明日から完全冬服
朝夕はずいぶんとひんやりするようになりました。明日11月1日(土)から完全冬服(上着を必ず着用)となります。校章や組章などバッチがついているかどうかも含めて、登下校時の服装への目配りをしていただきますようにお願いします。
また、成長期でズボンやスカート丈が短くなっていることもありますので、裾のお直しが必要になっているかもしれません。その点もあわせてご確認をお願いします。
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朝夕はずいぶんとひんやりするようになりました。明日11月1日(土)から完全冬服(上着を必ず着用)となります。校章や組章などバッチがついているかどうかも含めて、登下校時の服装への目配りをしていただきますようにお願いします。
また、成長期でズボンやスカート丈が短くなっていることもありますので、裾のお直しが必要になっているかもしれません。その点もあわせてご確認をお願いします。
明日は8時45分から60分間、漢字検定です。それにともない、1限はカット,2限から4限は45分短縮授業となります。午後からは平常通りの授業です。一晩でなんとかなるものではありませんが、できるだけの準備をして受験して欲しいと思います。
55期生が京都での校外学習をまとめていた昨日のLHRに、54期生対象の環境講座がおこなわれました。54期生は来月沖縄本島のすぐそばにある「伊江島」へ研修旅行に出発します。そこでは2泊のホームステイをさせていただき、さまざまな体験をすることになっています。今回の環境講座のテーマは「伊江島の水事情」です。年間降水量は2200mmと少なくないですが、すぐに海へ流れ出てしまうために、水不足が深刻なのだそうです。島の主要産業である農業を維持するために、地下ダムを建設しているそうですが、そこまでに至った経緯などをお話しくださいました。来年度にはお子さまたちにも聴いてもらう予定にしています。A.M.
今回お話しをしてくださった大城さん。伊江島からお越しくださいました。
生活の中での「水」に対する意識の違いに気付かされました。お聴きした「水事情」は現地で実感することになりそうです。
今日のLHRでは校外学習で取材した内容をもとにしてグループ発表するための準備を始めました。紙粘土などを使って、建物や庭などを立体的に表現するグループと、模造紙などに書いて提示するグループに分かれて作業に入ったところです。まだ、構想を練っているグループがほとんどですが、現地で見てきた印象をどうすれば人に伝えられるか、工夫してくれるものと期待しています。発表の際には、親御さんにも来ていただけるようにしたいと考えていますので、楽しみにしていてください。A.M.
読書週間なので、読む力をつける参考になるような本を紹介していきます。今月初めに「14歳からのお金の話」を紹介した池上彰さんの本はいかがでしょうか。ジャーナリストとして「情報を伝える」ことの大切さやそこに潜む問題点などを意識した文章を書いておられるので、お子さまたちのような中高生にも関心が持ちやすいのではないでしょうか。図書室では「メディア・リテラシー入門」を見かけました。マスメディアは情報をわかりやすく伝えるように工夫をしているが、編集にはある意志が加わっていること。だからその内容をそのまま受け止めるだけでは不十分で、自分で判断する力(メディア・リテラシー)が必要になると説いています。類書に後藤武士さんの「小中学生のための世界一わかりやすいメディアリテラシー」もありますが、インターネットだけではなく新聞やテレビ・ラジオなど既存のマスメディアにまで言及している点で、「メディア・リテラシー入門」のほうをお薦めします。A.M.
今日10月27日(月)から11月9日(日)まで、文化の日を中心とした2週間は「読書週間」に定められています。終戦間もない昭和22年に始まった読書週間は今年で62回となりました。日本が世界有数の「本を読む国民の国」になった背景には「読書の力によって、平和な文化国家を作ろう」という出版業界の努力があったようです。電子メディアが発達した現代においても、読書の有用性は変わりません。この機会にあらためて読書へ目を向けて欲しいと思います。A.M.
24日(金)に京都でおこなった校外学習のようすです。8人前後のグループ毎に取材する寺社仏閣を設定し、当日のスケジュールやコースを計画して、実行してもらいました。実際に行動してもらうと、予想通りトラブルは続出しました。道を間違えた,バスが来なかった,予想以上に遠かったなど…。ただ、事前に指示していた「グループからはぐれないようにすること」と「何かあったら連絡すること」を守ってくれたおかげで、大きな問題はなかったようです。14:30に円山公園へ集合したときには、10分弱遅れたグループが出た程度で揃いました。自分たちだけで行動したことが自信につながってくれればと思います。
これから後、取材先の資料を整理して、グループで発表する予定にしています。その一つが紙粘土などをつかった模型・ジオラマ作成です。そのようすもいずれはアップできると思いますので、楽しみにしていてください。A.M.
祇園付近
左:五条坂付近 右:二年坂付近
以下、円山公園にて
前後期の秋休みに出した課題を覚えておられますか。「身近な職業人インタビュー」です。まだ職業について漠然としたイメージしか持たない中学2年生相手にいろいろと問いかけられて、返事に苦労されたことだろうと思います。「仕事は何?」と聞かれたときに、野球選手とかアナウンサーのように比較的答えやすい職種の場合もありますが、職種で単純に分類されない仕事も少なくありません。
13歳のハローワークを教材に使って500以上取り上げている職種を知ってもらうつもりですが、気をつけなければならないのは、「世の中の仕事のすべてが職種で分類できるものではない」ということでしょうね。ファミレスでメニューを選ぶような感覚で仕事さがしをしようとすると自分に合った仕事が見つからない可能性が出てきます。今存在しない10年後、20年後に出てくる職種を含めて、たくさんの選択肢があるのに、その幅を狭めてしまうとしたらもったいない話です。
図書室で、「国語算数理科しごと 子どもと話そう働くことの意味と価値」という本をみつけました。岩谷誠治さんという公認会計士の方が書かれたものです。昨年秋に出され、日経新聞やプレジデント誌で取り上げられていたので、ご存じの方もおられると思いますが、けっして小学生向けではありません。中高生や若いビジネスパーソンでも十分読み応えのある内容だと思います。お給料もらうだけのために仕事をしているわけじゃないですし、好きなことだけをしているわけでもないですよね。A.M.
明日は校外学習です。
集合場所・集合時間・服装(冬服)・持ち物(行程表・注意事項・昼食)などはプリントを配布して再度確認しました。行程表は担任へも提出していますが、各自でも持つように指示しています。
欠席連絡は普段と同じように学校へ電話連絡をしてください。天候が悪化した場合(警報)での対応は、生徒手帳p.10を参考にしてください。
京都での秋の一日を楽しく過ごして欲しいと思います。A.M.
京都で「人力車」を見かけるのは東山周辺と嵐山周辺だけのような気がします。実際に車輪が動く人力車を制作したのは、学年担任のMです。学年懇談会では、林間学舎や文化祭でのようすを報告しておりました。
最後になりましたが、「京町家」の前に舞妓さんを置いたこの作品の作者はD組担任のMです。
「京友禅」の着物に「西陣織」の帯を身につけた舞妓さんは京都の伝統や文化の継承者でもあります。伝統工芸品について知りたいならば、岡﨑にある「京都市勧業館みやこめっせ」地下1Fにある「京都伝統産業ふれあい館」がお勧めです。知恩院から神宮通を北へ平安神宮に向いて進む途中にあります。近くには岡﨑公園,京都市美術館,京都市動物園などがあります。A.M.
京都の和菓子として有名な「おたべ」を看板娘の「おたべちゃん」と合わせて作ったのは、この企画の仕掛け人でもあるB組担任のFです。前後期の間に京都をテーマにした作品を課題として出し、紙粘土を配ったのも彼です。
さて、和菓子のことに興味があるのなら、室町通りにある「俵屋吉富」烏丸店に併設されている「京菓子資料館」へ行ってみてはどうでしょうか。ちょうど、「京菓子でつづる源氏物語展」をしています。法堂の蟠龍図(鳴き龍)で有名な「相国寺」から烏丸通りを隔てた向かい側になります。A.M.
京料理のお弁当を作ったのは、A組担任のNです。
京料理というと上品でお高いちょっと敷居の高いイメージがありますが、旬の食材や地の「京野菜」を使って作る料理のことなのだそうです。今話題の「地産地消」でしょうね。長い歴史のある街だからでしょうか、さまざまな料理がシチュエーションに合わせて考え出されたようです。御所の「有職料理」,寺院の「精進料理」,茶道が生んだ「懐石料理」,庶民の愛する「おばんざい」などがあります。今回はハレ(非日常)の日の華やかな弁当である行楽弁当を考えたのでしょう。紅葉を愛でながら味わいたい感じです。24日の校外学習のとき、お子さまに持たせるお弁当にもいつもとは違うアクセントを入れてあげてください。親御さんの愛情をあらためて感じてくれることと思います。A.M.
京の五条の橋の上、 大の男の弁慶は
長い薙刀ふりあげて、 牛若めがけて切りかかる。
牛若丸は飛び退いて、 持った扇を投げつけて、
来い来い来いと欄干の 上へあがって手を叩く。
前やうしろや右左、 ここと思えば又あちら、
燕のような早業に、 鬼の弁慶あやまった。
尋常小学唱歌「牛若丸」を知っている中学生はそれほど多くはないでしょう。お子さまたちの間では、「義経」や「弁慶」の名はほとんど聞かれず、一緒に置いてある犬の名前が「カイ」くんだということのほうが有名でした。
さて、この作品の作者はC組担任のKです。
「建仁寺」の南側に「六道珍皇寺(ろくどうちんのうじ)」があります。山門の前には「六道の辻」の石碑が建っています。「六道」とは地獄・餓鬼・畜生・修羅・人間・天上の世界のことです。ここがこの世とあの世の境界です。このあたりは「鳥辺野」といって、亡くなられた方を埋葬するうら寂しい場所です。六道珍皇寺は境内散策自由(重文の本尊薬師如来や地獄絵等の寺宝の拝観には事前申込みが必要)です。そばのお茶屋さんでは、名物の「幽霊子育飴」を売っています。西福寺の地蔵堂にもまた「六道の辻」の石碑がありますから、それを左に見てさらにすすむと、鴨川にかけられた松原橋(旧五条橋)にまでいきあたります。ここが弁慶と牛若の対決の場所です。
「四条大橋」から南東へ進み、「祇園」や建仁寺を抜けたところです。東大路通りを越えると「八坂の塔」があり、その先に「清水寺」があります。A.M.
本日は学年懇談会にお越しくださり、ありがとうございました。司会の不手際で時間が予定よりも伸びてしまい、お忙しいところ申し訳ありませんでした。お書きいただきましたご意見はこれからの指導の参考にさせていただきます。
なお、何人かの方からご指摘の通り、前期期末考査個人成績票に不手際がございました。重ねてお詫び申し上げます。数値を直して、週明けに再配布させていただきますので、しばらくお待ちください。
明日18日(土) 13時30分より文化館視聴覚教室にて、第2回学年懇談会をおこないます。少し苦いお話しもしますが、林間学舎や文化祭の報告,校外学習の説明なども用意しております。では明日、お待ち申し上げております。
木幡寛さんが講談社現代新書の中で「カレーを作れる子は算数もできる」と書かれていたので、上のタイトルをつけてみました。レシピを見ながら料理をつくる能力とはすなわち、ものごとの後先を考え行動する力であり、これが算数・数学でいうところの「論理的思考能力」です。
数学者の秋山仁さんは、数学を理解する能力とした次の4点を挙げています。
1 靴箱に靴を揃えて入れることができる。
2 料理の本を見て、作ったことのない料理を作ることができる。
3 知らない単語を辞書で引くことができる。
4 家から学校までの地図を描くことができる。
この本ではそれを下敷きに、算数の基礎を学ぶ・筋道を立てて考える・物の仕組みを知る・具体物を抽象化するという4つの練習に分けて説明したものです。「How to=やり方」を身につけるだけでは不充分で、「Why=なぜ」すなわち物事を追究していく力を身につけるためには…の参考になる本ではないでしょうか。A.M.
国語甲の授業のようすです。班対抗でのディベートをおこなっています。白熱した議論が交わされるほどの技術も、それを裏打ちする知識もまだまだ充分ではありませんが、「夏休みは8月31日までにすべきかどうか」というテーマに沿って、意見を出し合っていました。当事者以外のお子さまはそれを聞きながら、決められた項目について5段階で判定をし、用紙に記入しているところです。
来週24日(金)は京都へ校外学習へ出かけます。世界文化遺産に指定されるような国宝級の建築物を実際に自分の目で見て欲しいと考えています。また、今年は源氏物語千年紀に当たりますので、縁の深い場所を散策するのもいいでしょう。
烏丸御池にある京都文化博物館は河原町から二条城へ向かう途中にある博物館です。現在は3F常設展として「雅の継承 源氏物語絵巻に挑む」が開かれています。(24日が最終日) 歴史展示室でも、京都という都市の歴史的な変遷を背景に、そこに生きてきた人々の生活を中心として、京の町の移ろいを復元模型や映像を積極的に利用し、わかりやすく紹介しています。また、別館は旧日本銀行京都支店で、煉瓦造りのこの建物をみるだけでも価値があると思います。
なにより開館20周年記念で今月から高校生以下は常設展の入場が無料になりました。京都ではお勧めの場所の一つです。A.M.
ずいぶんと過ごしやすい気候となりました。こんな時期に家へ閉じこもって過ごすのはもったいないと思います。昼間はどんどん外で活動させてください。読書の秋は秋の夜長にできることです。夜は文章にどぷりと浸かる生活の中で思索にふけってほしいと思います。
文章を読むことの大切さに異を唱える方はおられないでしょう。本や新聞などの活字メディアを読むことが基本的な学力を伸ばすことにつながります。国語の成績というだけではなく、日本語を使って考える以上は思考そのものにつながることです。読解力がなければ知識を吸収することは難しいですし、表現力がなければ自分の考えを発信することはできません。
先日紹介した「基礎学力を考える」サイトの中で、京都大学の尾池和夫総長は、基礎学力とりわけ国語力が身についた上で自ら進んで学ぶ意欲を持ち続けることができれば、伝統の自由の学風を肌で感じると書かれています。→心ときめく知と出会うために
読書の目的は文学作品を鑑賞することにとどまりません。ご家族全員で夜30分間でも「読書の時間」を設定していただけると、効果は大きいと思います。A.M.
昨日は十三夜でしたね。ご覧になりましたか?
さて、今年度前半は「環境」を意識した学年・学級活動に多く取り組んでもらいました。前期に2回おこなった「環境講座」,林間学舎での「森のプログラム」や「工場見学・記念植樹」,文化祭の「教室展示発表」と、少々露出オーバーなくらい「環境」を前面に出しました。
学校全体で「エコスクール化」を取り上げているからもありますが、学年としては今年度後半に本格化させる「進路学習」のことを意識してでもあるのです。お子さまたちも14歳。そろそろ、自分自身の進路のことを考えていく必要が出てきます。ここでいう「進路」とは、高校や大学への進学や就職のことだけではなく、人生設計のことだと考えてください。そのときに5年・10年先の予習が必要じゃないかなと思いました。そこでキーワードになるのが、「環境」「IT化」「グローバル化」ではないかと。
洞爺湖サミットが開かれたこともあって、企業が「環境」に対してすごく意識し始めています。CMでも「環境に配慮した」がたくさん出てくるようになりました。これからは環境を配慮したビジネスでないと成り立たないのかもしれませんし、それ以前に人間活動が成り立たないからでしょう。そのことをお子さまたち自身にも感じてほしいと思っています。「13歳のハローワーク」公式サイトに「明日のための予習」という記事があります。ご覧になると参考になると思います。A.M.
明日は中学校の説明会がありますので、2限に授業参観していただけます。
A組 ダンス(体育館フロア) 武道(柔剣道場)
B組 ダンス(体育館フロア) 武道(柔剣道場)
C組 英語Ⅰ(教室)
D組 英語Ⅰ(教室)
廊下に例の作品も展示しておきます。
18日の学年懇談会と連続しますが、よろしければ足を運んでくださいます
ようにお願いします。A.M.
世の中は日本人のノーベル賞受賞に沸いています。しばらくは理論物理学などの基礎科学が流行って、理系がもてはやされるのでしょうか。評価された研究自体はとても古いもののようですよ。
さて、お子さまたちに将来を考えてもらうときには「社会のしくみ」を理解する必要があります。社会で役立つ人間になるためには、自分自身が社会で何を担うのかを考えていかねばなりません。そろそろ政治や経済など「世の中」に目を向けることも大切ではないでしょうか。
今日、図書室で「14歳からのお金の話」という本を見つけました。週刊こどもニュースでニュースを分かりやすく解説していた池上彰さんが書いています。「お金とは何か?」「分業で人間は豊かになった」「みんなが豊かになるには」など読みやすい本です。中学生でも経済のことが分かると世の中のことにより関心をもつことができるのではないでしょうか。本の最後に書かれている「何のためにはたらくのか」だけでも読んで欲しいと思います。A.M.
・後期始業式
いつもと違うのは仮校舎建設のために校庭が使えなくなったことです。
(詳細は今日配布したプリントをお読みください)
中学・高校で時間をずらして体育館で始業式をおこないました。
学校長から「学園創立の経緯」の話がありました。
・校外学習の説明をし、班を分けました。
校外学習で取材した内容を造形で表現してもらいます。
担任6名の秋休みの課題は参考になったかな?
授業参観(11日)にも廊下に出しておきますので、ご笑覧ください。
・進路課題の提出でした。
インタビューの内容を担任で読ませていただきました。
仕事に対する情熱やこだわりが伝わってくるレポートが多かったように思います。
身近にいる大人と素敵な時間を過ごしてもらえたようです。
・漢字課題も提出でした。
お約束通り、未提出者は残って課題を仕上げてもらいました。
体調を崩して休職していた国語担当の復帰後の初仕事になってしまいました。
T先生ごめんなさい。
今月の末に漢検(日本漢字能力検定)を受検してもらうことになっています。自宅学習日の課題が出ていますが、今日になって慌てて始めているというお子さまはいないでしょうか。英単語や漢字など基本的な知識は一度にまとめて頭に入るものではありません。先日の定期考査でも実感しているはずなので、そろそろ修正して欲しいと思っています。提出できればいいという姿勢では力はつきません。
その漢検のサイトから「基礎学力を考える」というページにリンクが貼ってありました。社会で活躍するために必要な力や自ら学ぶために必要な力とは何か、企業や大学のトップにインタビューした記事が並んでいて、参考になるのではないでしょうか。「子どもの基礎学力を育むために、今、保護者ができること」では陰山英男,藤原和博両氏の講演が掲載されていて、興味深く読むことができました。規則正しい生活習慣の確立のためにテレビ,ネット,ケイタイをコントロールするか、いかに情報処理力と情報編集力をつけさせるかがポイントのようです。
さて、漢字の読み書きはその情報処理力に直結する重要な能力です。しっかりと身につけさせることが大切ではありませんか。A.M.
学年通信10月号でお知らせしたように、今年の校外学習の行き先は「京都」です。昨年は「国立民族学博物館」へ出かけ、学び、発表してもらいましたが、今年も基本的なコンセプトは同じです。前もってどこへ行って何を見てくるかを計画し、現地で本物に触れてもらい、後日その感動を伝えてもらおうと考えています。
昨年度よりもステップアップするために、
1 行き先を一つの建物の中に押し込めず、京都(限られたエリア)に拡げます。
京都を選んだのは、見ておいて欲しい文化遺産が集中しているからです。
秋の一日をのんびりと観光…というつもりではありません
2 明確な目的意識をもたせて取り組みます。
目的を達成するためにはどのように行動すればよいかを考えてもらいます。
なかなか計画通りにはいかないとは思いますが、それも経験です。
3 立体模型の作成を含め、複数の方法で発表してもらいます。
一人でできることには限度がありますから、グループでの協力が必要です。
それぞれが持っている能力をどれだけ発揮するかがポイントになります。
学年担任には下見を兼ねて、京都に出かけてもらいました。(私は今日になりましたが…)お子さまたちとは内容が重ならないように寺社仏閣以外でテーマ設定をし、紙粘土で立体模型もつくって発表する準備をしています。個人で一つのテーマを抱えてもらいましたから、かなり大変な作業になっているようですが、大人になっても取り組む姿勢を見せたいと頑張ってくれているようです。これを使って、お子さまたちに説明をします。(最初の写真はその一部)
お子さまたちの取り組むようすは8日以降レポートしていく予定です。A.M.
図書室での貸し出し冊数は326冊ですから、月末に定期考査があった割には影響が小さかったように思います。昨年同月に55期生が借りた冊数は245冊でしたから、この点だけをみると昨年度よりも本を読むようになったいうことになりそうです。本当にそうでしょうか。
詳細を分析していくと、問題点が2つ浮かび上がってきます。一つは図書室を利用したり、本を借りている生徒が限られているということ,もう一つは借りられている本の傾向に大きな片寄りが見られるということです。たくさん借りているお子さまにとくに顕著です。
前者については、2005年度に文部科学省がおこなった調査でも、中学2年生535名のうち、一ヶ月の間に図書室へ行ったことがない 50.3%,一冊も本を借りていない 75.0%という結果でしたから、1/3の生徒が本を借りて読んでいる学年の状況はそれよりはましではありました。しかし、お子さまたちの中には「図書室へ行ったり,本を借りる生徒はごく一部で特別だ」という意識があるのではないでしょうか。情報の重要性は認識しているようですが、「情報はネットとケイタイの中にしかない」と思っているとしたら、それは誤解だと教えてあげる必要がありそうです。
後者については、図書室の本は日本十進分類法で分類されているのですが、借りている本の内訳ではNDC913(日本文学 小説・物語)と914(日本文学 評論・随筆・小品)がかなりの割合を占めます。著者別にみると、佐藤ケイ24,谷川流16,はやみねかおる14,香月日輪14,Darren Shan 14,令丈ヒロ子12,楠木誠一郎12,さくらももこ12,石崎洋司11と続きます。同じ作者の作品をまとめて読むことは悪いことではありません。問題は「自分の好きな世界にだけ触れて、ほかは拒絶する」姿勢をもっていないかということです。まだ14歳のお子さまたちが視野を狭めることにつながっているとしたらとても心配なことです。A.M.
・今日から7日までの4日間は自宅学習日です。
少なくとも3時間程度の学習時間はとるようにお話しください。
漢字検定に向けて、国語科から課題が出ています。
毎日こつこつと取り組ませることがよい結果にもつながると思います。
・8日(水)は後期始業式をおこないます。
男子は式典用のネクタイ着用です。頭髪と服装の指導もおこないます。
・始業式から合装と冬服の併用期間となります。
バッチやボウを含め、服装の確認をしておくように声をお掛けください。
・教科の課題以外に、進路から「身近な職業人インタビュー」の課題が出ています。
これらの課題の提出は8日(水)です。
お子さまたちの表情には「試験が終わった」という安堵の気持ちと、「できているかな」という不安な気持ちが浮かんでいました。ごく自然な感情だと思います。疲れた顔をして帰宅したお子さまにすぐ「復習しなさい」とは言いづらいでしょう。今日一日はゆっくりと過ごさせても仕方ないと思います。
問題は明日以降の過ごし方です。前後期の間に設定されている自宅学習日にいくつかおこさまに取り組ませてほしいことがあります。その一つは中学2年生前半の自己評価です。何がどのように良かったのか、あるいはどこを修正しなければならないのかを自分自身で振り返る時間を持たせてください。毎日を忙しく過ごしているお子さまにはなかなか自分自身を見つめる機会がありません。テストの結果や成績だけではなく、生活全般を見直した上で、これからの半年をどのようにしたいのかを聞いていただきたいと思います。
もう一つはこの時期に崩れやすい生活習慣や学習習慣の維持です。授業がないのは短期間ですから、就寝時刻や起床時刻,食事の時間が大きく変動することのないようにお願いします。いつもよりちょっとゆっくり…という程度なら結構ですが、起きてくるのが昼前では生活のリズムは崩れてしまいます。テレビやゲーム,ケイタイなどで夜更かしをして睡眠時間を削るのも心配です。午前中の3時間程度は少なくとも学習時間にあてるようにしていただきたいと思います。A.M.
政府公報によると、10月は「3R推進月間」なんだそうです。3R(スリーアール)とはご存じのように、
1 Reduce(リデュース) 物を大切に使い、ごみを減らす。
2 Reuse(リユース) 製品を繰り返し使う。
3 Recycle(リサイクル) 資源を再生利用する。 のことですね。
この3Rをベースに、「Refuse(リフューズ)レジ袋持参などでごみの発生を絶つ」、「Repair(リペア)修理して長く使う」など、4Rや5Rを進める動きも広がっているようです。
http://www.gov-online.go.jp/pr/theme/3r_suishin_gekkan.html
本学でも生徒会を中心に「マイ箸の普及」「ゴミの分別」などに取り組むようになってきましたが、個人レベルの意識という点ではまだまだ課題があります。なにより効果的なのは、夏休みのKid's ISOのようにご家族で一緒に取り組んでいただくことではないでしょうか。環境と経済の両立をはかり、持続可能な社会をつくっていくことが、お子さまたちの未来を守ることにもつながります。近いうちに「こんなことに取り組んでいるよ」ということを報告してもらうつもりにしていますが、そのための情報や資料収集には「環境講座地球学ファイル」を活用していただけたらと思います。A.M.
ブログについて、貴重なご意見をいただきありがとうございました。今後の参考にさせていただきます。学年懇談会(ご案内は先日配布しました)でもお話ししますが、少しずつ低学年から中学年へとステップアップしていきたいと考えています。これまでブログにアップしていた「連絡帳」については、お子さま自身のスケジュール管理能力が身につくように内容を絞ります。
試験最終日(10月3日)午前中にコート,セーター,カーディガン,マフラーなど防寒着の申込みを受け付けます。申込書には申込場所で記入することになっています。代金は申込みの時に振り込み用紙をお渡しします。コートの採寸では上着が必要となります。詳細は学年の掲示板を見るようにお話しください。