校内研修会の開催
本校には研究部という分掌があり、教員研修や他校見学、相互授業参観、授業アンケートの実施等を通じて教職員の資質向上をはかっています。
今週月曜日から金曜日までは定期考査を行なっていますが、この期間を利用して28日(火)の午後、本年5回目となる校内研修会を開催しました。
今回のテーマは『ちょっと気になるあの生徒』です。本校では生徒のきめ細かい個別指導を行なうために、毎月の職員会議や学年団会議の場を通じて、学習面や生活面、人間関係面において配慮を要する生徒に対する情報の共有化をはかっていますが、これだけでは不十分です。そのためには全教員が個々の生徒に対して感じていることを率直に語り合う機会が必要です。
本日はそれぞれの先生が一番多く教えている学年のグループに入り、学年毎に意見交換を行ないました。私も高校二年の学年に入って先生方からの話を聞きましたが、欠席や遅刻が多いとか服装や頭髪の乱れといった顕著なものだけでなく、授業に対する集中度や顔の表情、言葉づかいといったものにも細心の注意を払っておくことが大切であると感じました。
生徒一人ひとりの心の中を見ることはできませんが、気になる前兆は必ずあるはずです。全教職員が協力して複数の目で生徒を見守っていきたいものです。