鉱山探し

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写真:株式会社シルバー生野ホームページより

2009年10月21日

関西学院大学との高大連携講座 修了証の授与式

関西学院大学との高大連携講座の受講を終えた生徒ら6名に、修了証を授与しました。

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生徒らが修了した講座は以下の通りです。

●経済学のための数学入門A

●犯罪と法

●総合コース433「カナダA」

●ケア社会学

●多文化共生論

2009年10月20日

幼稚園実習に行ってきました

家庭科の授業で、「幼稚園実習」に行ってきました。

異世代との交流をもつ機会が少くなった今日、高校生・園児にとって、貴重な機会になったのではないかと思います。

初対面の段階では、高校生は緊張し、子どもたちとどう接していったら良いのか戸惑っている様子がみられましたが、園児たちは、「お兄ちゃん、お姉ちゃん!」と言って、無邪気に高校生のまわりに集まってきてくれました。

緊張もつかの間、2時間の実習が終わるころには、素敵な「お兄ちゃん、お姉ちゃん」に成長し、別れを惜しんで幼稚園をあとにしました。

A・B・E・F・G組のみなさんの実習は、これからです。お楽しみに☆

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実習を終えた生徒の感想・・・

・もっと園児の方から近づいてくれると思っていたが、意外とみんな恥ずかしがっていた。自分から近づいてみると、恥ずかしさがとれたのか、いろんなことを話してくれた。

・園児のお弁当はちっちゃくてかわいかった。僕の弁当を出すのが少し恥ずかしかった。

・ずっと話しかけてきてくれて、楽しい昼食時間を過ごすことができました。野菜嫌いの子が多く、先生は大変そうでした。

・何もかもがとにかく小さくてかわいかった。園児の笑顔がキラキラしていて、思った通り無邪気だった。

2009年10月17日

Well-balanced...

クラスには,日直がつける学級日誌のほかに,係りのひとがつけてくれるホームルーム日誌があります。そのホームルーム日誌より…
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  10月16日(晴れ) ~感想~
  今日はmy lunch day といったところでしょうか?   
  ってことで作ってきましたよ、一応。
  主食 : とり肉ときのこの炊き込みごはん。          主菜 : 肉じゃが
  副菜 : ほうれん草とコーンのバター炒め、だし巻き卵    副々菜 : ミニトマト
  といった感じの結構野菜中心(のつもり)ですb 
  朝作ると時間がないので、昨日の晩御飯に作りました。 
  炊き込み御飯は我ながらの力作!
  家族にも大好評でした。 肉じゃがは塩がどばっと入ってやばかったですが
  とっさに薄めてセーフでした。 だし巻き卵は朝作りました。
  鰹だいとだし醤油で味付けですb   失敗しかけて焦りました。
  先生はどうしましたか?おいしくできましたか?
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  10月17日(土)晴れ   <感想>
  今日は家の近くの大歳神社のお祭りです!!昨日の23:30ぐらいに、毎年恒例
  の獅子舞がまわって来ました!!15:00ごろ~もちまきです!(←メインイベン
  ト!!)そして、夜にはいつも通りなら、21時ごろまで青年会に人が獅子舞をやっ
  ています。時間があれば、先生も三田市下相野まで(遠いですが…)来てくだ
  さい!!
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教室や廊下での声を聞いていると,毎日毎日の勉強や部活をこなしていくことでやっと,土曜日のお昼が待ち遠しいと思っている生徒もけっこういるようです。授業中の表情,放課後の様子を見ていてもそうなのかなあ,という感じでしたが,このような日誌を見る限り,なかなか元気,まだまだ踏ん張れる余力はあるみたいで少し安心です。
受験勉強が占める割合がどんどん増えつつある毎日だと思いますが,気分転換,バランスをとることが大切です。 部活&勉強だけでなく,昨日のエコ弁当キャンペーンなどの学校行事や地域の活動に参加してみたり,適度に趣味に時間をかけてみたりして見てください。
理解し消化し記憶していく日々の勉強,技術を磨く訓練や課題をこなしていく部活動,高校生というのはいろいろなことを吸収していく時期ではありますが、溜め込んでばかりではしんどくなるのも事実です。機会を見つけて自分を表現し,いろんな気持ちを開放してあげて下さい。
インプットばかりでは理に勝った考え方しかできなくなります。
上手に気分転換してバランスの取れた思考回路を手に入れてください。
試験においてだけでなく,大学に入ってからも,深くものを考えなければ先にいけない問題や課題に出会います。結局のところ,勉強も含めたトータル的なものが人間的にまた成績面でも一歩前進する力となってくれるのではないでしょうか。

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  昨日のお昼の様子 My eco 弁当,頑張って作ってきました!


2009年10月16日

能率的に…

きょうは終礼で期末試験の成績が手渡されました。
一緒に配られた度数分布表で,それぞれのコースでの自分の位置が確認できたと思います。
自分の成績をみながら順位を確認する表情は真剣そのもので、〈次のテストはがんばるから〉といった言葉も聞かれます。
高2ともなればこのような言葉を,先生だけでなく自分自身に何度も言い聞かせたことがあることと思います。
ではいったい何をがんばりますか? 授業にのぞむ姿勢ですか? 提出物ですか? 家に帰ってからの勉強時間を延ばしますか?
勉強はやみくもに時間をかければいいというものではありません。予習はポイントを把握したうえで。授業は予習でわからなかったところ間違えていたところを熱心に。復習は授業でわかったところを振り返る。そしてテストが終わったら,できなかったところをしっかり把握する。
ミスがあったらそれを訂正修正していかなくては点数はあがりません。
努力することは具体的に。
この夏ぐらいから自分は受験生だという自覚も生まれてきていると思います。受験生らしく,定期テスト,普段の勉強,どこが足らなかったか分析し,時間も労力も能率的に使って自身が持っている能力を十分に発揮して下さい。

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2009年10月15日

あすはお弁当を

今週末の土曜日,雲雀丘学園において≪ワールドチルドレンサミット2009≫が開催されます。
この催しでは,雲雀丘学園の中学生たちが,カナディアン・アカデミーの生徒たちおよびNPO法人Peace & Natureのひとたちを迎え,環境問題に対する取り組みについて共同発表を行います。あすは環境問題をテーマにしたこのプロジェクトの一環として,全校生徒がエコ弁当を自分で作って学校に持ってくることになりました。食堂も麺類などの一部メニューの営業で,パン販売はありません。

家庭科の授業などでもう知っていることとは思いますが、高2のみなさんも,あすは少し早起きして,フードマイレージの少ない食材を取り入れた和食中心のおかずのお弁当を作って持ってきてください。
お父さんお母さんのぶんも作って食べてもらうのもいいですね。あすのお昼はみんなでおいしくお弁当を頂きましょう。

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2009年10月14日

きょうのロングホームルーム

きょうのロングホームルームは,データリサーチを使って大学入試の仕組みの概要について勉強しました。
内容は,
     大学全入時代とはどはどういうことか、その入試動向
     センター試験の概要
     国公立大学の入試の仕組み
     私立大学の入試の仕組み
などでした。
入試科目や配点,試験の日程などなど。受験では,教科の勉強以外にも把握しておくべきことがたくさんあることをまだあまりわかっていなかったひともいたようです。「中間日程の入試とかって知らなかった。」とか「いろんな入試の方法があるんだね。」とかいう声も聞かれました。
データリサーチを見ながら,きょうお話ししたことをもう一度振り返って,しっかり頭に入れておいて下さい。

来週のロングホームルームは入試手続きのシュミレーションです。
これらの機会を通して自身が受験生であることを肌で感じ取り,これから本格化する受験勉強,自覚をもってのぞんでもらいたいと思います。

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2009年10月13日

後期授業がはじまりました

台風が来たり体育の日でお休みだったりと始業式来少し落ち着きませんでした。本日よりようやく後期授業が本格的に始動です。授業のない間に前期期末考査の振り返りはできたでしょうか。点数は点数としてあまりとらわれずに、自分の弱点や自分のものにできていない箇所を確認し、次へとつなげていくことこそ定期テストで一番大切なことです。来週には校外学習があります。楽しむところは楽しんで頑張るところは頑張って元気に生活していきましょう。

☆本日配布物および連絡事項とくにありません。☆

2009年10月12日

TOKYO 1964

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 1964年の10月10日(土),4時間目の授業が終わった後,珍しく全校集会が行われた。校長先生が,今日は開会式があるから見なさいと話していたように思うが,小学校5年生だった私はむしろ,授業が終わったうれしさと,久方ぶりに見る,天高く突き抜けるほどの真っ青な空の方に関心が行っていた。

 そのとき ― 聖火を見る ― までは,オリンピックは大人の世界の話だと思っていた。が,授業を止めて学校総出でわざわざ見に行くというのを知ったとき,子供心に,これは事件だと思った。そして,沿道で待っていたときの周囲のざわめきと,通り過ぎていった真っ新なランニングシャツと短パン姿の青年に,これから重大な出来事が起こると確信した。
―― そして,午後1時50分。ファンファーレとともに開会式が始まった。どきどきして見ていた。画面向こうの赤と白の選手団も緊張していた。日本中が緊張していた。あの青い空の下で。

2009年10月11日

新聞を読んでたら

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土曜日の夕刊
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 私は携帯電帯を持っていません。高校生のほとんどが所持しているといいますし、周りの友達もみんな持っています。親は持つことを反対しているわけではなく、むしろ、もしものときに連絡が取れるようにと勧めています。
 パソコンは使っているのですが、携帯電帯はいつでも肌身離さず持ち歩き、ひっきりなしに電話やメールがくるイメージがあり、なかなか使う気になれないのです。これからの時代、マナーやルールを身に着けて、使い方に慣れてしまったほうがよいのではないかとも思います。でも一方で、持たない選択を貫きたい気持ちもあり、迷っています。私は携帯電話を持つべきなのでしょうか。
(東京都  高校生 女性(17))

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 迷っているのでしたら、ぎりぎりまで携帯電話を持たずに生活をしてみるのがいいかと思います。というのも、あなたが大学生や社会人になったら、もう携帯なしでは勉強も仕事もできない現実がやってきます。携帯なしの生活を経験できるのも、あとほんの少しのあいだだけなのですから。
 携帯が普及しはじめたとき、それは孤立して生活する人たちを、互いにリアルタイムで結びつけるツールとして注目を浴びました。携帯をポケットに入れておくだけで、いつでも誰かと「つながる」ことができる。その便利さと安心感に期待が集ったのでした。
 ところが携帯が日常化するにつれて、今度は、携帯が生み出す「つながり」によって人々ががんじがらめに縛られて、不自由になっていくという現象が現れてきたのです。あなたも、このような不自由さを心配しているのでしょう。
 現代の課題のひとつは、携帯的な過剰な「つながり」によって人々を縛るのではなく、かといって「つながり」を断絶して人々を孤立させるのでもなく、その両極端のあいだで、いかにして人々が安心して助け合える社会を作れるかというところにあると私は思うのです。
 携帯を持つべきかどうかというあなたの悩みは、実は、「私たちはどういう社会を作り上げていくべきか」という問いに深く結びついています。すぐに答えは出ないでしょうが、考え続けることで一回り深い人間へと成長できると思います。

2009年10月10日

あれから4ヶ月・・・・・・

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修学旅行の下見に行かれたI先生との会話から。
「先生,修学旅行の時に,エゾシカの管理とか,森の民アイヌに倣うとか,ええ~っと,あとなんでしたっけ・・・・・そうそう,ヒグマの森作りとか,いろいろ,環境に関するプログラムやったんですよね。で,その中の何組かのグループが植林したんですよね。わたしね,この前下見に行ったとき,そこに連れて行ってもらったんですよ。え~,ちょっとまってください(パソコンを触りながら),あっ,あったあった,これこれ,先生,ちょっと見てください,これ。これ。苗木がだいぶ大きくなっているでしょう?細谷さん(写真に写っている男性)も言ってましたけど,地元の人がえらく感心してるんですって。普通はね,植林しても根付かずにだめになることが多いから,高校生が帰った後,地元の人たちが折を見てもう一度作業をするんだけど,あの子たちがやった後は順調に伸びてきていて,する必要がない。見れば,周りをきれいに刈ってあって,ここまでやるか!って,びっくりしたそうですよ。いやほんま,もの凄く感心されたそうです。」

「農家の方にあったときもね,雲雀丘の生徒さんはいいですねぇ~って,みなさん,べたほめでしたよ。もう,どこ行っても,雲雀丘の生徒さんはいい,雲雀丘の生徒さんはいい,って。なんか,先生の学年,もの凄くよかったらしいですよ。」

「あっ,それからね,どこ行っても,先生の名前出てきましたよ。M先生は○○○○○,M先生は○○○(自分の口からはいえませんよ)って。とにかく,M物産の社長だということで有名になってましたよ。すごいですね,先生は。」
・・・・・・・・・お後がよろしいようで。ではこの辺で。

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【配布物】 
「学年保護者懇談会のお知らせ」    17日(土曜)締め切りです。
【連絡事項】
特にありません。

2009年10月08日

臨時休業

本日は台風の為,臨時休校となりました。明日は通常授業です。また,G組と希望者は明日模試となります。場所は文化館視聴覚教室です。数学,英語,国語の順で行います。いずれも100分です。
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注:英単語小テストはなしとします。課題は提出してください。
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2009年10月07日

後期始業式

本日より後期が始まりました。今日は放送での始業式のあと,服装頭髪検査や後期クラス委員・係ぎめを行い,その後,多目的ホールにて進路講演会がありました。約1時間半程度でしたが,内容の濃い,後期の学習のあり方などをお話頂きました。時間の都合上,資料をすべて見る時間はありませんでしたので,必ず自分で読んでください。明日からと言わず,本日より実践しよう。
※台風が接近しています。天気の情報をよく聞いて明日の登校を判断してください。詳細は生徒手帳の10ページに掲載してありますのでそちらをご覧ください。
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配布物:進路講演会の資料,学年通信
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2009年10月06日

明日は後期始業式

明日は後期始業式です。8:30に登校してください。男子は式典用ネクタイを着用してください。また明日より合・冬服期間です。男子はネクタイ,女子はボウです。カーディガン登校は禁止です。寒ければ,冬服を着用してください。服装・頭髪検査もあります。身だしなみに注意しよう。バッヂも忘れずに。また明日は,進路講演があります。(多目的Hにて1時間程度。)あと,クラスにて,後期委員等を決めて終わりとなります。12時頃には終了予定です。昼食等は適宜準備してください。食堂は営業しています。
では明日元気に登校してください。
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始業式に提出のある宿題は各自確認してください。
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2009年10月02日

定期考査最終日

本日で前期期末考査が終わりました。今回は考査前に学年閉鎖になるなど,学習面で落ち着かない環境になりましtが,本当によく頑張りました。今後の予定を載せておきます。
3日(土)自宅学習日
5日(月)~6日(火)自宅学習日
7日(水)後期始業式(8:30登校各教室)
男子は式典用ネクタイをしてください。この日より合冬服期間となります。
9日(金)駿台模試(高2G及び受験希望者)
後期からクラス委員,係を新たに決めます。考えておいてください。