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2008年11月30日

試験のための勉強

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 今週から後期中間考査が始まります。お子さまたちの普段にもまして勉強に熱が入る姿を見ていると、「頑張れ」と声を掛けたくなります。教室や職員室でも質問に来るお子さまをよく見かけます。でも残念なことに全員が質問に来るわけではありません。来ているのは、日頃からコツコツと学習に取り組んでいるタイプのお子さまなのです。

 テストはそのときの学力を測るものです。もちろんすべての学力ではなく、一部にすぎないでしょうが、それでも高い方が望ましいでしょう。ただし、試験は手段であって、目的ではありません。良い点数を取ることが大切なのではなく、自分がどこまで理解していて課題は何なのかを確認するためのものです。日頃から勉強しているお子さまは問題集に取り組む中で、どこが理解できていないかを確認できるから質問に来ることができるのです。

 以前より紹介している「基礎学力を考える」サイトで、名古屋大学の平野眞一総長も「学力は累積。大学で「学問のなりわい」を知ってほしい。」の中で、「大学で養うべき学術基礎力や総合力のベースとなるのは、小学校から高校まで連綿と積み重ねてきた基礎学力と、学ぼうとする意欲に他ならない。」と書かれています。毎日机に向かう習慣のないお子さまを試験前だけ叱咤激励するのは、お子さまに「勉強した」と錯覚させるのではないでしょうか。A.M.

2008年11月29日

連絡帳 11月29日(土)

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・授業アンケート
 実技教科について、終礼でおこないました。
 残りの教科については、試験最終日に実施します。
・英語暗唱大会
 クラス予選が終了しました。
 各クラス2名の代表が決定しました。

2008年11月28日

連絡帳 11月28日(金)

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・冬の個人懇談
 希望調査を配布しました。(締切12月5日)
・理科社会科選択
 希望調査回収中です。(締切12月16日)

 体調を崩して欠席したり、保健室で休むお子さまが出始めました。
来週の試験に向けてしっかりと準備をしていることは喜ばしいですが、
無理はしないようにご家庭でもお話しください。

2008年11月27日

食について考えてみませんか①

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 食の安全性への関心が高まってきて、マスコミではたくさんの化合物名が取り上げられるようになりました。冷凍食品に混入していて問題となった「メタミドホス」「ジクロルボス」,ウインナーや粒あんから検出された「トルエン」,粉ミルクに端を発した「メラミン」と、毎日のニュースを見ていると、まるで化学の授業を受けているような気さえしてきます。ついこの間までは、アメリカ産牛肉は「BSE」の危険性があるからと、ファーストフードが販売を取りやめていましたよね。

 「危険な食品」と「安全な食品」の2種類に分けて考えてはいませんか? 食品には大なり小なり健康に対するリスクが伴います。それが、健康や生存を脅かすくらい大きなものなのかどうなのかを見極めることが大切ではないでしょうか。たとえば、BSE(牛海綿状脳症)ですが、食べてvCJD(変異型クロイツフェルト・ヤコブ病)にかかる確率はどのくらいの大きさだと思いますか? スズメバチに刺されて死ぬ確率の1,154分の1,餅をのどに詰めて死ぬ確率の43,962分の1,入浴中に溺死する確率のなんと384,615分の1しかないそうです。

 もちろん、0に近づけるための努力は貴重だと思います。ただ、そのために払っている犠牲にも目を向ける必要があるでしょう。すでにBSE対策として4000億円あまりの国家予算が投入されています。米国産牛肉の輸入停止では6000億円近い産業の経済損失が生じたそうです。その費用で救える命がどれだけあるのかを考えると、正しい知識とバランス感覚が必要だという結論が導かれるのではないかなと思います。A.M.

2008年11月26日

理科社会科選択を説明しました

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 1限のLHRは文化館視聴覚教室で、次年度に実施する「理科社会科選択」について、今年度の担当者による説明をおこないました。この選択は高校2年での理系・文系選択とは関係がありません。あくまでもお子さま自身の興味と関心に基づいて、希望を出していただければと考えております。資料(B5両面印刷)と調査用紙をお子さまにお渡ししましたので、個人懇談前日の12月16日(火)までに担任へお出し下さい。
 なお質問や不明な点については、担当や担任に聞きに来るように指示しています。

2008年11月25日

連絡帳 11月25日(火)

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・第37回中学校英語暗唱大会
 ご案内を配布しました。12月16日(火)午後に授業をカットしておこないます。
 今年の課題文は "Anne of Green Gables"です。
 学園講堂で発表するのは各クラス2名ですが、全員が暗唱に取り組みます。
 お子さまたちの励みにもなりますので、ぜひ足をお運びくださいますように。 
・保健だより 11月号
 かなり早い時期からインフルエンザが流行しているようです。
 予防を含めて大切な情報が掲載されているので、親御さんもご一読ください。

・国語甲・国語乙・数学の課題,学習記録表(第32週)などを朝礼時に回収しました。

2008年11月24日

季節感

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 昨日、武庫川渓谷を生瀬から武田尾まで歩いてきました。紅葉を期待していたのですが、すでに落葉に入っていました。考えてみれば、二十四節気の立冬も小雪も過ぎているのですから当然ですね。
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亦楽山荘のある桜の園ではまだ紅葉が残っていました。

 この国では4つの季節をさらに細かく分けて、時の移り変わりを示してきました。この細やかな感覚はお子さまたちの世代にも引き継いでいきたいと思います。A.M.

2008年11月23日

まちがったっていいじゃないか

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 京都大学名誉教授の森毅さんが書かれた「まちがったっていいじゃないか」を紹介します。
 人生論に触れた本ですが、説教臭さは感じさせませんので、ちょっと反抗期のお子さまたちにもあまり抵抗なく読み進めるのではないでしょうか。1981年に出された本ですが、30年近く前には大人が中学生に対してもっと寛容だったのかもしれません。今は中学生に対して、失敗を許さない風潮があるように思います。中学生なんだから、失敗してもやり直せばいいのですよね。そんなことを大人の私たちにも考えさせてくれる作品です。
 「人間、ドジだってかまわない。ニブイのも才能だ。誤りを恐れず、お互いに迷惑をかけあいながら、ジグザグ進んで行こう。まちがったら、やり直せばよいのだ。そもそも世の中には、正しいか誤っているか、結論のくだせないことの方が多いのだから」という文章にホッとするお子さまもいるのではないでしょうか。

 秋の読書記録提出は12月2日(火),中間考査初日の朝礼時です。課題は出ているし、試験の準備もあるし、計画性なくここまで過ごしてきたお子さまには大変忙しい週末となりましたね。A.M.

2008年11月22日

後期中間考査時間割

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 週末にしっかりと準備をしてもらうために、後期中間考査時間割を発表しました。考査前日(12月1日)は午前中4限授業です。

1限2限3限
2日(火)国語乙美 術
3日(水)地 理英会話代 数
4日(木)歴 史理科1
5日(金)国語甲幾 何
6日(土)英語1理科2
 なお、2日目の英会話の試験時間は30分です。

 国語甲・国語乙・数学の週末課題を出しています。

2008年11月21日

連絡帳 11月21日(金)

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 国語乙の小テストを今日の終礼で返却しました。不合格者(5点以下)は明日午後に居残りするように指導しています。テキストと昼食を準備するように連絡しました。

ただ覚えることも大切です

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 昨日は朝礼テストとして、英単語をおこないました。学年が上がってきて、テスト前の10分程度で詰め込むだけでは合格点に達しなくなってきています。不合格者は今日の放課後に居残り・追試を実施します。今朝は文語文法の朝礼テストを実施しました。結果はすぐには返ってきませんが、全員が合格というわけにはいかないようです。(今日の終礼で返却しました。)このほか、元素記号や百人一首など、お子さまたちは覚えることに追われているように見えます。

 基礎を固めるという意味では、ある程度、知識を詰め込んだり、機械的に訓練したりする期間も必要です。若い頭脳を持つうちに基本を叩き込むことには意味があります。大人になるまでの頭が柔らかく、なんでも吸収できる今の時期には丸暗記でも構いません。基礎を着実にと、できるだけ幅広い範囲で固めておくことが大切です。

 以前より紹介している「基礎学力を考える」サイトで、東北大学の井上明久総長も「知の融合のために~幅広く基礎学力を養え~」という文章の中で、やはり同様のことを書かれています。ある程度の知識を準備しないと、その上に理論は構築できません。小さい時に九九を身につけたように、繰り返し根気よく取り組むことしかないと思います。A.M.

2008年11月20日

昨日は食育の日でした

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 毎月19日は「食育の日」なのだそうです。平成17年に「食育基本法」が制定されてから、「食育」が注目されるようになりました。健全な食生活や正しい食習慣を身につけることは、これからの社会を生きていくお子さまたちにとって必要です。わたしたち大人が折に触れて食事の大切さを話すことで、栄養の偏りや不規則な食事,肥満や生活習慣病の増加,食の海外への依存,伝統的な食文化の危機,食の安全等、様々な問題に対応する力も身についていくのではないかと考えています。

 来月12日におこないます「PTA対象環境講座」は食の安全をテーマとした講演です。お子さまとお話しをするときに参考になることも多いのではないかと思います。事前の申込みなどは特に必要ありません。ぜひお越し下さいますように。A.M.

2008年11月19日

校外学習を題材に②

 体育館での中学朝礼が終わった後、制作グループと発表グループに分かれて、作業に入りました。

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 制作グループは、「二条城本丸御殿」のような建物に取り組む班もあれば、「地主神社の恋占いの石」や「安井金比羅宮のくぐり輪」のような特徴のあるものをつくる班もあります。「下鴨神社の風景」のようにジオラマのようなものをつくる班もあって、さまざまな視点からの作品が期待できそうです。

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 一方、発表グループは、図書室で「情報の集め方」,教室で「プレゼンテーションの仕方」について、それぞれレクチャーを受けたあと、資料をまとめたり、発表内容を整理したりしてもらいました。12月中旬に発表の場を設定しますので、後期中間考査後にもしばらく作業は続きそうです。

2008年11月18日

連絡帳 11月18日(火)

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 今週は冷え込みが厳しいとの予報が出ていますので、明日からコート・マフラーを着用してもかまわないとお子さまに伝えました。今日も気温があまり上がりませんでしたが、明日以降はさらに冷え込むようです。

 後期中間考査2週間前になりましたので、「考査学習計画記録表」を配布しました。早い目に準備をすることで、ゆとりをもって考査に臨むように教室で伝えました。計画ができた段階で担任からも指導しますが、ご家庭でもアドバイスをしていただきますようにお願いいたします。

 明日のLHRは、「校外学習プレゼンテーション」の準備を予定しています。写真を含めた資料を持ってくるように指示しています。なかなか時間がとれず、進行が遅れ気味ですが、来月にはクラスで発表できるような状態にまで完成させたいと考えています。

2008年11月17日

本を読もう…今年の秋も

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 学力推移調査の後に「秋の課題図書」を指定し、お子さまたちに連絡しました。あれから数日が経ちましたが、図書室に出入りするお子さまたちの数が少しずつ増えているようですね。今回の提出期限は後期中間考査初日の12月2日(火)です。残り2週間ですから、そろそろ図書室へ借りに行かないと読み切れないのではと心配です。

 今回の課題図書は「進路」・「文化」・「環境」の3分野について、書名は特に指定せずに、図書室で本を見つけて読むようにしてみました。普段あまり図書室を利用しないお子さまにとっては、何を読んでいいのか分からないかもしれません。そのときに的確なアドバイスをしてくれるのが司書教諭です。貸し出しの手続きをするだけが仕事ではありません。こんな本が読みたいとカウンターで話しかければ、適切な場所へ案内してくれますよ。図書室が情報の宝庫に見えてくるきっかけになるといいなと思います。A.M.

2008年11月16日

勉強の秋…でもあります

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 11月も後半となりました。今朝はお出かけの気をそぐような天候となってしまいましたね。雨に濡れた紅葉はより色が映えるのですが、いかがですか。

 さて、お子さまたちは学力推移調査のやり直しに取り組みましたか。国数英3科目すべてに週末課題が出ています。自分の現状を分析し、何をするべきかを考えて実行してくれるならば、もっと効果が上がるのですが、せめて教科から出ている最低限度の課題には取り組んでもらいたいと思います。

 明日の朝礼時にはいつもの通り、国語朝礼テストを実施しますし、明後日は後期中間考査2週間前になりますので、計画記録表をお渡しする予定にしています。「伸び伸びと過ごす」とは「勉強から逃げ出して好きなことだけする」という意味ではありませんし、一定時間の学習を確保したからといって、やりたいことができなくなるわけでもありません。年齢が上がってきて、大人が強要するのは難しくなってきているとは思いますが、将来の可能性の芽を摘むような行動を見過ごさないようにしたいですね。A.M.

2008年11月15日

生物多様性

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 理科第2分野では生殖や発生,遺伝などを扱っています。遺伝子やDNAといった言葉が出てくる単元です。これからの社会を生きていくお子さまたちにとっては大切な知識をたくさん含んでいます。遺伝子は究極の個人情報ですし、遺伝子組換えなどの技術はSFの世界のものではなく現実に存在します。何より近い将来、自分自身の子どもを持つ立場になる可能性が高いのです。ですから、教科書に載っていることよりも広く深く学んでもらう予定にしています。

 さて、その中で扱う知識の一つに「(生物)多様性 biodiversity」があります。「地球環境問題」を取り上げる機会が多くなりましたから、耳にされたことがあるかもしれませんが、簡単に言ってしまえば「すべての生物の間に違いがあること」です。生物はそれぞれに違いがあり、長い進化の歴史において受け継がれた結果として、多様でつりあいの取れた環境が維持されているのです。豊かな自然とは、生物多様性の維持された環境を意味しています。この夏に訪れた「大山のブナ林」のような森林もその一つです。

 日本という国が恵まれていることの一つに、生物種の豊かさがあります。その豊かさを実感しながら、保全のために自分は何ができるのかを考えてもらう機会をつくっていくことが、今年度から始まった環境教育の基本的な姿勢です。豊かな自然を背景にして、豊かな文化が培われてきたのでしょうから、それを継承して欲しいと思っています。A.M.

2008年11月14日

連絡帳 11月14日(金)

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 昨日、第2回学力推移調査を実施しました。結果が戻ってくるのは少し先になりますが、受験することが目的ではありません。問題冊子も解答解説も昨日お渡ししていますし、その場での自己採点もしています。自分の現状は認識できているはずですから、速やかに復習をさせてください。学習の仕方については、解答解説のp.6~p.11を参考にしてください。

 今日の終礼で、国数英3教科の週末課題の連絡をしました。提出期限は以下の通りです。今週末に問題冊子と解答解説を持ち帰っていることが絶対条件になります。
国語 11月17日(月)授業時 (D組は朝礼時)
数学 11月17日(月)数学演習授業時
英語 11月17日(月)~21日(金)のノート提出日

2008年11月13日

沖縄研修旅行レポート④

Okinawa

 今日が沖縄研修旅行の最終日です。午前中におきなわワールド・玉泉洞を訪れています。玉泉洞はサンゴを主成分とした琉球石灰岩でできた鍾乳洞です。周囲には土産物専門店もあり、ゆっくりとお土産を買うことができたようです。そのあとに訪れた平和祈念資料館では、それまでと表情が変わり、真剣に資料を見ていました。首里城にも立ち寄り、ほぼ予定通りに帰阪することができました。

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玉泉洞ですが、これは実際に見てもらいたい光景です。
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那覇空港での搭乗前の様子でしょうか。少し疲れたようすも見られます。

 詳しくは54期生通信でご覧下さい。最終66エントリーの記事がアップされています。

進路HR② 職業を知ろう

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 昨日のLHRは2回目の進路学習でした。前回書いてもらったことにつながる職業を連想することから始めました。一つのキーワードから思い浮かぶ職業の少なさに戸惑い、職業についても知っている範囲の狭いことに気付いたお子さまが多かったようです。そこで次のステップは、教室に置いてある本やマップ,図書室の資料やネットでの検索などを通じて、社会には数多くの職業が存在することを学んでもらおうと思っています。その課題は12月に出す予定にしています。

 さて、こんな本を図書室で見つけました。吉岡忍さんが書かれた「ニッポンの心意気 現代仕事カタログ」です。進路指導で使った「13歳のハローワーク」とは違って、職業紹介の本ではありません。仕事のテーマや方法を自ら切り開いた人たちを、「街」「もの作り」「自然」「地域」「文化」という5つのジャンルに分類して、レポートしたものです。「こんな生き方もありなんだ」と思ってもらえるなら、読む価値ありだと思います。A.M.

2008年11月12日

沖縄研修旅行レポート③

Okinawa
 今日は天候も回復したようです。お世話になった伊江島の人達に別れを告げ、沖縄本島に戻ってきました。「美ら海水族館」「ビオスの丘」などを訪ね、亜熱帯の自然に触れることができました。

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ステイ先の方に教えていただいた踊りを披露しているところです。
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ビオスの丘は園内を湖水鑑賞船で巡ります。
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ガイドさんに易しく説明していただいたので、分かりやすかったようです。

 詳細は54期生通信をご覧下さい。現地からすでに44エントリーがほぼリアルタイムでアップされています。

連絡帳 11月12日(水)

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 明日は午前中を使って、第2回学力推移調査をおこないます。国数英3教科の試験と学習状況調査をおこなった後は帰宅していただきますので、原則として昼食は必要ありません。ただし、数学や理科の補習や追試に該当しているお子さまについては、少し遅くなるかもしれません。

 高校は平常通り授業をおこないますので、15時10分までは校舎・校庭などを部活動で使用できません。食堂は営業していますが、昼休みが終わると同時に閉鎖します。いったん帰宅するのか、放課後までどこかで待機するのかについては、顧問に確認するようにお子さまに伝えてあります。

2008年11月11日

沖縄研修旅行レポート②

Okinawa
 沖縄研修旅行は2日目に入りました。現地は今日も引き続き雨模様だったようです。

 午前中は2クラスがマリンスポーツ,残り2クラスが家業体験と分かれて活動しました。午後に入れ替える予定でしたが、雨が強くなり、波も高くなってきたので活動は中止になりました。
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冬になったかのような寒さの宝塚では考えられない光景ですね。
水着で海に入っています。でも、空の青さはちょっと足りません。

 詳細は54期生通信をごらんください。ホストファミリーの方に三線(さんしん)を教えていただいたり、一緒にお菓子をつくったりしながら過ごしているようです。

PTA対象環境講座のご案内

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 12月12日(金)10時30分から学園講堂で、PTAの方を対象に「環境講座」を開きます。今回は、安部司さんに「本当の食の安全性とは」というテーマで講演をしていただく予定です。安部司さんは、食品添加物についての啓蒙活動をおこなっている方で、2005年に東洋経済新報社から出版された「食品の裏側 みんな大好きな食品添加物」は話題になりました。

 「食料自給率の低下」とともに、「食の安全性」は正しい知識を持っていただきたいテーマであると思います。法律が施行されたこともありますが、「食育」はお子さまたちの健やかな成長にとっても大事なことですから、ぜひともお越し下さいますようにお願い申し上げます。詳細は本日配布したプリント(A4)をご覧下さい。A.M.

2008年11月10日

沖縄研修旅行レポート①

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 今日から中学3年(54期)生は沖縄・伊江島へ研修旅行に出かけています。学年から担任が一人、次年度の下見も兼ねて同行していますので、現地のようすなどをレポートしてくれる予定になっています。

 朝8:30に大阪・伊丹空港を立ち、予定よりも少し遅れて11時過ぎに沖縄・那覇空港へ到着しました。そこから、バスで本部港へ移動し、フェリーで伊江島に渡りました。伊江島では「環境講座」を聴いたあと、それぞれ迎えに来ていただいたホストファミリーの元へと散っていきました。

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環境講座を聴いているようす
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地下ダムが建設された経緯などをしっかりとメモにとっています。

さらに詳しい内容は「54期生通信」をどうぞ。

2008年11月09日

関西文化の日

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 「関西文化の日」をご存じでしょうか。関西2府7県内の美術館・博物館等文化施設(原則として常設展)の入場料を無料とするイベントで、今年度は357施設が参加するそうです。昨年度は327施設で実施しており、約31万人の方々が訪れたとのこと。15日,16日に実施する美術館・博物館をいくつか並べておきます。お子さまと一緒に足を運んでみてはいかがでしょうか。A.M.
国立国際美術館 特別展「アジアとヨーロッパの肖像 Self and Other」
国立民族学博物館 特別展「アジアとヨーロッパの肖像 Self and Other」
大阪歴史博物館 特別展「江戸と明治の華-皇室侍医ベルツ博士の眼-」
大阪市立東洋陶磁美術館 企画展「酒器に酔う-東アジアの酒文化」
大阪市立科学館 常設展
住まいのミュージアム「大阪くらしの今昔館」
大阪市立自然史博物館 常設展
兵庫県立人と自然の博物館 400円で全館入場
神戸市立青少年科学館 展示室
神戸ファッション美術館 特別展示「いのちのいろどり」
西宮市貝類館 特別展「山・川・海 豊かな自然を感じてみよう!!」
神戸らんぷミュージアム 全展示
竹中大工道具館 常設展示・企画展示
滴翠美術館 秋季展
白鹿記念酒造博物館 秋季特別展
鉄斉美術館 鉄斎-印癖を娯しむⅣ-
大阪青山歴史文学博物館 秋季特別展「源氏物語 千年の雅」展
奈良国立博物館 平常展「仏教美術の名品」

2008年11月08日

連絡帳 11月8日(土)

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 テニス部や柔道部のお子さまは公欠で学校を出ていましたが、生憎の天候で試合が中止になったようです。何人かは途中で戻ってきました。朝は冷たい雨が降っていましたので、体調を崩すお子さまが出てくるのではと心配しています。

 さて、来週13日(木)に第2回学力推移調査をおこないます。今日の終礼で、「事前準備シート」を配布しました。最終ページに親御さんへ向けてのお知らせがありますので、必ずお読みください。不要な場合には、お子さまを通じて事前に学校へも連絡をしていただきますようにお願いします。
 なお、国語科の週末課題を始め、いくつかの科目で課題が出ています。この土日にしっかりと取り組んでおくように、お話しください。

2008年11月07日

今日の授業風景 11月6日

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 昨日の午後は少し時間が空きましたので、学年の授業のようすを見て回りました。

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A組は地理。「かつてレニングラードと呼ばれていた街の名」分かりますか。改名されたのはソ連が崩壊した1991年ですから、ずいぶん昔のことになるんですね。
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B組は理科。33個の元素記号と格闘中。ブツブツつぶやいたり、ノートに書いたり、覚えるのに苦労していたけど、全問正解(合格)した人が続出したのは立派。
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C組は代数。数直線を描いて、定義域だの、変域だの作図中。人数が半分しかいないのは、二分割の展開授業のため。
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D組は歴史。「生糸を作る蚕って知っているかな。モスラだよ。」 頷いていたけれど、なんで1961年の映画に出てくる怪獣をみんな知っているんだろう…。
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放課後に行われていた英語の希望者補習のようすです。長文問題を解くこつを伝授しているところ…だそうです。

2008年11月06日

10月の読書状況

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 10月の図書室貸出冊数は316冊でした。今年度の累積は3302冊となり、生徒一人あたり約20冊となりました。昨年度の同時期と比較しても、約1000冊(43.9%)の増加ですから、比較的図書室に出入りしている学年とみても良さそうです。ですが、先月に書いた通り、安心できる状況ではありません。

 若年層の活字離れが進んだといわれて久しくなりますが、書かれた文章を読み取り、自分の頭の中で整理し、理解する力、すなわち「読解力」が低下している傾向は、経済協力開発機構(OECD)の学習到達度調査(PISA)でも明らかです。これまで読書に費やされていた時間が、ケイタイやネット,ゲームなどに使われるようになったことが一つの要因でしょう。それらのメディアが読書と同じように、知識や知恵や感動体験などを学ぶ場となれば問題はないのですが、実際のところ、それを望むことはできません。

 今年の読書週間も残り4日となりました。この週末、TVを消し、ケイタイを閉じて、数時間読書に勤しんではいかがでしょうか。もちろんお子さまだけではなく、ご家族のみなさんで…。A.M.

2008年11月05日

進路HR① 自分自身を見つめよう

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 今日のLHRは進路学習の一環として、「13歳のハローワークプロジェクト第一弾 自分自身を見つめよう」をおこないました。体育館で中学朝礼をおこなったあと、教室に戻り、ワークシートを配布するところから始めました。
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 今日のポイントは2つです。
①年齢が上がってきて、自分の人生を主体的に考えたり、決めたりできるようになってきた。いつまでも大人に依存するのではなく、自主的に生きていく術を身につけていく必要がある。
②進路を考えることは、大学進学や就職を決めることであると短絡的に考えさせない。まず、どのような大人になりたいかを思い描いて、人生設計をするようにさせたい。

 その上で、次週のLHRでは「仕事について」考えてもらう予定にしています。
大人になれば、社会の中でなんらかの役割を担う義務が生じます。いろいろな人が、いろいろな場面でいろいろな役割を果たすことで社会は成り立っています。どんな活動が「仕事」として社会に役立つのかを知ることで、お子さまたちの進路の幅が広がることを期待しています。A.M.

2008年11月04日

今朝のShortPowerupTime (11月4日)

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 今朝は宮沢賢治の「水仙月の四日」を読んでもらいました。童話「注文の多い料理店」に収録されている作品ですが、私は伊勢英子さんの絵本で、子どもに読んだ記憶があります。
 この作品を宮沢賢治自身は『赤い毛布を被ぎ「カリメラ」の銅鍋や青い焔を考へながら雪の高原を歩いてゐたこどもと「雪婆ンゴ」や雪狼、雪童子とのものがたり』と紹介しています。〈こども〉は人間の,〈雪婆んご〉〈雪狼〉〈雪童子〉は厳しい東北地方の自然の象徴でしょう。ただ、厳しいだけではない自然の優しさを、『雪童子が「美しい黄金いろのやどりぎ」を子供に投げ与えることによって子供が凍死を免れる』という結末が表現しているのかもしれません。美しい言葉とイメージで進行する、宮沢賢治らしい作品の一つではないかと思うのですが、いかがでしょうか。

 「水仙月の四日」「青空文庫」に収録されています。青空文庫は、著作権の消滅した作品などを収録した電子図書館です。あらためてお読みになりたい方はリンクを貼っておきますので、ご利用下さい。A.M.

2008年11月03日

人間力を養う

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 以前にも紹介しました「基礎学力を考える」サイトに、筑波大学学長である岩崎洋一先生のインタビューが掲載されています。岩崎洋一先生は、日本のスーパーコンピューター開発に大きく関わってきた方です。インタビューの中で力強く生きていくためには、学力だけではなく、人格も含めた「人間力」を身につける必要があると答えています。この人間力は、確かな基礎力,高い専門性,幅広い興味・関心,行動力,コミュニケーション能力によって構成するとのことでした。ここでいう「基礎力」とは、論理的に筋道立って考える力,科学的に考える力,問題の核心を見抜く力などです。この「基礎力」と高い専門性を大学のような高等教育機関で身につけるのだそうです。中学や高校では「基礎力」の裏付けとなる「基礎学力」を身につける場であり、あまり早い時期から「理系・文系」の枠組みにこだわるのは将来の進路を狭めてしまうことから避けたほうがよいと考えておられるようです。進路を考えるとき、職業などの目標を絞り込むことだと勘違いしがちになりますから、注意しておきたいポイントだと思います。→詳しくは「人間力」を養う~学ぶ楽しさ、知る楽しさこそ原点~

 さて、1日~7日は文部科学省が提唱する第50回「教育・文化週間」です。今日11月3日の文化の日を中心とする一週間がこれにあたります。ただ、関西では15日,16日を中心に美術館や博物館が無料開放される「関西文化の日」がありますので、来週に美術館や博物館の紹介をしていく予定にしています。A.M.

2008年11月02日

秋の京都へお出かけになりませんか

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 この連休は秋らしい爽やかな晴天が広がっています。どこかへ遠出をされるのも悪くはありませんよ。先日、校外学習で京都のお寺や神社を巡ってもらい、お子さまたちには「伝統文化」に興味を持ってもらう機会になったように思います。今度は家族でお出かけになり、親御さんのレクチャーを聴きながら、京の街を歩くのはいかがでしょうか。お子さまが道案内をしてくれるかもしれませんよ。

 洛東では、永観堂で今月8日から「秋の特別拝観」がおこなわれます。16時までは寺宝展をやっていますが、17時30分からのライトアップがお薦めです。阿弥陀堂、御影堂、多宝塔などの建物、参道や池の周辺が真っ赤な約3000本のモミジの中に浮かびあがります。ご本尊の「見返り阿弥陀如来像」がほのかな灯りに照らし出されて、お昼にみるお姿とはずいぶん印象も変わるのではないでしょうか。

 建仁寺の「秋の特別拝観」は9日までです。日本最古の禅宗寺院で、800年以上前に栄西によって建立された建仁寺は国宝の俵屋宗達筆の「風神雷神図」や法堂天井にある小泉淳作筆の「大双龍図」が有名ですね。有名な割には訪れたことのないお寺ではないでしょうか。近くの高台寺や圓徳院では「源氏物語 五十四帖展」が開かれています。

 明日3日から方丈庭園が公開されるのが、くろ谷さんで有名な金戒光明寺です。紅葉でも有名なのですが、お薦めは1854年に建てられた高さ23メートル、幅38メートルもある山門です。その二層の中央に宝冠釈迦如来像とその両脇に普賢菩薩と文殊菩薩、そして十六羅漢像が安置され、天井には巨大な「蟠龍図」が描かれています。
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A.M.

2008年11月01日

13歳のハローワークプロジェクト始動

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 今日は学年通信11月号を配布しました。そこにも掲載しましたが、来週5日とその次の週12日のLHRは進路学習を始めます。昨年は「生い立ちの記」で自分自身の過去を振り返ってもらいましたが、来週は「現在の自分」を再確認し、「将来の自分」を想像してもらう予定です。学年懇談会でも取り上げたワークシートを使います。
 また、学年フロアの掲示板に「13歳のハローワークマップ」を掲示しました。来週以降、各教室にも一枚ずつ貼る予定にしています。書籍(13歳のハローワーク)も1冊ずつですが、各クラスに置いてあります。これらを使って、社会にはいろいろな職業があることを知り、自分自身が社会とどのように関わるかを考えてもらおうと思います。それが本校の目的である「社会で役立つ人間を育てること」につながるのではないでしょうか。A.M.
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